お尻が痛い、右のお尻が痛い。

症状的には坐骨神経痛、なのかな。お初の故障個所

 

記録を残します。

 

■発症時期

2025/6/24

 

■症状

右のお尻側面寄りに痛み

起床時など身体が固まっている状態のときは、痛くて動かすのに苦労する

右足を振り出した時、踏み込んだ時、

カクンと力が抜ける系の痛み

歩行時の痛みはほぼないが、走った直後、翌日は明らかにカクンカクン

 

■原因

鯖街道77km、飛騨高山100kmのダメージ

たぶん。

 

■経過

6/21:パークラン後(キロ4)に左ハムに違和感を感じる

最初の違和感は右のおしりではなかった

 

2日間ランオフ

 

6/24:13kmジョグ(5’30/km) ジョグ後、なんか右おしり痛い。

6/25:15kmジョグ(5’40/km) 

ジョグ後、明らかに痛い

歩いていても力が抜けるような痛みでちゃんと歩けない

 

6日間ランオフ

 

7/2:10mジョグ(6’15/km) 

走り出しは力が抜ける痛み発生、走っていると多少ほぐれる

ジョグ後は多少、痛いが大丈夫かなぁ、と。

7/4:15kmジョグ(5’15/km)

走り出しは変わらずやはり力が抜ける痛み

ほぐれてからは普通に走れた、ジョグ後も前日と同じ感じ

7/5:パークラン5km(4’33)

パークラン後は走って帰れず

 

8日間ランオフ

 

7/15:走りたてほやほやの所感を述べるよ

11km(5’36/km)

走り出し~5kmぐらいまで → 着地でおしりいたい、いたい

6km~8kmぐらい → ほぐれ、たような気がするが少々痛い、まぁ我慢できるか

8km~9kmぐらい → ほぐれた!(錯覚)

10km~ラスト → 足があがらない、こけそう。痛い

とぼとぼ徒歩 → 足の振り出しがいたい(´;ω;`)ウゥゥ

 

7/16〜22まで:5日間、各10km程度のお散歩

7/22のお散歩では右お尻は筋肉痛のような痛みに変化。

回復基調ではないか!?と思うが歩き終わりはイマイチな感触。

焦らしてきやがる。

 

7/23:12kmジョグ(5’31/km)

走り出しはイマイチ、ただ筋肉痛のような痛みに変化している

起床時など身体が固まると違和感はまだある

 

7/24:お散歩7km

歩く分にはほぼ気になるところはない

 

7/26:パークラン5km(4’06)

おしりだいじょぶ。翌日も歩行時に気になる事はなし。

寝起きはまだ痛みあり、長い距離走るとまだ悪影響ありそう。

 

7/27:大阪万博で死ぬほど歩く

当日予約含め行きたいパビリオンは1個も予約できず(´;ω;`)ウゥゥ

 

7/29:感覚的に普通にジョグできるだろうと走り出したら

1km足らずでお尻が爆発した。とぼとぼ。

 

7/30:1時間キロ7ジョグ 痛みの質は変わりつつあるよなぁ(感想)

 

8/1~8/15

あら、もうお盆じゃないですか!!(びっくり)

おしりは走り終わりにちょっと痛くなることはあるけど

概ね快方に向かっていると思います!

 

完結させておかないと後で分からなくなる。

8/31段階:気になる痛みなどなし、回復宣言!

 

腕立伏せのやりすぎで痛めた肩が痛くて

もう一生、腕立て伏せができないと思ってたけど

4か月の腕立て伏せオフを経て(7月開始)からまたできるようになったよ。

(あんなにやってたのに今、10回するのがとてもきつい。。)

飛騨高山ウルトラマラソン2025を走ってきました。

 

今回はサブ10やっちゃうぞ!と意気込んで臨んだわけですが

まぁ、、、人生いろいろありますわな。

 

さて大会のスタートは4時半。

 

前日の寝つきはスタートダッシュを決めて

20時には夢の中、そして24時前に起きちゃった。

二度寝を試みるもそわそわして寝付けず。

 

F1が放送されていたので寝ないとなぁと思いつつ視聴。

最近のF1ってエンジン音しないのね。

(ちなみに帰路に立ち寄った鈴鹿SAの個室トイレの音姫は往年の爆音F1カーでした)

 

その後もうまく寝付けず2時前に起き上がる。

おはぎ2個とちっちゃいお稲荷さん3個、おにぎり1個をもぐもぐ。

 

会場には1番乗り。

お花摘みに勤しむべく何回かトイレに行くが

まったく音沙汰がなく、

大会朝のノーヒットノーランは初めてだなぁ。

不安。

 

とは言え、スタート時間は待ってくれない。

よーいどん。

 

(1-10km:51分22秒)

スタートして思ったより人込みがあったので

2kmほどペースを上げて心地よいポジションを取りに行った。

その後は5分少々のマイペースで巡行、なんですけど。

ちょっとした上りの感触がなんかめっちゃ悪い。。

前腿と内ももが固い感じがしていた。

できるだけ力を使わないように気を配って走った。

 

(11km-20km:52’46)

少しずつ上り基調になる区間で15、16kmあたりでグイっと上る。

そのグイっと上る区間で明らかに

「あぁ・・今日のおれ、全然上れない」と確信してしまう。

(後から前年の区間タイムと比較したらそこまで遅くなかった)

(単に前年より感触が猛烈に悪く、いろいろ残念な結果になっただけの模様)

下りに入るとより前腿と内ももはこわばりを増していく。

これ、あかんやつや。

 

(21km-30km:54’21)

明らかに両脚共にこわばりが強い。

ちょっとした上りでペースが思っているよりも落ちる。

下りは衝撃を吸収する余力がどんどん削られていく。

これあかんやつや。

 

(31km-40km:1:00’58)

いざ標高1010mのコース最高地点へ。

ラップだけ見てると一応走ってそう、ではあるけど歩いたような気もする。

カーブを曲がるたびに「最高地点の看板あれ!」と

願うもなかなか姿を現さない、ムキィ――!

そして坂を上り終え、僕は「1度目の死」を迎えるのである。

 

(41km-50km:1:07’08)

40kmを過ぎると待望の下りとなるのですが。

脚がカッチカチに固まっていた。

下れない。あんよがじょうずくない。

 

スクワットを延々と続けているような感覚。

幸いにも攣る兆候はまだなさそうだが、歩いても止まっても痛い。

とにかく両太ももがビッキビキだ。

え、まだ半分以上残ってんじゃん。

 

(51km-60km:1:10’41)

多少のアップダウンはキロ7ぐらいでなんとか進む。

55km目からなぜか脚からリキみが取れ、普通に走れるように。

40kmぐらいから55kmぐらいまでの都合15kmぐらい死亡区間だった。

とは言え、この復活劇は第3関門の丹生エイドまでだった。

約3kmだけの復活。

 

丹生エイドでは飛騨牛焼肉(目玉!)が供されるのでが

ちょっぴり気持ち悪くて食べる気が起きず。

なんたる事か!(泣)

 

丹生エイドから出発すると脚のこわばりと攣りが始まった。

合併症!!

(なるほど止まるとあかんタイプやな、止まるけど)

復活から間もなく「2度目の死」を迎えたのだった。

 

少し走って多めに歩くを繰り返して進むほかない。

 

(61km-70km:1:17’02)

60kmから約2kmはいよいよ千光寺へ続くきつい坂。

ここは当初から歩く事を考えていたので心理的にはホッと一息。

丹生エイドから千光寺の坂道入口まで死んでいたおかげか

脚のこわばりは多少紛れて周囲と同じぐらいには歩けていた。

 

千光寺に至り、エイドで一休み。

そしてここからは下り!ではなく

1km弱の上りが嫌らしく待ち構え、その後ようやく下りが始まる。

走れないよなぁ、と思いきやなぜかここで2度目の復活。

上りをしっかり走り切り、そのまま下りもキロ5少々で走った。

 

(71km-80km:1:13’07)

この区間は概ね平坦でそしてなにも楽しみがない。

虚無の区間。

 

もはや記憶がはるか彼方だが

きっと歩く事も多かったのだろう、タイム的に。

 

(81km-90km:1:32’13)

エイドが待ち遠しくて仕方がない。

胃の吸収力が落ちているが喉は乾くので

水分摂取量は前半に比べて明らかに多くなる。

丹生エイド手前ぐらいからちょっと気持ち悪さがあり、

熱中症の初期症状だったのかもしれない。

 

84km地点ぐらいだったでしょうか。

ちょうど71km組のランナーとコースが分かれる箇所があります。

(71km組はそのまま直進し、1kmほどでゴール地点の場所)

心がへこたれているのも加わって

どっかりと地べたに腰を下ろし、思案した。

このまま直進(=棄権)して帰っちゃおうか、と。

 

84、85kmのラップが合計30分ちょい。

この現場をMさんに発見されご心配をおかけしてしまう。

都合「3度目の死亡」。

 

ここで止める事はきっと後悔する、と思い至り

「ふんが!」と立ちが...、

腕の付け根とわき腹を攣り、

しばし鼻の穴をぷっくり膨らませて仁王立ち。

 

がんばってあるくぞー(棒読み)

 

89、90km目にはラスボス峠が立ちはだかる。

その手前にエイドがあり、どっかりと腰を下ろす。

去年もここでは座って「よし、行くぞ!」

「いや、まだ時期尚早!!」と問答を繰り返したなぁ。

(思い出)

 

なんやかんやで立ち上がり、坂道に挑む。

歩くのに毛が生えた程度だがラスボス峠を走り切った。

えらい。

 

(91km-100km:1:24’23)

ラスボス峠をクリアするとまたエイドがある。

ほんと、たくさんのエイドがあって助かります。

 

しっかりした下りが2kmほどあるのですが

歩いても止まっても足を攣る、

しかも表側、裏側を同時に攣るものだから

伸ばすに伸ばせない攣り地獄。

あっちを立てればこっちが立たず。

 

こりゃどないもならん!!と

地べたにどっかと座り込み、脚を放り出すほかなかった。

「4度目の死亡」。

まだ残り7、8kmあるんだよなぁ、

立つこともままならないのはきついなぁ。

 

ちくたくちくたく(約30分経過)

 

起き上がられるかな。

脚に力が入ると即座に攣る、なんというレスポンスの速さ。

 

かくなる上は!

細心の注意を払い、座っている状態から仰向けに態勢変更。

(腕とわき腹を攣ったのでそのままちょっと休憩)

そこからうつ伏せにトランスフォーム!!(完璧、地面けっこう熱い)

そして四つ這い、近くの岩場を掴み上体を起こし、起立。

あんよがじょうずよーー!!(歓喜)

 

ちょっとずつでも動かなないと固まるだけ。。

歩き、そしてキロ7分半ぐらいで走る事を続けた。

止まったら次走り出せる気力と動く脚はないものとして

ゆっくりでも距離をつぶしていく。

 
するとどうでしょう。
残り5kmぐらいから嘘みたいに攣りの兆候が消え、
キロ6、キロ6を切り、キロ5分半で巡行、
そして上りを含むラストはキロ5分前半までペースアップ。
 
2025年の飛騨高山は4度死に、4度生き返ったレースとなった。
波乱万丈なレースであった、そして記憶は美化されてゆく。
 

 

 

 

 

 

 

 

鯖街道ウルトラマラソン(Aコース 通称、全鯖)を走ってきました。

 

鯖街道というのは福井県小浜市から京都出町柳を結ぶ街道で

主に魚介類を運ぶ物流ルートで鯖の割合が高かったため、

鯖街道と呼ばれるようになったのだとか。

 

全長約77kmになり、峠を3つ超えるハードなコースです。

日常的にこのルートを使ってたなんて昔のひと、すごい。

 

スタートは6時。

ウルトラマラソンなのでのんびり後ろのほうからスタート。

ゲストランナー(女性)ともハイタッチできてご満悦。

ただ直後にマシューさんがハイタッチを要求してきて

すぐさま清らかなおてては汚された。

 

コースは特に交通規制をしておらず、

信号順守の歩道走行のため渋滞に巻き込まれてしまう。

ぐぬぬ、もうちょい前の方からスタートすればよかった。

(いきなり前言撤回コメント)

 

とは言え先は長いので気楽に行きましょう。

スタートからしばらくはマシューさんと並走し、お喋りしながら。

 

スタート時の段階で気温19℃、湿度96%と

早朝からなかなかの蒸し暑さで早々に汗が流れる。

(スタート前から汗びっちゃびちゃも約1名いた(笑))

 

5km過ぎの地点でおぐらさんから応援をいただき、

リクエストした塩タブレットをごそっといただいた。

(これが中盤から後半、めちゃくちゃ役立った)

感謝である。

 

10kmあたりでみやみさんに追いつく。

サムさん、いなまん兄貴の順で先を走っているとの事。

追いつけたらいいなぁ。

 

2個目のエイドでふじやまの兄貴と入れ違い、

「もう疲れました!」と双方エール(?)を交換。

 

16kmぐらいまではロードで峠に向けて高度を上げていく。

17kmぐらいからいよいよ1つ目の山道(根来坂峠)に突入。

地道に徒歩で距離と高度を獲得していく。

 

山道は慣れていない上に苦手なので

同じ徒歩でも他の参加者たちにまぁまぁ抜かれて、というか

道を譲って先に行ってもらう事が多かった。

 

下りに入ったら入ったでへっぴり腰エリートを発揮し、

木にしがみつきながら「お先どうぞー!」って。

山道に慣れている人の下りの速さ、恐るべしです。

 

1つ目の峠をクリアし、25km目ぐらいから再びロードへ。

37km目ぐらいまで下り基調のロード、キロ5そこそこで快調走。

33kmあたりで、いなまん兄貴に追いついた。

 

下り終えると再び高度を上げはじめ、応じてペースも落ちる。

当初ロードは歩くまいと思っていたが、ちょいちょい歩いた。

少し前を行くいなまん兄貴が歩いたら僕も許された気がして歩くのだ。

だって、、、疲れたんだもの。。

 

そういうわけでいなまん兄貴とは10km以上、道を共にした。

ところどころ合流するランナーは

兄貴の足元(台湾サンダルトレイルver.)に興味津々で質問攻めされていた。

 

そうこうしていると2つ目の峠、オグロ坂峠に突入。

べた歩きである。

この峠はつづら折りが何度も何度も続き、てとも心が疲れる。

(コースの下調べをしていないので終わりが不明で余計にきつい)

 

オグロ坂峠をクリアして少しロードを進むと

いよいよラストの峠(杉峠)へ。

ちょうどそこでピンクTシャツを着用したランナーさんと

一緒に走ることになり、歩きがちな上りを走り多めで進む事ができた。

ここを走れたのが9時間切りの大きなポイントだったのかもしれない。

 

杉峠のエイドで「上りはここで終わりでーす!」と

声かけをもらい気持ちは「いえーい!!」

 

だったけどここから鞍馬までの約8kmほどの下りは

まったく「いえーい!!」じゃなかった。

 

急な下り坂。

 

疲れた脚は着地の衝撃を吸収できず、さらに太ももを攣る。

今までも大活躍だったが、ここでさらに大活躍、塩タブレット。

下りの2kmほどを歩くような速度でやり過ごすと

攣りの気配を一掃する事に成功。

 

すごいぞ、塩タブレット。

 

鞍馬まで下り切るとあとは河川敷を含む平坦路。

あと12kmほどか。

 

平坦区間は優しくも厳しい道のりだ。

なぜなら歩く理由がないから。

 

えっほえっほ。

 

今年の河川敷は曇っていてずいぶんマシな気候だと感じた。

そしてゴールが近づくにつれ応援者も増え、気分もあがる。

 

「あと橋2つ越えたらゴールですよー」と声が聞こえる。

もうちょい!

 

えっほえっほ。

 

15時少し前、ゴール。

 

そして猛烈な筋肉痛を残しながらも

2日目にして思い出は美化され、

楽しかった記憶しか残っていない、怖い。