一代目ワラーチを履く機会がなくなったので(二代目が活躍中)、足半に改造しました。(ビブラムシート5mm+ウェットスーツ生地5mmに靴紐)



三角形であることが機能的に優れているということ、縦の長さが13cm、横幅が9cm位の大きさであることの情報だけで、適当に一代目ワラーチにハサミを入れました。

左右とも同じ形になるように切ります。左右が同じであるということは、右足でも、左足でも関係なく履けるということです。

下駄や草履は左右同じであり、右と左を入れかえ履くことが可能になっています。

片減りを無くす、車のタイヤを入れ換えるのと同じ効果があります。

出来上がりは、縦13cm、横10cmと少し大きめですがお構い無く紐を通します。

鼻緒の位置は三角形の頂点の縁から7mm位のところにしました。

左右の穴も適当に開けましたが、それぞれ紐が、親指の付け根の間接、小指の付け根の間接に引っかかる位置がいいのではないかと思います。


履いてみるとこんな感じです。

趾(あしゆび)がソールより飛び出しますので、ソールを掴むように曲がります。(実際、曲げて走るようです。)

履いた感じはなかなか良さそうです。

早速、走ってみました。

コースは第二京阪道の歩道です。結構アップダウンがあります。

足半は、当たり前ですが、足の前の部分しかありませんので、嫌でもフォアフット着地になります。

その際も、小指側からそろーーーと着地するようにします。

ふくらはぎは緊張させません。

膝で着地の衝撃を柔らかく吸収し、地面からの反発力を利用するのと、同時に、肩甲骨を使い、脚を引き上げます。(ふくらはぎのバネで着地の衝撃を吸収し、その反動で脚を上げる運動に変える、というのが裸足ランニングの走り方ですが、楽に走る走り方の基本は、全身を連動させることなので、ふくらはぎ一部分だけに負荷を掛けることには賛同できません。

短距離走ならもつかもしれませんけどね。

もっとも、ふくらはぎのバネも意識して使い走りなさい、ということかもしれませんけど。)

実際、足半を履き、フォアフット着地で走っていると、ふくらはぎのバネ(筋肉)を使うというより、足首の筋や腱を使っている感じです。

踵は地面に軽く触れますが、地面を押すところまではいきません。こんな走り方で長い距離やトレイルが走れるのか疑問です。

6kmほど走ったところで、紐の結びがほどけてしまいました。紐の結び方や通し方には、工夫が必要なようです。

足半で走った感想は、ワラーチよりも走りやすいですが、普段使っていなかったアキレス腱や足首付近の筋を使っているようで、痛みが出そうでした(脛の外側辺り)。そのため、膝を軟らかく使う意識を強めて、予防しました。(痛みは、小指側を意識しすぎが原因?リラックスし自然に着地すると、勝手に小指側が着くのですが。)

もう少し走り込まないと、楽に走ることに足半を履いた走り方が有効かどうかわかりません。楽に走るための骨盤を立てて、肩甲骨で脚を引き上げる走り方に上手く上乗せできればパフォーマンスは上がりそうです。ワラーチよりも走りやすいのですから。

ただし、足半を履いて走ると、ペースが勝手に上がってしまい、ゆっくり走ることが難しくなるのも事実です。

次回はトレイルランニングで足半を試してみようと思います。


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先日、NHKを観ていると、高校野球が中止となり、その代わりにアラスカで行われている犬ぞりレースの番組が放映されていました。(多分、再放送で、何回か放送されていると思います。)

世界一過酷な犬ぞりレース『ユーコン・クエスト』は、アラスカの白い大地、凍てつくユーコン川、命がけの山越え1600kmを10日間で駆け抜けていきます。

注目したのは、犬のスタミナや足の強さは、勿論なのですが(単純計算でも、一日160kmの距離になります。)、犬の足下です。

袋状のブーツを履いていました。

マイナス40℃に下がる気温の中、犬の足の凍傷を防ぐためのものだそうです。


裸足ランニングが注目されるきっかけとなった『Born to run』に登場する、メキシコの秘境チワワ砂漠(標高2000m 夏場30℃ 冬場マイナス20℃過酷な砂漠気候)に住むタラウマラ族。

裸足ばかりで走っているわけでなく、ワラーチというタイヤのゴムと紐で作るサンダルを履くそうです。

彼らの中には、ワラーチを履いて2日間で700kmを走破する強者もいるそうです。


マラソンレースで強さを発揮しているケニア。(標高1700m 平均気温18℃ 空気は乾燥し、夏の軽井沢と言われるほど快適な気候)

NHKのミラクルボディで紹介されたように、学校の通学に裸足で片道10kmを走るそうです。さらに、お昼ご飯を走って家まで食べに帰るのを加えると、一日40kmを裸足で走ることもあるそうです。


これらから、言えることは、裸足はランニングに向いている。ただし、気候などにより、必要最低限の足裏保護は必要である。ということになりそうです。


で、日本はどうなのか?

夏場は、40℃に近づき、冬場では、0℃に近づきます。極寒地になるとそれ以上気温は下がりますし、雪も積もります。裸足だけでは、難しいようです。(平安時代には、既に履き物があったようです。)

夏場はタラウマラ族に倣ってワラーチ。冬場はアラスカに倣って簡易ブーツ(地域によりますが、ワラーチを布などで覆えばいいも。)、気候の良い時期は、ケニアに倣って、裸足になる(路面は選ぶべきですが)、こんな感じでしょうか。


日本の履き物について、調べてみると、最初に思い付くワラジ以外にも結構色々な履き物があります。

下駄、草履、沓(くつ)、足袋、わらの長靴、田畑で使う靴など。

すべて、なにかしらの意味があり使われていました。

その中で、裸足ランニングに使えそうな注目すべき履き物を発見しました。

それは、足半(あしなか)です。


神戸大学大学院 高橋昌明教授
「日本人の歩き方」より


草履を前半分だけ残したような履き物ですが、戦国武将織田信長も履いていたそうです。

これを履き、戦国時代の野山を素早く移動したそうなのです。(それも甲冑を纏って)

この形状から、フォアフットを使うことは、まず間違いなさそうです。

その他、趾の使い方(足半では趾が飛び出します)、踵の使い方、土踏まずの使い方などが確認できるらしいです。

ちょっと試したくなりました。



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飯盛山での裸足トレランが結構走れましたので、少しレベルを上げて、今日はポンポン山です。

神峯山寺の駐車場を裸足でスタートします。


アスファルト道を上り、分かれ道で川久保方面に下ります。

川沿いを少し上ると、川久保尾根との分岐点に出ます。


右の建物を越えたところに、登り口があります。

真っ直ぐ行ってもポンポン山に行けますが、砂利がかなり浮いているので、尾根道を選びました。

いきなり急登から始まります。

裸足では、手をつかなければならない急登を登るのは、現段階、無理がありそうです。苦労し登ります。

この尾根道は、ハイカーもあまり通らないので、落ち葉や小枝などが多く、裸足トレランには不向きでした。

松林の尖った落ち葉はもちろん、広葉樹の落ち葉や小枝も結構痛いです。



さらに、薄暗い湿った尾根道のせいか、丸い体で足の長い蜘蛛のようなザトウムシが多く、裸足で踏みつけると噛まれてしまい、ちくっと痛かったです。(調べてみるとザトウムシはダニの仲間なんですね。)

急な下り坂も登り坂同様に、裸足では難しいです。坂が急なため、フォアフット着地しても踵も同時に着いてしまうのです。

さらに、地盤が弛く、崩れて滑ってしまうのを止めるエッジが裸足には有りません。(裸足の利点は、地盤の弛みを感じることができることです)

そこそこの下り坂では、階段を降りるときのリズムで、趾(あしゆび)の小指側からそろーーーと着地 + 膝を柔らかく使って衝撃を吸収する、の有効性が確認できました。(足裏が痛い路面を走っていると、どうしても、呼吸の乱れ、猫背、骨盤前傾と、良いとこなしになってしまいますので注意が必要です。)

小指側からそろーーーと着地。これは、まるで、毛筆で半紙に字を書く動作のようです。

足先が筆であり、筆先の小指から順番に下ろし、足裏全体を着ける。書き終わった筆を筆先を最後まで残すようにして半紙から放す。踵から上げてつま先を最後に上げる。(分かりにくいかな?)

まあ、何とか分岐点の大杉にたどり着きましたが、足裏が悲鳴を上げていたので、VFFを履くことにしました。(後で考えると、川久保尾根道側より本山寺~ポンポン山の方が裸足トレランには、いいかもです。)

VFFを履いて生き返った足裏でポンポン山に到着。



そういえば、今日は五山送り火です。ここからも見えるかもなんて思いながら、リスタートしました。

VFFを履いてしまえば怖いものなしです。と、思ったところにマムシが出現!

今日のマムシは、私の出現に驚き、一目散に逃げていきました。(この後にも、種類は特定できなかった(ヒバカリ?)のですが、もう一匹)

やっぱり、今年はマムシが多いような気がするけどなー。



無事に本山寺に到着。

ここからは、アスファルト道です。
下り坂での膝の使い方を意識して走り、ゴールしました。

走行距離
裸足 6km
VFF 10km



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