クローバー(ノンフィクション小説) -62ページ目

期待の新人‐5‐


朝7時に出勤

誰もいない……
何すりゃいいんだよ……

いじめか?

しばらくすると1つ上の先輩が出勤。

ここは下っ端から出勤していくみたいだ。

……とりあえず私の仕事は
滅菌されたカストから注射器を取り出し、点滴、注射の準備。

8時すぎに他の先輩達が
続々と出勤してくる。

8時半申し送り

申し送り後、東と西とICUチームに振り分けられ業務開始。

点滴・注射回り、バイタルチェック、
処置、オペ出しetc……



そして昼休み。

期待の新人‐4‐


3交替制だが
しばらくは日勤だけの業務。

朝8時半始業、昼休みが1時間、5時半終業。


とは口だけで……

先輩に朝は8時に来るように言われたからその通りにしたら別の先輩がこっそり来て、

「遅いよ 新人はもっと早く来なきゃ」

「え?でも8時でいいって言われたんですけど」


「そう言われても鵜呑みにしちゃダメ! そうやって試されてるんだよ!!」

何だそれ……

それならそうと
最初から言えばいいだろーが。


それから朝は
7時出勤になった。

期待の新人‐3‐


あたし……

やる気ないのに……

そんなやる気のなさと覇気のない態度が
先輩達の気持ちを逆撫でする。

それに髪は染め直したのに元が金髪だから
周りから見たら茶髪で……

茶髪がご法度の病院でそれが許される自分は
尚更気に食わないだろう。


無言の圧力が
新人への洗礼……


前途多難のスタートを切った。