クローバー(ノンフィクション小説) -58ページ目

翔真との再会‐5‐


ドライブに行ったはいいが……

何だこのドキドキは……
めちゃくちゃ緊張するぞ

キティーちゃんの時計を
抱きしめてみる……

キティーちゃん連れて来てて良かった。
2人きりより全然いい!

それくらい恥ずかしかった。

翔真に初めて会ったのが3ヶ月前……

翔真は自営業で
代表取締役だと言っていた。

そして今、
プー太郎になっていた……

何だそれ。

わたし男運ないな……


翔真がしきりに話しかけてくる

「ねぇ ルナ?」

「ねぇ!!」

「おーい!!!」


あまりの恥ずかしさに……
キティーちゃんと寝たふり……

何やってんだよ

翔真との再会‐4‐


あぁ~もうダメだぁ

絶対連絡ないやろなぁ

何でこんなに強がっちゃうんだろ……
完全に諦めていた。

なのに……
数日後翔真から着信あり!

「暇だからさぁ ドライブでも行かない?」

「行ってあげてもいいよ?」

…………

夜のドライブに行く事になった。

何着て行こ……
髪は?
化粧は?
友達に見せるクールさは微塵もない。

何を思ったのかでっかいキティーちゃんの時計をお供に翔真の車に乗り込んだ。

「は!? 何それ!!」

「キティーちゃんの時計」


「いや、それは分かる。何でそんなの持って来てんの!」

「……魔よけ」

「ルナって天然!!」


「うるさい!!!」

翔真との再会‐3‐


「で、誰?」

「あ、ごめん ルナだよ!覚えてる?」


「おぉ~ルナかぁ どした?」

「いや、部屋の片付けしてたら翔真の名刺があったから……」


「お! まさか 俺の事気になるとか?」

「はぁ?! んなわけないじゃん 名刺とかボッロボロだったんだから!!」
(またそんな強がりを……)

「は?まじひでぇな(笑)」
(いや、そんな事してないし)


「あたしこっちに就職したんだ」

「まじで?じゃあ遊ぼうよ!」


「やだ!!」
(何言ってんだあたし……)

「は? 何それ!?」
(ごもっともです……)


「…遊んでやってもいいけど?」
(消えてなくなれ自分……)

「アハハ 分かったよ 今度暇な時連絡すっから!」

終わった……

何でこうも思ってもない言葉が
次から次に出てくるんだろ。



撃沈した。