翔真との再会‐5‐
何だこのドキドキは……
めちゃくちゃ緊張するぞ
キティーちゃんの時計を
抱きしめてみる……
キティーちゃん連れて来てて良かった。
2人きりより全然いい!
それくらい恥ずかしかった。
翔真に初めて会ったのが3ヶ月前……
翔真は自営業で
代表取締役だと言っていた。
そして今、
プー太郎になっていた……
何だそれ。
わたし男運ないな……
翔真がしきりに話しかけてくる
「ねぇ ルナ?」
「ねぇ!!」
「おーい!!!」
あまりの恥ずかしさに……
キティーちゃんと寝たふり……
何やってんだよ
翔真との再会‐4‐
絶対連絡ないやろなぁ
何でこんなに強がっちゃうんだろ……
完全に諦めていた。
なのに……
数日後翔真から着信あり!
「暇だからさぁ ドライブでも行かない?」
「行ってあげてもいいよ?」
…………
夜のドライブに行く事になった。
何着て行こ……
髪は?
化粧は?
友達に見せるクールさは微塵もない。
何を思ったのかでっかいキティーちゃんの時計をお供に翔真の車に乗り込んだ。
「は!? 何それ!!」
「キティーちゃんの時計」
「いや、それは分かる。何でそんなの持って来てんの!」
「……魔よけ」
「ルナって天然!!」
「うるさい!!!」
翔真との再会‐3‐
「あ、ごめん ルナだよ!覚えてる?」
「おぉ~ルナかぁ どした?」
「いや、部屋の片付けしてたら翔真の名刺があったから……」
「お! まさか 俺の事気になるとか?」
「はぁ?! んなわけないじゃん 名刺とかボッロボロだったんだから!!」
(またそんな強がりを……)
「は?まじひでぇな(笑)」
(いや、そんな事してないし)
「あたしこっちに就職したんだ」
「まじで?じゃあ遊ぼうよ!」
「やだ!!」
(何言ってんだあたし……)
「は? 何それ!?」
(ごもっともです……)
「…遊んでやってもいいけど?」
(消えてなくなれ自分……)
「アハハ 分かったよ 今度暇な時連絡すっから!」
終わった……
何でこうも思ってもない言葉が
次から次に出てくるんだろ。
撃沈した。