クローバー(ノンフィクション小説) -35ページ目

類‐10‐


一緒にご飯も食べに行った。
リエも誘って3人で。

場所は幸也がたまに手伝っているという
小料理屋。

オーナーもいい人で
ほとんど料金を払った事はない。

実家を離れてこの地に残った私とリエを
凄く可愛いがってくれた。

私達もたまに店の手伝いをしたりして……
リエも幸也とはすぐに打ち解けた。



今思えば……
この頃が1番楽しかったかもしれない。

類‐9‐


幸也にその事を伝えると
残念そうではあったが理解してくれた。

それからも変わらず幸也は
会えば笑わせてくれた。


私の闇を知っているかのように……



そんな幸也を
私も弟のように可愛がった。

類‐8‐


幸也が紹介してくれた友達
真人(マサト)

幸也とは幼なじみ。

美容師の卵という事で、
髪を切ってもらう事にした。

ちょうどばっさり切りたい気分だったし……

真人は人見知りが激しくて内気な感じ
誰とでも打ち解けられる幸也とは
対照的だった。

そんな真人だから
幸也は心配してたんだろう……

約束通り真人に会った。
そして髪をカットしてもらって
見習いにしては器用で出来上がりも満足。


ただ、やっぱり恋愛の対象としては
見れなくて……

幸也も真人も可愛い弟位にしか
思えなかった。