クローバー(ノンフィクション小説) -197ページ目
事故の前、推薦で看護学校を
受験するはずだった。
だが推薦では出席日数も重要らしく……
厳しいかもしれないと言われた。
別にいいよ。
看護婦なんて
なりたいとか思ってないし
何がやりたいとか
1つも沸いてこない。
別に……どうでもいいんだ。
担任も来た。
大人は信じてないけど……
この担任だけは
何か憎めなかった。
その担任が本をくれた。
《おたんこナース》
………………何だよこれ。
あぁ
私は看護学校を受験するんだった。
意外な人も来た。
隣に入院していた
おばちゃんの息子。
どこかで見覚えが……
あ!
その息子は兄の高校の同級生で
巷では有名なバンドのボーカルだった。
女子にモテモテな先輩が
おばちゃんの息子だったなんて。
おばちゃん……
仲良くしてて良かったよ
垣間見える普通の自分。

