クローバー(ノンフィクション小説) -198ページ目

お見舞い-2-


もちろんその男は来てくれた。

当時私が好きだった
バンドのCDを持って。

こんなに自分の事を
好きでいてくれる……


それだけで
何故か心が満たされた。

お見舞い-1-


入院中色んな人達が
お見舞いに来てくれた。

クラスの子、部活の子
地元の子、担任……

2年の時、同じクラスで
私の事を好きな男がいて
何回も告っては振られの
繰り返しだったが
全然諦めなかった。 

思えば好きになってくれる男は
みんなそうだった……

ただ私が冷めていただけ。


だけどそうなる事を
期待している自分がいた。


あぁ…
私は必要とされている。
その瞬間が心地良かった…

入院-17-



バレーに沸く
おばちゃん5人と
高校生が1人…

球技は苦手だが……
面白い!


入院中唯一の
楽しみになっていた。