クローバー(ノンフィクション小説) -200ページ目
奇跡だと?
私にしたら絶望だ。
自由に動かない体に
苛立っていた……
その上警察の事情聴取。
説教、説教、説教……
車はかなりスピードが
出ていたそうだ。
この程度で済んだのは
奇跡だと言われた。
親はどう思ってるんだろう…
私は居なくてもいいんだ。
ずっとそう思ってきた…
私の居場所はない。
消えてなくなる事が
唯一の親孝行かもな…
この世と融合できない
もどかしさを感じていた。
だが精密検査の結果は
出血像は綺麗に消え……
医者は奇跡だと言った。
脳出血の疑い…
何かおかしいと思ったんだよな……
親がしつこいし
耳の検査なのに
頭ばっか撮ってるし。

