クローバー(ノンフィクション小説) -166ページ目
ある週末、
和樹はいつも行くラブホではなく
自分の家に来ないかと言ってきた。
和樹は両親と弟と祖母の5人家族。
え……
実家に行くのか?………
家族に紹介したい
そう言った。
この矛盾が
この先自分を
苦しめる事になる。
和樹が
どんどん自分に惹かれていくのが
分かった。
わたしも一緒にいる時は
存分に甘え一途さをアピールした。
多分相手は
誰でもいいんだ……
その時その時で
寂しさを埋めてくれたら……
なのに和樹が友達と遊びに行くと言うと
烈火の如くやきもちを妬いた。
そんな自分が……
理解できなかった。

