クローバー(ノンフィクション小説) -158ページ目
もちろんいきなり別れを告げられた和樹は
納得しなかった。
あぁ……
わたし愛されてたんだあぁ……
わたしほんと酷い女だ
何で?
どうしても。
何で?
どうしても。
……こんなやり取りを
どれだけ繰り返しただろう……
結局
一方的に和樹から離れた。
最低な女だ……
こんなに
大事にしてくれてるのに
私は和樹に
別れを告げた。
和樹を
求めていたわけじゃない
和樹じゃなきゃダメなんだとも
思わなかった。
偽りから始まった恋……
いつか和樹を
本気で愛せたらと思ってた。
でも違う……
違うんだ。

