クローバー(ノンフィクション小説) -120ページ目

仲間‐10‐


そして
クラスの国試対策委員になった。

この時点で
看護婦になる気はまだなかった。

看護婦に向いてるとも
思わなかった……


ただみんなと一緒に
国試に合格したい



それだけだった。

仲間‐9‐


そして……

私のチームは実習はもちろん、
勉強の成績も飛躍的に伸びた。

「ルナは頭良くていいよねぇ」

「何言ってんだ 世の中頭なんてよくなくても四則計算位できれば生きてけるだろ」


「まあねぇ…… ルナは勉強好きなの?」

「あぁ 好きか嫌いかて言われたら好きかもね」


「凄いよね~」

「そんな頭ごなしに勉強したって詰め込みきれねーだろ。 あたしは担当教官の性格、嗜好を観察してどんな問題がでるか、そしてどんな答えを求めてるのか分析してるだけだ」
「要は色々言われんのがめんどくせーだけなんだよ それにあんた達が色々言われるのも嫌だしな」


わたしは
心理学の成績がずば抜けて良かった。

ある人に聞いた。


心理学が優秀な人は
心が病んでる人だと……




何の根拠があって
そんな事を言ったのかは分からない。

仲間‐8‐


そもそも自分がいた実習チームは、
クラスの仲良しグループから1人ずつ集められていた。

他のチームはというと
グループの中から2、3人は同じチームという構成。

私のチームは
始めからバラバラだった。

他のチームからも
絶対うまくいかないと噂されていた。


確かに始めはみんなバラバラだった。


だけど

少しずつ距離を縮めていった。