今日のテーマに興味を持ってくださった方、ありがとうございます!
昨今の日本は、世界から憧れられ、評判は上々。
日本を悪くいう人はまずいないでしょう。
それでもニューヨーカーが驚く日本人の悪習があります。
今日はそれについてです。
日本人の意外な悪習慣。
それはお酒を飲み過ぎることです。
アメリカでは、お酒はドラッグの仲間と考えられていて、日本なら「普通」レベルの飲酒量でもアル中のレッテルを貼られるんです。
以前、ニューヨークタイムズで、
「日本では、泥酔した男性が終電の終点の駅まで乗り過ごし、駅員に発見されてもまだ寝ていることが毎晩のようにある」という記事が紹介され、ものすごく驚かれたことがあります。
会社の仲間とグデングデンになるまで飲んで騒いで、それで絆を深め、また翌日から二日酔いが勲章、なんてのはアメリカではありえない儀式なのです。
お酒を飲んで足元がふらつく、二日酔いになる。飲んでいた時の記憶が飛ぶ。
これ、日本では「お酒の常識的症状」です。
が、アメリカでは明らかにアル中の症状で、リハビリ施設に入るレベルとみなされます。
アメリカにはかつて禁酒法が存在しました。
お酒とは、ドラッグである。
それがアメリカの考え方なのです。
ニューヨークで運転免許を取得した際、
面白い質問がありました。
「以下の中からドラッグカテゴリーに入るものを選びなさい」
というもので、そこにアルコールが入っていたのです。
日本人の常識で考えるとアルコールがドラッグだとは思いません。
ですがこれはひっかけ設問で、実はアルコールはドラッグなんです。
娘が13歳になった時、外部の非営利教育団体を学校にお招きして、「集中ドラッグ教育」なるものを受けました。
教えにきてくれる人は全員、自分自身か、もしくは家族がドラッグ中毒で亡くなった経験のある切実な被害者たちです。
娘たちのクラスを担当してくれた女性は、妹さんが、ある雪の日、友人の家で酔っ払い、雪が積もって見えなくなっていたプールに誤って落ちて、亡くなった人でした。
そこで教えられたのは、アルコールは「脳」に障害を与えるというものでした。
たしかに!
考えてみれば、お酒を飲んで記憶が飛ぶなんて脳に障害をきたしているはず。
尋常の沙汰ではありません。
また、お酒を飲んで気持ちが悪くなり、吐いたりするのも体にいいはずがありません。
だからこそ、お酒の怖さをしっかと学び、そのおつきあいの仕方を大人になるまでに習得してしまう、というのが大人への階段を上がる際の暗黙の了解なのです。
娘が14歳ぐらいになった頃、男子校の仲良したちと、そのだれかの両親の家のパーティに出かけるようになりました。
うちでもそんなパーティを開催し狭い家に30人ぐらいが来たこともなん度もあります。
すると、
どんなに家中の酒瓶を処分しても、一人や二人、お酒を隠し持ってくるんですよね。
たまには、適量の加減がわからず、初めて飲んだ子が具合が悪くなり、エレベーターの中で吐いてしまい、救急車で運ばれるということがありましたっけ。
でも、これ、警察沙汰になってもアルコール途上人に限り、穏便に済まされるのです。
ただし、いい大人が、まだお酒ときちんと付き合えてない。
それは恥ずかしいことであり、リハビリ施設できちんと直そうということになります。
わたしの周囲にもお酒が強い人が何人もいます。
強いため、お付き合いで飲む機会も多いのでしょう。
しかしそれが常習となり、長年飲み続け50代以降ともなると。。。
一眼見て肌の状態が違ってきます。
肌の透明感がなくなり、どんなに美容皮膚科でお金をかけても、その透明感は取り戻せません。
今日はちょっと怖いことを書いてしまいました。
けれど、お酒を飲むことを常習とされている方。
健康のためにも、ぜひ飲酒量を減らす、もしくはきっぱり辞めることを考えてみてくださいませ。
娘が12歳で受けたドラッグ教育。なんとアルコール、咳止め薬、タバコもドラッグです。
ホテルのバーのカウンターで女一人飲むことの意味ご存知でしたか?
ニューヨークではアルコール&タバコになぜここまで厳しいの?
幕末の時代、日本人たちを招いて初めてお酒をふるまったアメリカ人。日本人がどうなったかというと。。。
別ブログで主にファッションのこと、プライベートなことなどを書いています。