システムエンジニアの多才な顔 | だれも書かない★ニューヨーク1%未満★

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日本からは見えにくい、知られざるニューヨークやニューヨーカーのこと、たまにプライベートなことを書いています。

 

ニューヨークから世界の新進ブランドを直輸入でお届けしているRish NYで、システムエンジニアとしてお世話になっているゆみこさん。

 

彼女は、本職はシステムエンジニアで、1とゼロの世界の人です。

けれど、一方で能の舞台にも立たれ、書道もかなりの腕前なのです。

そうそう、以前は乗馬もされていました。

 

こういう2つ、3つの全く違う分野のことを同時進行で嬉々とこなす人、ニューヨークではよく見かけますが、日本にも出てきているんですね。

 

これってとってもいいことだなと思います。

 

 

お面の後ろの書はゆみこさんが書かれたもの。
8年でこの腕前。
大きな書も大胆に書かれます。
 
 
 

 

彼女とは、アメブロを通じてかなり初期の頃に知り合いました。

アメブロさまさまでございます。

 

ありがとうございます!

 

当然、しばらくは「バーチャルの関係」

それからRish NYを立ち上げると、お買い物をしてくださるようになりました。

 

彼女の書かれているブログを読み、どうやらシステムエンジニアをされていると知りました。

そのうち、チャリティのイベントなどにもお越しくださるようになりました。

 

何度かお目にかかった後、お仕事を依頼してみました。

「こんなこと、できますか?」

と、聞くと

「はい、お安いご用です」

と、快諾くださり、トントン拍子で現在に至ります。

 

お仕事でももう10年ぐらいの「おつき愛」でしょうか。

 

 

一時、プライベートで大変なこともあったゆみこさん。

彼女は癌のサバイバーでもいらっしゃいます。

 

そんな頃、わたしにできることはお花をお贈りするぐらい。

この頃はお辛そうでした。

 

それでもお仕事は続けられましたね。

 

それから抗がん剤治療後、ひと段落してお会いすると、まだ短いセシルカットがとっても素敵でした。

 

その後ゆみこさんは、もう髪を染めるのは「やめたわ」となり今はこんな感じです。

グレーヘアがとってもよくお似合いです。

 

 

 

 

 

 

それから、能を始められ、その道を極め、舞台に立つようになられ、さらには書の道に邁進されたあたりから、本当の「好き」が炸裂した様子。

 

ゼロと1の現代世界から、伝統芸能のいにしえ世界に思い切って飛びんだのが性に合っていたのですね。

 

 

今は、仕事は仕事、能と書はパッション。

しっかり両立され、すっかり吹っ切れた面持ちでいらっしゃいます。

 

 

 

ところで。。。

 

昨年、こんな記事をご紹介しました。

週末の意外な顔をもつゴールドマンサックスのCEOのことです。

彼は、なんと週末はDJなのです。

こういう方が50代以降にもどんどん出てきていますね。

 

 
 
 
 
そういえば、手前味噌ですが、わたしの姪っ子ちゃんも、仕事は国家公務員ですが、かつては絵で文部大臣賞だとか、一等賞だとかのすごい賞を受賞するほどの腕前でした。
 
けれど、絵で食べていくのは大変と親に反対され、もう一つのパッションである理数系を仕事に選びました。
 
そして数年前、絵がハンパなく上手な特技を上司に認めてもらい、彼女の描いたポスターがPR用に軽井沢で大きく採用されました。
 
その絵は、仕事時間内に堂々と思う存分取り組んでよかったそうです。
 
 
 
 
 
 
小さい時、あれも好き、これも好き、でもどれも中途半端に終わってしまう。
そんな子いませんでしたか?
 
わたしはそんな子でしたね〜。
 
ピアノも書道も、絵も、そうそうそろばんもしましたがな。
どれもそこそこできるんです。
でも、結局受験勉強前に全部やめちゃって。
 
 
日本って得意なことを伸ばすより
不得意なこともがんばろう
みたいな教育ですもんね。
 
アメリカは、不得意なことは
捨ててもいいから
得意なことを伸ばしましょう
という感じです。
 
 
また、日本では、好きなことが「食べていく」「職業になる」につながらないと、すぐに、やめなさいとなってしまいます。
 
これがアメリカなら、好きなことで食べていけるまでは、得意なことやできることを副業に食いつなぎます。
例えばニューヨークには、俳優やダンサーになる夢を実現させようと全米から大勢の人が集まってきます。
彼らは、本業で食べられるようになるまでは、レストランのウエイターやパーソナルトレーナーなどを副業にしてつなぎます。
 
 
 
好きを最初から仕事にするって難しい。
 
 
もっというと、
大学に上がる時、何を専攻したいかを決めるのでさえ難しい。
何が自分に向いているのか。
それが早い時期にわかる人って少ないのではないでしょうか。
 
 
わたし自身は、大学の専攻は、経済を選びました。
本が好きだったので本来なら国文学科がわたしらしい専攻ですが、数学が得意でどうしても数学で受験したかったのです。
 
文系で数学も受験科目にあるような学科は、なかなかなかったのですが経済ならそれも可能でした。
 
国文学なら大学であえて習わなくても自分で本なら読むだろう。
けれど、経済学は大学で勉強しなくちゃわからないだろうし、自ら知ろうともしないだろう。
 
だからお金を払ってする勉強なら、一人で理解するのが難しいことにしよう。
面白いかどうかはわからないけれど、とりあえず。。。
 
まあ、そんな感じで選びました。
 
おかげで日経新聞に書いてあることがわかるようになりました。
 
金利が上がることがなぜ金融引き締めなのか。
 
まあ、そんなこともわかるようになり、株式投資などもやるようになりました。
こうして意外な方向へ広がっていきました。
 
 
 
 
 
 

さて、今回ゆみこさんからわたしがインスパイアされたのは、

 

びっくりマーク何歳になっても、やってみたいことはどんどんしよう!

 

びっくりマーク深く考えすぎず、まずは趣味として始めてみよう!

 

びっくりマークどれも全くつながりのない分野でも、気にせずやってみよう!

 

一見全く違う二つ、三つのことを遂行していく。

最初は、うまく切り替えるのが難しいかもしれないけれど。

とりあえずやってみる。

 

 

すると、最初はバラバラだったことが、オーケストラの音合わせみたいに、す〜っと1つの音に共鳴しまとまっていく。

 

本業で十分稼げるようになっても、すぐに副業を辞めてしまうのではなく、頑張ってきた副業は続ける。

 

するとそれらがどちらにもいい影響を与え合い、面白さがさらに深まっていく。

 

 

ゆみこさんも、ゼロと1の世界も、

伝統芸能のアートの世界も

どちらも捨てがたく、

両方嬉々としてこなされています!

 

 

 

ということで。。。

 

今日も素晴らしい1日をお過ごしくださいませ!

 

 

 

 
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