NYドラッグ教育「青天の霹靂」 | だれも書かない★ニューヨーク1%未満★

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日本からは見えにくい、知られざるニューヨークやニューヨーカーのこと、たまにプライベートなことを書いています。

みなさま、こんにちは。
コモンるみです。

まずはみなさまにお礼を。
二つ前のコラムでは勇気を出してコメントをくださった方がた、またいつもコメントをくださるみなさま、ありがとうございます!

いつもにもましてうれしく拝見いたしました。
みなさまへのお返事やブログにお邪魔するのは今週末の楽しみです♪


星の数ほどあるブログの中からいただけたご縁です。
何らかのすてきな形で紡いでいきたいですね♪


さて、今日これからの内容は、心臓の悪い人は覚悟して読んでいただくことになります。

タイトルを見て、わたしやわたしの身近なところではまったくもって無縁なお話ね、と思ったあなたも実は、全然無縁じゃないの、という点で背筋がぞっとする内容です。

怖いかもしれないけれど、ぜひ目を通してください。
特に長年の喫煙者、お酒を飲み過ぎる傾向にある方、ステロイド剤に安易に頼っている、またはいた過去がある方、必見です!


というのは、アメリカでのドラッグの定義には、
タバコ、アルコール、ステロイド剤、ひいては多動性障害者(ADHD)にアメリカで処方されるお薬、なんと咳止めのお薬まで!! 取り扱い要注意の「ドラッグ」カテゴリーに入るのです。


そして日本ではまだまだ気軽に考えられている上記の「ドラッグ」をアメリカではドラッグカテゴリーに入れ真剣に取り組んでいます。



さらに、多動性障害者にわたすお薬は、ニューヨークでは一粒5ドルで高校生たちも簡単に手にいれられます。

これを飲むと、集中力が増し、覚醒効果があるため、試験勉強前には有名私立校の優秀な子たちも多くこれに頼っていて問題になっています。

ですが、もちろん、あるんですよ。多動性障害がない方が飲み続けるとこわい副作用が。。。。
ないわけないですよね?



また、マドンナがまるで推進するかのように曲で歌って、自身がティーンのママであるだけに総スカンをくらった、かつてのエクスタシー、現在のMDMAは、高校生、大学生の間では「モリー」という名前で通っているのですが、その副作用が過小評価されています。


というわけで、、、、
これがそのこわい一覧表です。
これは娘の学校から配られたドラッグに関する小冊子の中に掲載されていた写真です。





これらのドラッグは怖いことはだれもが知っていますが、同列にアルコールやタバコ、咳止めの薬があるなんて。
日本人としては目が点になるかもしれません。





12歳で始めるドラッグ教育

娘の学校では本格的なドラッグ教育を12歳で始めます。
外部のドラッグ教育を推進する非営利団体からコーチを招いて集中して徹底して学びます。

臭いものには蓋、怖いものは見ない、は通じません。
箱入りにし、すべてを遠ざけるのではいつまでたっても免疫がつきません。
鉄は熱いうちに打て。
12歳ですべてを叩き込み耐性と拘制をつけようというわけです。

コーチは全員、自身が、または身近な人がドラッグ中毒で亡くなったり、リハビリをした経験がある人ばかりです。
だからおっしゃることに怖いほど迫力があります。


たとえば、娘たちのコーチはこんな経歴の持ち主でした。
お母さんが長年のヘビースモーカー、肺がんで死亡。
妹さんは高校生のとき、雪の降る夜パーティに行ってお酒を飲み泥酔。その家の庭にあったプールが雪で見えなかったためあやまって落ちて死亡。


そんな痛みを味わった人たちがコーチです。
どんだけお話にすごみがあることか。。。。

その彼女たちに、科学的見地から副作用のこわさを逐一学ぶのです。


ですが、、、、、

そこまでしても、やっぱりお酒とかタバコとか、上記の薬とか、試してみたいのが若さなのよね。


で、それはニューヨークに住んでいるからとか、田舎に住んでいるからとか関係ありませんよね?

日本にお住いの方もここらへんでちょっと真剣に考えてみませんか?



食べるものは有機野菜、
美容に、エクササイズにどんなに自分磨きをしていても、
お酒で泥酔したり、タバコを吸っていては、もしかしたらあなたが想像する以上に体を痛みつけているのよ。




タバコだけは今日からやめましょう。


お酒もタバコも習慣になるとこんなことになりますです。


時間をかけてゆっくり自殺。。。。









どうぞみなさま、よい週末を~❤