女性デザイナーが作る服&デートナイト@メトロポリタン美術館 | だれも書かない★ニューヨーク1%未満★

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日本からは見えにくい、知られざるニューヨークやニューヨーカーのこと、たまにプライベートなことを書いています。

 

パンデミックが終わっても

寒い日が続くと

ついついおうちの中で

ぬくぬくと怠惰に過ごしたくなるこの頃

 

 

私の場合は、目がスッキリ見えないのも

その原因の一つ。

 

けれど週末は

寒さも緩み過ごしやすいお天気でした。

 

 

 

ということで徒歩5分以内の

メトロポリタン美術館の

週末のデートナイトに行ってきました。

金曜日と土曜日は

夜9時まで開館しているんです。

 

 

 

今ファッション館で展示されている

女性デザイナーが

女性のために作った服展も

スイスイと見ることができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

週末もぐずついたお天気ですが

気温が緩み心もゆるんで

ホワイトコーデでお出かけしました。

 

 

暖かいと言っても

気温は4度。

 

万全の防寒は必要です。

けれどもう黒は着たくないなら。。。

 

ホワイトオンホワイトで

見た目は春らしく

それでいてしっかり暖かい

というのがミソです。

 

 

 

 

ウール100%のダブルフェイスの

ラップコートに

カシミアウール(30/70)のニットで

暖かさは万全。

 

それでもオフホワイトコーデで

一足早く気持ちは梅春です。

 

 

 

 

 

 

 

 

パンデミックが明けた今、

メトロポリタン美術館前は

いつもすごい人の行列です。

 

 

一時は閉館したままで

天文学的な金額の財宝を抱え

その莫大なセキュリティ保持の費用で

資金的にかなり厳しいという話が

伝わってきていました。

 

 

けれど今や、本当に

たくさんの人で賑わっており

良かった、良かった。

 

 

 

ただ近所に住む人間としては

思い立ったが吉日で

いつでもふらっと行きたいところです。

 

それができないのは残念ですが

時間を選べば大丈夫。

 

 

週末は、メンバー専門の入り口が使え

5時過ぎともなると

さすがに空いていて

スッと入れました。

 

 

金曜日と土曜日のデートナイトは

フリーコンサートや

いろいろなトークショーが催されます。

 

 

メンバー制のダイニングも

21時まで開いています。

 

 

 

 

 

 

今週末は、Corin Leeさんによる

バイオリンの演奏会がありました。

 

 

残念ながら音が館内で割れてしまい

コンサート会場のような感じでは

ないのですが、

全館に音楽が響き渡り

とってもいい雰囲気です。

 

 

 

ファッション館では

女性デザイナーのドレスを集めて

展示されています。

 

 

1920年から現在という感じです。

 

ただ、この展示を見てふと思いました。

 

 

女性が女性のために作る服は

男性デザイナーが作る服と

何かが違う。

 

 

いや、何かが足りてないと

言ったほうがいいかも。

 

何が足りないのだろう。。。

 

 

そんなことを考えながら

見ていきました。

 

 

 

個人的に一番好きだったのはこちらです。

無名のデザイナーのものでした。

 

 

 

 

有名なデザイナーたちの作品も

残念ながら一点ずつの展示です。

 

 

 

ミウッチャ・プラダの作品

父親が始めた会社のデザイナーとして

長年君臨されてきました。

ハードとソフト

繊細さと丈夫さなど

異素材のミックスがうまいデザイナー

 

 

 

1930年代のココ・シャネルの作品。

ええ〜っ!

もっとシャネルらしい作品はないんですか?

と思わず突っ込んでしまいました。

 

 

 

ディオールのデザイナーだったマリア・グラツィア・キウリ

 

 

 

戦後の日本を代表する

世界的デザイナー森英恵

 

 

一見ペラッとしたニット素材がお得意

ソニア・リキエル

けれど彼女のニットは40年後の今も

びくともしません。

 

 

 

 

でも、でも、と見ながら

疑問が沸々と湧いてきました。

 

 

着てみたいと思う服が

一枚もないのです。

 

 

男性(ゲイ含む)デザイナーの作品に比べ

何が足りないのだろう。

 

ずっと考え続けました。

 

 

 

分かりました!

 

 

女性が男性にアピールする

セクシャルな何かが足りない。

 

それはこうも言い換えられるでしょう。

 

雌が雄を惹きつける「何か」

 

それは媚だったり

女性特有の身体のラインの

強調だったり

フェロモンみたいなものだったり

 

 

そんなものが感じられない。

 

 

男性を挑発するために

作られた服は

一枚もないからなのでしょう。

 

 

セクシー過ぎる服も

疲れるけれど

こうも真面目な服ばかりでは

人生退屈だなと感じたのは

わたしだけでしょうか。

 

 

 

6時からはバイオリン演奏

メトロポリタン美術館の強みは

 年齢層が幅広いこと

老若男女が

集まってきています。

 

 

 

 

回廊の向こう側には

ドラマティックな階段があり

1階ロビーが吹き抜けになっています。

 

 

 

 

 

回廊に展示されている

器を見るのがいつもとても楽しみ。

こちらは江戸時代のもの

 

ここの展示の仕方の面白さは

年代や国別で並べず

雰囲気が似ているものなら

ニュージーランドの現代のものも

並べちゃうこと

 

 

 

 

 

 

 

演奏を聴き終わって外に出ると

すっかり夜の帳が下りていました。

 

 

 

 

ご近所のタウンハウスの仏像

 

 

たった2時間のデートナイトですが

寒さも緩み、雨も止んだあとだったので

とても気持ちの良い時間を過ごせました。

 

 

日本にお住まいのみなさま、

月曜日の朝ですね。

 

今週も良い1週間をお過ごしくださいませ。

 

 

 

!別ブログで主にファッションのこと、プライベートなことなどを書いています。

よろしければこちらもお立ち寄りください。

かつてニューヨークのソーシャライトたちがこぞって冬に行ったパームビーチ。

今も少しその名残があります。

 

 
 
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