まずはお知らせから失礼します。
お値打ち価格で重宝するブレスレットが2タイプ発売になっています!
裏側はスエードで直接金属が肌に触れる部分が少ないため
汗などで色褪せる速度を加速する心配がありません。
装着は磁石でぱちっと簡単。
べっ甲っぽいブレスレット
留めるホールは3ヶ所で長さが調整できます。
本物のべっ甲ではないのでサステイナブル。
また汗で色褪せる心配は無用。
世の中にはどんなにお金があっても、買えないものがあります。
ニューヨークにはCoopという住居形態のアパートがあって、どんなにお金を積んでも買えるわけではないのです。
アッパーイーストの一等地に建つアパートはほとんどがCoopです。
購入を考えた場合、まずは物件を見に行きたいですよね。
でも、由緒あるCoopは見ることすらできないのです。
ニューヨークで最も入居が難しいと言われるCoop
740 Park Avenueの物件
通常、一般ショーイングはありません。
伝説的な方々が住み、
びっくりする有名人が入居をお断りされている740 Park avenue
その物件を見せられるのはオーナーと特別契約を交わしているブローカー1人(1チーム)だけ。
まずは、そのブローカーがサクッとバイヤーを審査をします。
年収、資産、職業、人間関係など。今ってそういうの簡単に調べられますよね。
それでこの人なら買える可能性があるとなるとやっと見せてもらえるのです。
で、気に入って、じゃあ買います!
となっても、ああそうですかと売ってもらえるわけじゃない。
住宅ローンを組めても、お断りされる場合もあるのです。
まずはビルの住人たちで組織された委員会にかけられ書類審査。
5年分ぐらいの納税証明書や知人友人、仕事関係の人からの推薦文などを提出し、それにパスすると次は面接審査もあるんです。
面接審査に当たっては、あらかじめSNSでの活動状況も調べられます。
猫ちゃんがいる場合は、プラスアルファで維持費の中にチャージされたり、ワンちゃんは面接を要求するビルも。
ロビーで他の人に吠えないか、エレベーターの中でお利口にしていられるかなどが面接項目です。
それに合格して晴れてペットと一緒に住めるのです。
ところで最近、エルメスも似たような感じになってきてますよね。
いくらお金があってもバッグは簡単には買えない!
先日、銀座、トロント、ニューヨークのエルメスに行きました。
(パンデミック前もあまり行く機会はなかったのですが、どうしても試着したい靴があって)
どこもびっくりするほど混雑していて驚きました。
絶賛不景気中というのはお店にいる限り信じられません。
日本の場合は、行くと番号札を渡されて、待ち時間1時間とか。
これは最上階のバッグを専門に扱うフロアのお話です。
が、お財布がほしくても同様に番号札をもらい、辛抱強く待つ必要があるのです。
もちろん、これは「担当」さんとの予約がないフリーのお客様の場合です。
その時、見ていると、たまたま35cmのペールグレーのバーキンを見せてもらっている女性が通訳をつけてお買い物をしていました。
若いヨーロッパのインフルエンサーらしく(ロシア人っぽい)、店内で自分の写真を自撮りしまくっていました。
35cmのバーキンは今どき持つとしたらかなり大きいです。
買う人はいるのだろうかと思いましたが、いらっしゃるのですね。
ちなみにその時の私の服装はTシャツにジーンズ。
肩には無印の一番小さいトートバックを抱えていました。
ブランドに対するリスペクトが全然見えません。
これで相手にされるわけがない。笑
そこでトロントではエルメスのバッグとサンダルをコーディネイトに加えて行きました。
(なぜかトロントに行くとお買い物モードになるのです)
入り口で予約をとっていましたが、こちらはすぐに案内してくれる方がつきました。
服装の威力はやっぱり大きいと実感しました。
わたしだって、お会いする人や友だちがRish NYで買ってくださったものを身につけていると、正直、涙が出るほど嬉しいですもの。
で、やっとお目当ての靴を試着することができました!
「アカウントはありますか?」
と聞かれました。
今や世界中でのお買い物歴が残り、オンラインでの購入もカウントされます。
とても感じの良い方でした。
ところで、今時、エルメスの直営店では、バッグ全てに「For Display Only」のサインがかかっています。
しかも、パリのエルメス店では、バック購入に関してはあらかじめオンラインで抽選に申し込む必要があります。
それに当たった人だけが予約が取れ、お店の人が商品を見せてくれるのです。
毎日1万人近い申し込みがあるのだとか。
世の中、まともじゃない雰囲気になってきていますよね。
わたしのそれほど多くはないエルメスのバッグ。
20年近く前のケリー32
ニューヨークのエルメス直営店でたまたま棚にあって買ったもの。
ちょうどミッドライフクライシスで
わけもなく「エルメス」が欲しかった頃です。
こちらも同じくニューヨークの直営店で
10年以上前棚にあって買ったピコタンロック
ピコタンだってお店に置いてあるなんて
今では考えられないことですね。
フリーのお客さんはこんな感じで塩対応されるのですが、特別のVIPでも主にバッグ、特にミニケリーはみんながほしい垂涎アイテムで、行ってすぐに買えるわけじゃないのです。
※バーキンとケリーは枠バッグと言って特別枠になり、どんなVIPも通常年間2個までしか買えません。
この背景には、すべて手作業で、生産が追いつかないというのがあります。
ほしい人の需要に、作れる数の供給が追いつかない。
パンデミック以降、とりわけ購入が難しくなっているミニケリー。
可愛いから世界中のインフルエンサーたちがみんなほしいのでしょうね。
これは特別に小さな特注品。
photo/pinterest
ミニケリー20エプソム素材
photo/pinterest
今はカチカチのエプソム素材がインなんですね。
photo/pinterest
ニューヨークの担当さんが「25cmならご用意できる可能性があるけれど、ミニは当分無理ね」と。
かなりのお買い物歴を作ってVIPになって初めて買うチャンスが訪れるということです。
だからお金はあるけれど、長く待ちたくない人は、たとえそれが二倍、三倍のお値段でも、いわゆる「専門店」に流れるのでしょう。
ところが、買えないにも程がある事態を招いたのはどうやらそれだけが理由ではなさそうです。
数年前、パリであっと驚愕する「事件」があったのです。
そのことも全世界での供給に大きな影響を及ぼしているようです。
この続きもじっくり書いてまいります。
いつもご訪問ありがとうございます!
日本は相変わらずの酷暑が続いているようです。
繰り返すようですが、お家の中での脱水症にもくれぐれもお気を付けてください。
特にお年を召した方がいらっしゃる方は、常温のお水をこまめに飲むことをお勧めください!
別ブログで主にファッションや旅のこと、日常のプライベートなことなどを書いています。
【 Rish NYSHOP NOW】
こんなブレスが欲しかった!
べっ甲そっくりさんのバングル
でも実際はべっ甲ではないので
エシカルです。
三つ太さを調整できるホールあり
内側はソフトなスエード
ゴールドチェーンを重ねたブレス
磁石でぱちっと開閉が楽です!
ボートネック両脇にスリット
サイドは編み方が変わる凝ったトップ
各サイズございます!
【 Rish NY 8月4日正午発売】
夏は涼しく年中着られる旬のサテンのワンピース
同色の裏地付き。さすがとリーナタークです。
縫い目やディテールがお値段以上のクチュール級。
164cmで膝が一つ見える丈。
こちらは裏地なしでお得です。
ボレロ丈のジャケットを羽織れば冬のパーティにも。
164cmでこの丈。サイズS着用。
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