贈る喜び、師走の心温まる時間 | だれも書かない★ニューヨーク1%未満★

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日本からは見えにくい、知られざるニューヨークやニューヨーカーのこと、たまにプライベートなことを書いています。

14日は、Inwood House 恒例のクリスマスプレゼント・ラッピングパーティを開催しました。


企業、個人、教会、他のNPOなどから寄付されたものすごい量のプレゼントをラッピングするのが目的のボランティア活動です。



このプレゼントは、


現在妊娠をひかえ、Inwood Houseに収容されているティーン、


(ホームレスシェルターで妊娠したティーン&家庭崩壊のためフォスターケアの保護下で妊娠したティーン)


Inwood Houseを卒業し、小さな子供を抱えてがんばっている女の子たち、


そして、恵まれない家庭の子女が多く通う公立校指定区において、


ソーシャルワーカーの保護下にある家庭など、200以上のファミリーに配布します。






彼女たちが、自分は愛されていると感じることは、愛することを教えることにもつながります。





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小さな子供たちも、大活躍でした。
みんなに褒められ、役に立っていることがうれしくて、帰りたくないようでした。









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暖かい家庭の味を知らないままママになってしまったティーンたち、


また虐待され、崩壊した家庭で育った10代のママをもつ子供たち、


身内からプレゼントなどもらった経験がない子たちばかり。


このシーズンは自殺者が増えることからも想像がつくように、


世間の盛り上がりをよそに、


彼女たちにとってはとても厳しいのが現実です。



だからこそ、年に一度、このシーズンにコミュニティから受け取るプレゼントは、


彼女たちにとって、わたしたちが想像する以上に「意味」があるもの。


だれか自分たちを気にかけてくれる人がいるコミュニティから届くプレゼント、


そこには「生きる糧」とすらなる重みがあります。




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学校帰りにかけつけてくれた女の子たち。



クッキーをいただきながらの楽しい時間でした。



こうして、息をする自然さで、コミュニティサービスやボランティア活動をすることを体得していくのです。



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出産を3月に控えたかおりちゃん、そしてみほちゃん、みやこちゃん。
みなさん、小さなお子さんを預けてかけつけてくださいました。すごくうれしかったです!










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ママは日本で鳥居晴美ちゃんの子供地球基金を手伝ってくださっているれいなちゃん、
ともこさん、そしてのぶえちゃん、ありがとうございます!!!!








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ブログ、NYで女を磨きましょう!  のひでこさんも。いつもうれしいです!!!








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わたしのお隣は、最近NYにこしてらした聖子ちゃん。
なんと3年前小さなトークショーを開催したときも来てくださり、以来のおつきあいです!









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写真は、同じくjunkoちゃんが撮ってくださいました。
中央は職員のジェシカ、右端はパメラ。
その左隣はえつこさん、「NY流魅せる外見イメージ黄金法則」。 を主宰してらっしゃいます。




プレゼントをわざわざ送ってくださったYukikoさん、ありがとうございました!






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写真は同じくjunkoちゃん。ありがとうございます。
アッパーイーストのInwood House、現在30人のティーンが住んでいます。





今日は特別寒い1日になりそうなNYです。


どうぞよい1日を!