最近、インスタでとある子が
「『許す』ってどういうことだと思いますか?」
とストーリーズにあげていました。
SNSでは中学生とはやり取りしないので
その子に直接返信したわけではないのですが
誰かの支えになれば、とここに書きます。
許すとは「悲しみの連鎖を終わらせること」
誰かに傷つけられた。なにか言われた。
大切な人を傷つけられた。ものを壊された。
大事な祖国を攻撃された。
悲しみ・怒りは小さいものから大きいものまで様々ありますが
「誰かに~~された」
という被害者意識がある限り、悲しみのループは止まりません。
たとえば、今のご時世でいえば
「新型コロナを●●に移された」
という悲しみ・怒りの感情は抑えがたいものかもしれません。
しかし、その人だって罹りたくて罹ったわけではないですし
その人だって誰かに移されたわけです。
「あいつに移された、そのせいで…」
という連鎖が止まらない限り、いじめも戦争もなくならないでしょう。
「もとはといえば、感染源の国が悪いんだ!」
などといえば、国同士の争いになってしまいます。
その連鎖を食い止めるのはなにか?と聞かれたときに
「許す」ということだと思うのです。
Not So Different (AI)の歌詞が鳥肌モノ
先日、ミュージックステーションで
「Not so different Remix feat.Awich」
という曲に初めて出逢ったんですね。
歌詞がもう鳥肌立つくらいの凄さで。
全部凄かったですが…一部を抜粋。
だって誰だって皆 storyがあって
人に言えなくて、イタミを抱えて
それがanger, jealousy, hateになって
しまう前に今…
花束を 銃の代わりに
音楽を
惜しむより
一緒に歌を
We're All Human
※feat.バージョンのみの歌詞の一部です
「誰かに~~された」という痛みがあったら
それが「許せない!」というanger(怒り)に変わったり
jealousy(嫉妬)、hate(大嫌い)に変わっていくものですが…
「しまう前に今…」
なにをするか?が問いかけられているようにも思います。
私も聖人君子ではないので
日々怒ったり誰かをうらやんだりしていますよ(笑)
でもそんな感情が湧いたときに
「この悲しみ・怒りの連鎖は、私が断ち切ろう」
と一人ひとりが思うことで、「許す」という感情に近づいていけるのではないでしょうか。