PSO2 ブログ小説・Midnight-Jab =除闇= 12話「追撃の -蝶-」 | ゆっくり☆一緒に☆NGS☆【仮】

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Midnight-Jab =除闇= 11話「追撃・・・神(ゴッド)再び」

http://ameblo.jp/rum-xxx/entry-12257520725.html

前回の話はURLをクリック

 

この物語は、PSO2のjabさん作のキャラクター「除闇」を主人公とした・・・

予測不可能なドラマ(物語)である。

 

Midnight-Jab =除闇=

-the Butterfly-

12話「追撃の -蝶-

 

我々から、逃げられると思うなよ・・・

 

 

 

 

 

◆キャラクター紹介

1~10の多サーバーのキャラクターが複数登場!

(そして増え続けるw・・・出演して欲しい方にはさりげなく・・・声をかけてますw)

(機会があれば・・・本編、ミニ小説等・・・撮影にご協力下さいw)

 

大勢のキャラクター 一覧はこちら☆

01http://ameblo.jp/rum-xxx/entry-12240933231.html

02http://ameblo.jp/rum-xxx/entry-12240940624.html

(集会で見かけた・・・あの人も登場!?)

 

 

 

 

◆前回までのあらすじ

黒鴉率いる・・・秘密組織 -蝶- メンバーが、帝國へ向けて侵攻を開始した。

「ビッグヴァーダー」、「秘密組織 -蝶-」、「帝國惑星派遣軍」(略 帝國軍)3者の間に結ばれていた「和平条約」は破られたのだ。

黒鴉による、大量の栽培ゾンビによる侵攻も・・・苦戦のしながらも、なんとか民間人を脱出させる事に成功した、グラサン達・・・しかし、そこには蓮牙が倒したはずの・・・-蝶- のアンデット「神(ゴッド)」の姿が・・・

雷撃による攻撃で、・・・グラサン、ギンは、その場に倒されてしまう・・・この最強の敵 神(ゴッド)の前に・・・蓮牙は、勝算はあるのか・・・

 

 

 

◆本編

 

正面の門でゾンビ達を迎撃していた、ロナやラムダ達にも撤退の指示が来た。

ロナ

「撤退の合図が来たか・・・どうやら、民間人の脱出が上手く行ったようだ・・・ここでの時間稼ぎの必要も無くなったようだな・・・」

 

ラムダ

「やれやれ・・・そろそろ、ショットガンの弾がなくなるトコだったぜ・・・流石に、弾無しでゾンビとの接近戦になったら・・・逃げるわ・・・噛まれたら・・・多分感染してゾンビになちまうぜ~」

 

ロナ

「フ・・・案ずるな!その時は、私の召喚魔法で・・・ケルベロスを呼んで・・・全てを殲滅してやるさ!お前は、私が守ってやる!w」

 

ラムダ

「・・・・ハハハハ・・・そいつは、嬉しいが・・・オマエの召喚魔法って・・・成功した試しが無いだろう?・・・あの、カエルみたいな・・・カクワネ召喚したトコしか・・・見た事無いぜ・・・」

 

ロナ

「・・・・・・・・・・・・・そんなにハッキリ言うなよ・・・・傷つくだろ・・・・」

 

ラムダ

「おい!ロナ・・・冗談だよ~・・・・そんな泣きそうな顔するなよ・・・」

 

ロナ

「・・・・・・・・・・・・・・・・・この顔は、産まれつきだ・・・・」

そんな、戦線から撤退の指示が出た事に・・・安堵しようとしたその時、

 

「ぎゃ~~~はっはっはっはっはっは!逃げらんねぇぞ!!お前らぁぁぁ~!」

ベルトパンクを纏う・・・アンデット。-蝶- メンバーの幹部の一人。ヴィルヘルムだった。

 

ロナ

「ぁぁぁあああ!!」

ヴィルヘルムは、一瞬の隙をついて、ロナを担ぎ上げ・・・そのまま、誘拐するかのように、正面の門から遠ざかって行った。

 

ラムダ

「ロナァァァァ!!くっそぉぉ!あの野郎ぉぉ!」

急いで助けに行こうとしたが・・・ゾンビ達の群れが接近していて・・・全く前に進めない・・・

 

ラムダ

「くっそぉぉ!!」

ラムダは、押しかけるゾンビにショットガンを乱射。ゾンビを蹴散らして、ロナを救出しようと試みたが・・・ロナを担いだヴィルヘルムは、どんどん奥へ進んで行き・・・見えなくなってしまった。

 

ラムダ

「よくも、ロナを!!」

怒りに震えるラムダは、再びショットガンを構えるが・・・それを静止するかのように、チムール博士が駆けつけた。

 

チムール博士

「撤退です・・・・今、闇雲に銃を乱射しても・・・かえってロナさんに流れ弾が当たる危険性があります・・・流れ弾でゾンビは死にませんが・・・ロナさんへの被弾は、避けるべきです・・・」

 

ラムダ

「だけどよぉ・・・アイツ、さらわれちまった・・・・助けないと・・・」

 

チムール博士

「人質とは・・・生きていて初めて価値があるのです・・・相手も馬鹿ではありません・・・助けられる可能性は、充分あります・・・機を待つのです・・・」

 

ラムダ

「人質の価値とか・・・アンタ!よくも、平気な口調でそんな事言えるな!自分の友達が、誘拐されて・・・アンタは、そんな事が平気で言えるのか?」

 

麻白

「ちょっと!チムール博士が悪い訳じゃないのよ!そんな言い方しないで!!」

勿論、ロナ自身も、チムール博士が悪いとは思っていない・・・仲間の窮地に焦り・・・守れなかった自分の無力さと・・・やり場の無い怒りが、たまたまチムール博士の方へ向かってしまっただけなのだ。

 

ラムダ

「・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

チムール博士

「私も悔しいのです・・・チカラ及ばず、申し訳ありません・・・・もし、まだ怒りが収まらないなら・・・この、クリストファー=チムール=リリーパを全力で殴って下さい。」

 

麻白

「チムール博士!そーいう問題じゃないでしょ??」

 

チムール博士

「いえ・・・私がこの危機を事前に推理し・・・アーマドモジュールGのメンテナンスを終わらせていれば・・・戦局は変っていました・・・こちらが、圧倒的に有利だったハズ・・・」

 

ラムダ

「・・・・・・・・・いや、アタシの言い方が悪かった・・・このお詫びに、今度、ヌーガン エステート サードジェネレーション シャルドネでもご馳走するよ・・・」

 

チムール博士

「ほぉ・・・貴方は、白派ですか・・・ワタシは、赤派です。」

 

ラムダ

「いや・・・白派とか・・・拘りは、無くて・・・」

 

チムール博士

「フ・・・・衝動買い派ですね・・・珍しいモノ見つけると・・・箱買いするタイプですね・・・ワタシの知り合いにアナタと同じような人を知ってますよ・・・クックック・・・」

 

迫り来るゾンビを撃退しつつ、退路を開き・・・正面門の傭兵組みは、一度撤退を始めた・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

ヴィルヘルム

「オイオイ!帝國が撤退を開始したぜ・・・・」

 

「構わん・・・人質はこちらの手の中にある・・・」

 

「オイ・・・女!帝國のアジトの正確な座標と・・・撤退後に移動する再会する場所を言え・・・」

 

ロナ

「そんな事・・・言うもんか・・・・」

ロナは、決して拷問に屈する軍人では無かったが・・・-蝶- のメンバーには、強力なド瞳術使いの赤眼(アカメ)が居たのだ・・・・瞳術とは・・・目を見ることで催眠術の様のモノにかけてしまう事である。

 

「・・・・教えてくれたら・・・オマエを仲間の元へ返してやろう・・・」

 

ロナ

「・・・!!!!・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

赤眼(アカメ)の瞳術に抵抗出来る人間は・・・一人も居ないと言われている。

 

 

 

 

 

 

その頃、帝國の民間人を脱出させた。グラサン、ギンは、援軍に来た蓮牙と合流したが・・・

追撃に来た。

-蝶- 最強の刺客・・・神(ゴッド)の雷撃による攻撃に倒れてしまう。

 

 

蓮牙

「・・・・・・・・・・何故だ・・・オマエは、さっき僕が首を跳ねて仕留めたハズだ・・・いくら、ゾンビの中の上位種族とはいえ・・・クビを跳ねれば・・・その機能は停止するハズだ・・・」

 

神(ゴッド)

「オレはな・・・・禁じられた導具・・・・禁呪法人型変わり身(スケープドール)を自分で作る事が出来る・・・現時点で、あと9個持参している・・・・無くなれば・・・また作れば良い・・・」

 

蓮牙

「・・・・そんな・・・・父さんから、かつてアークスでさえ入手は困難であり・・・現在は存在するしないと言われていた・・・禁呪法(スケープドール)を・・・作れるなんて・・・」

 

神(ゴッド)

「だからこそ・・・-蝶- メンバーの中でもオレは最強であり・・・オレのコードネームは、神(ゴッド)なのだ・・・」

神は、じっくりと蓮牙へ近づいた・・・・蓮牙も交戦体制を取ろうとするが・・・蓮牙は、相手の強さをしっかりと解っている為、うかつには近づかない・・・神(ゴッド)というアンデット・・・チムール博士や麻白が戦っていた時といい・・・今、ギンとグラサンを倒した攻撃といい・・・どうやら、雷撃による攻撃が得意らしい・・・アンドロイドである、ギンとグラサンは、骨格が金属である為相性最悪だが・・・蓮牙自身に、金属が内蔵されている事は無い。

 

あの雷撃の攻撃は、金属の方へ落ちるという事は・・・

 

蓮牙

(よし!!・・・イケルかも知れない・・・)

 

神(ゴッド)

「来ないならこちらから行くぞ・・・イル・ゾンデ(雷速攻撃)!!」

 

蓮牙

「来た!!」

雷を帯びた状態で突進する神(ゴッド)・・・それを回避する蓮牙。

 

神(ゴッド)

「逃げられると思うな!・・・ゾンディール(集束電磁波)!!」

神(ゴッド)は、蓮牙を引き寄せる為にゾンディールを使った。そこを見越して・・・蓮牙は、カタナを投げた。

 

神(ゴッド)

「!!!」

 

 

ドス

 

 

蓮牙

「やった!!思ったとおりだ!金属である刀の方が先に吸い寄せられる・・・計算どおりに・・・奴に刺さった!!」

神(ゴッド)の身体にカタナは、刺さったが・・・・しかし、アンデッドである神(ゴッド)は、何事もなかった顔していた。

 

神(ゴッド)

「お前の作戦とやらは・・・それで・・・終わりか?」

 

蓮牙

「!!!・・・・・効いてない・・・やっぱり頭部を外すと意味が無いのか・・・クッソ!!」

 

神(ゴッド)

「さぁ・・・神に刃を向けた罰を受けるが良い!」

 

蓮牙

「ぁぁぁ・・・・」

蓮牙の頭上に雷雲が立ち込めた・・・

 

神(ゴッド)

「一撃で終わるように・・・少し強めに行くぞ・・・ゾンデ(落雷)!!」

蓮牙の頭上に特大の雷が落ちた。

 

蓮牙

「!!!!!!!!」

死を覚悟した蓮牙に・・・落雷の直撃は無かった。

 

蓮牙

「あ・・・・ああああああああああああ」

 

雷は、落ち無かったのではなく・・・

自身で持ってきたカタナを頭上に掲げ・・・蓮牙の代わりに避雷針になっていた。

大熊大五郎に落ちたのだ。

 

大五郎

「ぐぅぅぅ・・・無事か?息子よ・・・」

大五郎は、蓮牙へ優しく声をかけ・・・ゆっくりと膝を着いた。

 

神(ゴッド)

「軍神・・・元四天王アークスの大五郎か・・・息子の代わりに特大の落雷を受けて・・・自身が先に朽ちるとはな・・・・昔は、戦場の狂気と恐れられた・・・あの鬼人が・・・随分と丸くなった者だ・・・フハハハハハハ!!」

 

蓮牙

「父さん!!なんでだよ・・・3年前と・・・ちっとも変らない!なんでオレなんかの為に・・・命賭けるんだよ!」

 

大五郎

「息子の為に命を賭ける事が出来る・・・それが、人である証なのだ・・・」

 

蓮牙

「人である証・・・・」

 

大五郎

「親という物になればオマエも解る・・・いや、肉親関係であれば・・・兄弟も同じか・・・?・・・フン」

大五郎は、倒れているギンの顔を見て、大五郎は軽く笑った。

 

大五郎

「ぐぅぅぅぅ・・・・」

神(ゴッド)の放った雷が、身体に効いたのか・・・大五郎は、苦痛の声をあげた。

 

蓮牙

「いつも、そうだ・・・オレは、父さんに助けれてばっかり・・・3年間ミラベルさんと修行したのに・・・これじゃ、昔と全く変らないじゃないか・・・」

大五郎の傷ついた姿と、自分の無力さに涙を流す蓮牙。

 

大五郎

「泣くな・・・オマエは、男の子だ・・・・・」

 

神(ゴッド)

「フハハハハハ・・・・敵前涙とは・・・笑止千万!大五郎よ・・・・キサマは、息子の育て方がなっちゃいない・・・・さぁ、親子共々あの世に送ってやるぞ!!」

神(ゴッド)は、自分に刺さった刀を抜き・・・

 

神(ゴッド)

「まずは、大五郎・・・キサマから血祭りにあげてくれるわぁぁ!!」

神(ゴッド)は、力なく膝をついている大五郎目掛けてカタナを投げつけた・・・

 

蓮牙

「危ない!父さぁぁぁぁぁぁぁん!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

神を超える男が目を開けた・・・

 

大熊大五郎 吼える!!

 

 

 

 

つづき

Midnight-Jab =除闇= 13話「不死身の大五郎」

http://ameblo.jp/rum-xxx/entry-12258435734.html

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