Midnight-Jab =除闇= 10話「俺は、右利きだ・・・」
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この物語は、PSO2のjabさん作のキャラクター「除闇」を主人公とした・・・
予測不可能なドラマ(物語)である。
Midnight-Jab =除闇=
-the Butterfly-
11話「追撃・・・神(ゴッド)再び」
◆キャラクター紹介
1~10の多サーバーのキャラクターが複数登場!
(そして増え続けるw・・・出演して欲しい方にはさりげなく・・・声をかけてますw)
(機会があれば・・・本編、ミニ小説等・・・撮影にご協力下さいw)
大勢のキャラクター 一覧はこちら☆
01http://ameblo.jp/rum-xxx/entry-12240933231.html
02http://ameblo.jp/rum-xxx/entry-12240940624.html
(集会で見かけた・・・あの人も登場!?)
◆前回までのあらすじ
黒鴉率いる・・・秘密組織 -蝶- メンバーが、帝國へ向けて侵攻を開始した。
「ビッグヴァーダー」、「秘密組織 -蝶-」、「帝國惑星派遣軍」(略 帝國軍)3者の間に結ばれていた「和平条約」は破られたのだ。
突然の予期せぬ事態に・・・帝國の士官候補生達に危険が迫っていた。
帝國の正面には、ゾンビの大群が迫り、
そして、帝國の上空から黒鴉が、栽培ゾンビの種を撒き・・・
帝國の内部にも栽培ゾンビ繁殖!
帝國の後方には、マガシがさらに、栽培ゾンビを繁殖!
栽培ゾンビは繁殖を繰り返し・・・帝國の人間を約1時間で全て食いつくすという・・・
帝國屈指の実力を持つ、リムがマガシの迎撃にあたり・・・苦戦のすえ、マガシをに勝利する。
リム
「お嬢が出したペナルティーに比べれば・・・どんな任務も大した事は無い・・・・」
◆本編
帝國の中央の広場から、隠し通路を使い、極秘で作った地下通路を使い、民間人を無事に脱出に成功するグラサンとギン。外には、救助用のヘリが数台来ているが・・・民間人が多すぎる為に・・・すぐに全員とは、いかず・・・何回も往復して、民間人を救助していた。
ギン
「ふぅ・・・なんとか、抜け出せたね・・・民間人も無事に脱出出来たし・・・っていうか、良く秘密の抜け道なんかあったのか・・・帝國軍って・・・結構そーいうの多いのか?」
グラサン
「あの、脱出の通路は・・・私が、本部に無許可で作ったものだ・・・おおやけには出来んのだ・・・」
ギン
「無許可って・・・それ、バレたらヤバくないか・・・??」
グラサン
「問題は無い・・・何故なら・・・もう存在しないからだ・・・」
ギン
「・・・・・存在しないって・・・さっき通ってきたじゃねぇか・・・抜け道・・・」
グラサン
「秘密の脱出通路とは・・・本来敵に攻め込まれた時に、最終手段として・・・一度だけ使用する物だ・・・使い終わったら・・・その通路は閉鎖する・・・」
ギン
「閉鎖・・・・・って・・・オマエ・・・まさか・・・」
グラサン
「爆破した。」
ギン
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
グラサン
「地下通路を封鎖する事で追手を遮断し・・・間もなく・・・ここの帝國拠点は、焼き払う。」
ギン
「焼くって・・・・大分無茶するな・・・」
グラサン
「ここの拠点は・・・・もう、栽培ゾンビで埋め尽くされている・・・焼き払うしかあるまい・・・」
グラサン
「・・・・・・!?」
ギン
「やっぱり・・・こっちにも、来やがったぜ・・・栽培ゾンビちゃんがよぉ・・・」
グラサン
「民間人を救助用のヘリに乗せるのには・・・まだ、時間がかかるな・・・」
ギン
「・・・・じゃあ・・・・ちょいと・・・ゾンビちゃんの相手をしてやるか・・・」
グラサン
「・・・・・・・・・・・・ふん・・・・仕方ない・・・・」
ギンとグラサンは、帝國の周辺から沸いて出来た栽培ゾンビの追撃に、戦闘体勢をとる。
ギン
「さぁ、行くぞ!恋華!!」
グラサン
「・・・・・・私の名は、グラス=サン=マイハート中尉だ!・・・何度も言わせるな!」
ギン
「同じ型番だし・・・どっちでも良いだろ?」
グラサン
「・・・・・・・・・・・・・・・・・迷惑だ・・・・」
「ケケケケケケケケケケ・・・・」
栽培ゾンビが猛スピードで迫ってきた。
一瞬で、栽培ゾンビの首が落ちた。
ギン
「おおおおおおおお??・・・・オマエ、蓮牙じゃねぇか??」
蓮牙
「お久しぶりです!ギンさん!!」
蓮牙とは、機動戦艦ビックヴァーダー所属のクルーであり、大熊大五郎の育てた養子である。5歳の時に剣術を極め、次々に剣道の試合で連戦連勝をしている。天才剣士である。
ギン
「すっげぇ~な・・・・」
蓮牙
「ゾンビ達の弱点は、頭部です!頭部を破壊・・・またはクビから切断すれば・・・その機能はストップします。」
ギン
「お~・・・大分研究してるな・・・じゃあさ、そのカタナ貸してくれよ・・・」
蓮牙
「え???」
ギン
「実は、オレ・・・・太刀を家に忘れちゃってさぁ・・・ハハハハ・・・・・いやぁ・・・あの名刀さえあれば・・・オレも・・・大活躍出来るんだけどさ・・・」
グラサン
「・・・・・・・オマエは、元々名刀なんて持ってないだろう・・・・家にあるのは、汚れた木刀だけだろ・・・・」
ギン
「!!!!・・・・・・///////」
蓮牙
「・・・・・・・・・・・・・ギ・・・ギンさん・・・・カタナ・・・もしかして握った事すらないんじゃ・・・」
ギン
「いやいや・・・・オレだって・・・昔は、剣道の有段者だったんだぜ?・・・俺の目が嘘を言ってる目に見えるか??・・・蓮牙!!・・・・オレの・・・銀色の魂がこもった・・・オレの目を見ろ!」
ギンは、ぐいっと蓮牙に顔を近づけた。
蓮牙
「・・・・あ・・・・あの、、顔が近いです!!」
グラサン
「目やにがついてるから・・・間近では見たくないってさ・・・・」
ギン
「目やになんてついてねぇよ!!オマエにも・・・オレの目を良く見せてやろうか!!恋華ぁぁ!!」
今度は、グラサンの方にぐいっと顔を近づけるギン。
グラサン
「顔が・・・近いし・・・戦闘の邪魔・・・・」
蓮牙
「あ・・・やっぱり恋華さんだったのですね・・・・」
グラサン
「撃つぞ・・・」
グラサンは、容赦なく蓮牙に銃を向けた。
蓮牙
「ひぃ!!」
「ケケケケケケケケ・・・・」
ギン、蓮牙、グラサンが、漫才のようなトークをしていると・・・どんどん、栽培ゾンビ達が集まってきた。
蓮牙
「・・・・・・・ちっ・・・囲まれた」
蓮牙は、カタナを構えた。
ギン
「・・・・・・・・オマエが、カタナを使うなら・・・オレは、鞘を借りるわ~」
ギンは、蓮牙の腰に刺さってる鞘を抜き取り・・・バット持つ打者のように構えた。
蓮牙
「・・・・・・・・・・・・・・・・・あの、・・・・あのですね、ギンさん・・・鞘は、そーやって使うものじゃなくてですね・・・抜刀術には・・・鞘は使う訳でしてね・・・」
グラサン
「アハハハハハハ・・・・蓮牙・・・・諦めた方が良い・・・もぉ、その鞘は無事には戻らんぞ・・・・」
蓮牙
「ギンさん・・・・・その鞘・・・・」
ギン
「行くぜ!!」
蓮牙
「返してぇぇぇぇぇ・・・(泣)」
ドカァァァァァァン
蓮牙
「ああああああああああああああ(白目)」
ギンは、思いっきり・・・蓮牙の高級の鶴姫一文字(上杉謙信の使っていた名刀)の鞘をギンは、金属バットのように、栽培ゾンビの頭を砕くのに使ったのだ。
高級感のある艶と模様は、ゾンビの肉片で・・・見る影も無いありさまに・・・
蓮牙
(父さんのくれた・・・僕のお守りがぁぁぁぁ・・・・)
ギン
「おぉぉ!・・・・この鞘、結構切れ味があるなぁぁ!!大事に使わせてもらうぜ!」
次々に、ゾンビ達の頭を砕くの使い続けるギン。
蓮牙
「・・・・・後で、洗っても・・・多分ゾンビの匂いは・・・取れない・・・」
顔面蒼白で、テンションを下げながら、ゾンビの討伐を続ける蓮牙。
グラサン
「・・・・・・・・・・・・・くっくっく・・・・・・」
その様子を笑いを堪えきれずに見ながら、ショットガンでゾンビを討伐するグラサン。
グラサン
「・・・・・・・・・さて、そろそろかな?」
ギン
「・・・・・そろそろって何が?」
帝國の拠点が「ボン」と音を立て爆破したのだ。
蓮牙
「あ・・・・帝國が、爆発した・・・・一体・・・・」
ギン
「オマエ・・・時限式の爆弾をしかけたのか・・・・」
グラサン
「そーいう事だ・・・」
グラサンは、通信機を使い・・・正面の門で戦っているロナやラムダを含める全軍に撤退を呼びかけた。帝國の拠点から民間人の非難が無事に終え・・・現状を立て直す為に、一度兵を引き別の拠点へ撤退するべきだと考えたからだ。
グラサン
「全軍・・・ここの、帝國の拠点は放棄し・・・速やかに撤退しろ!民間人は全員脱出し救助ヘリがこちらに来てくれた。」
蓮牙
「!!!・・・・・アイツ??倒したハズなのに・・・・」
グラサンの通信で呼びかけている中・・・蓮牙は、ぞっとする姿を確認した・・・黒衣(ベルトパンク)を着用した、金髪の男・・・この冷たく見下した目を・・・まだ忘れていない・・・
「逃げられんぞ・・・・」
ギン
「!!・・・・・誰だ、てめぇ・・・・」
蓮牙
「ギンさん・・・・気をつけて!そいつは・・・・」
グラサン
「・・・・・ベルトパンク?・・・・-蝶- の組織の幹部か・・・・オマエが今回の首謀者か?」
ギン
「つまり・・・コイツをぶっ倒せば・・・全部丸く収まるって訳だな・・・見るからにボスっぽい顔してるわな・・・」
蓮牙は、そこら辺の数で攻めるゾンビ達と、このベルトパンクを纏ったアンデッドの実力が段違いである事を知っていた。
3年前に、大五郎神社襲撃を受け・・・大五郎自身は、アンデッド4人を圧倒するチカラを見せたが・・・蓮牙自信は全く歯が立たなかった事を覚えているからだ。
http://ameblo.jp/rum-xxx/entry-12197615978.html(参照)
蓮牙が3年前 -蝶- メンバーのアンデットとの死闘を描くお話しw URLをクリック
蓮牙
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
ギン
「行くぜ!!」
グラサン
「デリートする!」
ギンは急接近し、鞘で殴りかかりに・・・グラサンは、左に回りショットガンで、頭部を狙いに行く。一撃で仕留めに行くつもりだった。
蓮牙
「・・・・・・・・・そいつは、危険だ!・・・普通のゾンビとは違うんだ!」
「イル・ゾンデ(雷速攻撃)!!」
ベルトパンクを纏ったアンデットは、身体に雷を纏い、急激にスピードを出し、ギンの持つ鞘に大振りの近接打撃攻撃を回避した。そして、グラサンとギンのちょうど真ん中に立った。
「ゾンディール(集束電磁波)!!」
ギン
「うお!!」
グラサン
「・・・・・・・・・・・・・身体が・・・・」
蓮牙は、事前に間合いを取り、後ろへバク転しながらなんとか回避するが・・・ギンとグラサンは、ベルトパンクを纏うアンデットの方へ吸い寄せられてしまった。
ギンとグラサンは、アンドロイドである為、身体の中に金属の骨格を持っており・・・この攻撃に対する耐性が全く無いのだ。
「ナ・ゾンデ(広範囲連続雷撃)!」
アンデッドの身体から広範囲に雷撃が広がり・・・ギンとグラサンは、完全にショートしてしまった。
ギン
「・・・・・・・・・・・・・・・・・(白目)」
グラサン
「・・・・・・・・・・・・・・・・・(白目)」
蓮牙
「・・・・・・・・・・何故だ・・・オマエは、さっき僕が首を跳ねて仕留めたハズだ・・・いくら、ゾンビの中の上位種族とはいえ・・・クビを跳ねれば・・・その機能は停止するハズだ・・・」
「オレはな・・・・禁じられた導具・・・・」
「禁呪法人型変わり身(スケープドール)を自分で作る事が出来る・・・現時点で、あと9個持参している・・・・無くなれば・・・また作れば良い・・・」
禁呪法人型変わり身(スケープドール)とは、持ち主が、戦闘不能になった際・・・そのスケープドールが身代わりとなり・・・戦闘不能の状態を回避出来る。なお、戦闘不能になる度にスケープドール一づつ消滅していく。スケープドールの所持数が多ければ何度でも、戦闘不能を回避出来るのだ。
しかし・・・このスケープドールの使用は、あまりにも邪道であると言われ・・・アークスが居なくなった・・・この世界では使用を禁止され現在は手に入らなくなっている。
蓮牙
「・・・・そんな・・・・父さんから、かつてアークスでさえ入手は困難であり・・・現在は存在するしないと言われていた・・・禁呪法(スケープドール)を・・・作れるなんて・・・」
「だからこそ・・・-蝶- メンバーの中でもオレは最強であり・・・オレのコードネームは、神(ゴッド)なのだ・・・」
帝國の拠点からの脱出に成功!
民間人の救助に成功!
しかし、それを逃がさず・・・と言わんばかりに
-蝶- メンバー最強の刺客
神(ゴッド)が現われた。
しかも、禁呪法人型変わり身(スケープドール)を
自分で作るという・・・反則(課金)ヤロウ・・・
蓮牙の命運は・・・いかに・・・
つづき
Midnight-Jab =除闇= 12話「追撃の -蝶-」
http://ameblo.jp/rum-xxx/entry-12258190609.html
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