こんにちは。九州産業大学心理学講師 木村聡子です。
これまでのことを振り返って、起業した経緯を書いています^^
大学院では、アルバイトで家庭教師をたくさん担当しました。
中学生をメインに教えていましたが、わたしの担当で、成績が上がらなかった子は、皆無でしたよ(笑)
彼女たちには、単に、2つのことを教えただけです。
1【勉強する環境を整えること】
2【勉強の仕方】
成績が悪かった子たちは、実は、頭が良い子ばかりなのです。
ただ、机の上に漫画やおもちゃが並んでいて、集中できない環境だったこと。
机用のスタンドがないために、手元が暗く、気分まで暗くなっていたこと。
教科書を軽視して、基礎が身についていなかったこと。
授業中、ノートを取らないので、説明を聞いていなかったこと。
答え合わせのあと、正解するまでやり直す習慣がなかったこと
わからないときに、質問をすることを避け、その場をごまかして過ごすクセがあったこと
など、たんに「うまくいかないやり方」を、くり返していただけでした。
こんな状態では、実力を発揮できなくて当たり前です。
また、彼女たちは、自分のことを【バカだから】【できないから】と、平気で、あきらめていました。
わたしは、彼女たちに、大学で教えている心理学の一部を話し(記憶の仕組みなど)
こう、伝えました。
木「○○ちゃん今の話し、わかったろ? 大学生で習う話しよ。」
木「大学生のレベルの話しがわかったとやけん、○○ちゃんがバカなわけ、なかろーもん」
木「どうね?」
中学生たちは、目をキラキラと輝かせて、「うんっ!!」
と、大きくうなずいてくれるのです。
あとは、予習と復習の仕方、勉強の順番、問題集の本当の使い方を教えて
彼女たちが、勝手に、がんばるだけでした。
一度、わかる喜びを知れば、勉強が楽しいのは当たり前で
放っておいても、自発的に夢中で勉強するようになります。
これで、苦手科目の英語で英検3級合格、E判定からの志望校合格、
テスト5教科合計250点から3週間で360点、英語45点から82点など。
はっきりとした、結果が出てました。
中学生ちゃんたちは素直で、「この高校に行きたい♪」と
まっすぐな情熱と、明確な目標を持っていたことも、助かりましたね^^
家庭教師を続けたことは、教えて結果を出す成功体験の積み重ねができました。
はじめて起業したいと思った頃のこと【起業日記1】
まず、はじめにやったこと【起業日記2】
まずは、名刺を作りました【起業日記3】
あっさりやめて大学院へ(博士課程)【起業日記4】
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