ところ変われば、スタバも変わる?! ~奈良旅行⑦~ | そろそろ、ソロ活

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大安寺から再びてくてくと小1時間ほど歩き、奈良市の中心部へ。

 

次の目的地は、興福寺

 

こちらも南都七大寺のひとつで、奈良のシンボルともいえる国宝の五重塔が有名です。

 

 

ただ、肝心の五重塔は現在修復中。

 

明治以降120年ぶりの大修復だそうで、8年かかるとか。

 

ということは、修復が完了する頃には私は何歳になっているんだろう...?

 

頭の中で計算して、うん、まだまだ行けるはず!と再訪を心に誓ったのでした。

 

 

ちょうど北円堂が、春季の特別開帳中。

 

運慶晩年の傑作である、弥勒如来像(国宝)などが拝観できました。

 

まるで人間の心を隅々まで見渡し、そしてすべてを許してくださるかのようなまなざし。

 

仏像の知識が全くない私でも何か特別なものを感じて、しばらくその場を動けないほどでした。

 

 

興福寺のすぐふもとにある猿沢池まで下りていくと、池のほとりにスタバを発見。

 

朝ご飯を食べていなかったので、ちょっと一服しようと近づいて行ったら、その少し先になにやら人だかりが。

 

 

見に行ってみると、中谷屋というよもぎ餅で有名な和菓子屋さんでした。

 

できたてのよもぎ餅を1個から買えるようだったので、さっそく並んでみることに。

 

行列にはなっていましたが、回転が速いので10分ほどで購入できました。

 

つきたてほやほやのよもぎ餅はまだほんのりと温かく、持ち方を間違えると垂れてしまいそうなほど柔らかい。

 

 

スタバまで戻ってコーヒーをテイクアウトし、猿沢池のほとりのベンチでいただくことに。

 

よもぎ餅はふわふわと、お餅とは思えないほど軽い食べ心地。

 

中に入っている粒あんも甘さ控えめで、コーヒーのお供にピッタリです。

 

コーヒーを片手に水面に映る興福寺の五重塔を眺めつつ、つきたてのお餅を頬張る。


しばし、この上なく贅沢な時間を味わいました。