午後からの自由参加のアクティビティとして、13時から日替わりの仏教体験が行われます。
この日のメニューは『枯山水線引き体験』
本堂の前にある枯山水の庭に実際に線を引いてみる、という内容です。
まずは副住職によるお庭の説明から。
京都の建仁寺や高台寺などの庭園も手掛けた「平成の小堀遠州」と称される北山安夫氏によるお庭で、「無量寿庭」という銘がついているんだそう。
そしていよいよ、実際の線引き体験です。
最初にお庭の真ん中に通っている小道に沿って、真っすぐな線を引く練習。
運動場などをならずトンボに歯が付いたような道具を引きずって線を描いていくのですが、結構大きくて重たいのにビックリでした。
次に一人ずつ、円を描かせてもらいます。
「真ん中の一番小さい円に集中してください。中心を決めて、その周りにできるだけ小さな円を描くイメージで。」
と副住職の説明がありましたが、真っすぐ線を引くのに比べるとかなり難易度が上がります。
中心の一点を決めてその周りに円を描くだけなのに、なぜか微妙にズレてしまいそうになる。
修正しようにも、既に引いてしまった線は取り消せないので、最後まで描き切るしかありません。
中には楕円になったり、ナルトみたいに最後が繋がらない形になる方もいるんだそう。
四苦八苦しながら私が描いた円が、コチラ。
ギリギリ円にはなったけれど、「中心が少し大きすぎるなぁ」と途中から見ていたご住職に指摘されました。
む、難しい...!
キリスト教思想家として有名な内村鑑三は、「心理は円形にあらず、楕円形である」という言葉を残しているそうです。
これは、真理は固定的なものではなく、2つの中心(焦点)を持つ動的で歪なものであることを表現しているんだとか。
そう考えれば、石庭の円も真円ではなく多少楕円の方が仏教的な思想には合っているのかも?!

















