お話し上手 | ru企画の朗読

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札幌座の俳優・西田薫が2018年に朗読のためのru企画を立ち上げました。これまでの朗読公演の記録や今後の予定など、朗読について掲載して行きたいと思います。別ブログ「西田薫の北海道生活」に掲載している朗読に関するページを集めたものになります。

 

 

豊平館で花嫁さんと花婿さんの写真撮影に出くわすことが度々ある。この日も晴天の中、二組の写真撮影が行われていた。

 

 

 

 

NHKアナウンサー福井慎二さんとの出会いは数年前の公開ラジオ番組でご一緒した時。

 

お隣から聴こえるあまりにも美しい声と日本語にニヤけてしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

福井さんが朗読講座をお持ちになっていることを知り見学させて頂いた。

 

またもやお隣から聴こえる美しい声と日本語にうっとりしながら終始ニヤニヤしっぱなしだった。

 

そして何と分かりやすくお話されることか。

 

以前やはりアナウンサーの五十嵐いおりさんがステージでお話しされているのを聞いた後に「お話し上手ですね〜」とお伝えしたら「プロですから(笑)」とお答え頂いた。

 

私もバカなことを言ったものだと思ったが、心から上手だなと思い伝えずにはいられなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

芝居の台詞は別として人前で話すことが苦手でずっと避けてきたが、札幌に来てからそうは言っていられないことが多くなってきた。

 

ましてやこの時代、自分の言葉で表現する大切さを痛感している。

 

先日、とある決起集会なる場所で決意表明をした。

 

そんな大したものではないが、次々と壇上で挨拶する人々に交じって一言。

 

それを見ていた知人から、腰が引けていてプロの表現者としての挨拶になっていないと指摘を受けた。

 

むむむむむーっ、、挨拶にもプロとアマチュアがあったのか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プロの表現者として人前で話せるようになることを今年の目標にしようか。

 

そう意識するようになったからか、ワークショップなどで話している自分を俯瞰するとものすごく手を動かし説明していることに気づく。いや普段の会話でもそうかもしれない。

 

言葉だけでは足りないと思ってしまうのか、表現過多になっていると感じるこの頃である。

 

そういえば結婚当初に夫から、芝居臭い話し方や表情をすると指摘をされたことを思い出す。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プロの表現者として大人の話し方となるよう意識してみようか。

 

意識することで少しは変化があるかもしれない。

 

福井さんの朗読講座では、受講生同士がお互いの感想を言い合う時間を設けていた。

 

とても良いなぁと感じた。

 

人の読みをしっかり聴き言葉で伝える。大切なことだ。いつか自分のワークショップでも取り入れてみようと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

福井さんも私のワークショップに遊びに来てくださり一緒に参加してくださった。

 

ベテランであるにも関わらず、決して上から目線にはならず一緒に楽しんでくださった。

 

素敵な大人である。

 

私もれっきとした大人であるが、私の周りには素敵な先輩達が沢山いてくれる。

 

しっかりと学んでいこう。