Meathead
おいおいホーミー、ボードスポーツなんて元々チームスポーツをやってる連中を「あいつらはゲイだ」ってバカにしてたような不良外人が始めたもんだぜ?
ムキムキのアメフト部の連中を『Meathead』(脳まで筋肉)って呼んで笑い飛ばしてたんだ。
学校をサボってビール飲み、いつからあるか分からない冷蔵庫のピザを食い、鍵のかからないオンボロのピックアップで毎週パーティーに繰り出してはget wastedしてたような連中さ。
そんな連中を団体だ協会だに所属させる事自体間違ってるんだよ。
あいつらは自分よりイケてるクールなヤツの言う事しか聞かない。
イケてるって、ただヤバイトリックができるとかだけじゃなくて、ライフスタイルそのものがクールって事だ。
そしてあいつらの目は確かだ。クールかどうかと、タダで酒が飲める場所を嗅ぎつける能力はズバ抜けてる。
あと競技として採点する事も難しいと常々思ってたんだ。
スタイルも何もない 、ただいっぱい回っただけのスピントリックよりも、ド渋なレイト気味の180の方に私は魅了される。
しかし実際のコンテストにおいては後者の方が非常に低く採点されるのが現状だ。
まぁスタイリッシュの定義は千差万別だからトリックの難易度で採点するのが一番解りやすい事も知ってるんだけどね。
色々背負ってきた物や経験がスタイルにも反映されるから同じトリックにしても説得力が全然違うからこれまた難しいとこだよね。
彼らは得点やランキングの前に、最高にクールな『遊び』に真剣に向き合ってるだけなのだ、ってホワイトハウスの連中も言ってるぜ。
【Stakes are high】
プリント技術や機材の発達により、誰でもアパレルの『ブランド』を始める事ができるようになったよね。
小ロットからもプリントできちゃうし、スクリーンプリントに使うスクリーンだって普通に発注できちゃう。マーケットの縮小と相反し、まさにブランド戦国時代に突入していると言っても過言ではない。
誰でも簡単にブランドを始められる反面、それを継続させる事が容易ではない事を知らない人が多いと感じたのでペンを取った次第です(ペンではない)。
誰だって一つや二つ位ならかっこいいデザインができるもんだ。
しかし、ブランドとなった以上継続してコレクションをリリースして行くことが大前提であり、ビジネスとしてやる以上、売れなければ意味がない。
ここ2、3年の間で現れて消えていったブランドは数えきれない程ある。
いくつかのビッグネームさえも時代のスピードについていけずシーンから消えていった。
毎シーズン売れそうなかっこいいデザインやアイテムを作り続ける作業は困難を極め、そのストレスは我々一般消費者の想像を絶する。
どんなテキスタイルが流行る、どんなスタイルが売れる等は、リサーチをすればだいたい流れは掴める。
それを自分達がどのように取り込みアレンジするかがキーだ。
しかしそのアウトプット方法を誤ると死活問題に直結してくるんだ。
大量生産される無味無臭の大衆ブランドには当てはまらないが、ブランドの作り手や、顔となる人のステータスに応じて、そのブランドの規模やポジションが決まってくるように思う。
あまり良い表現ではないかもしれないが、作る側より高いステータスを持った人達には売れないからだ。
ミジンコのような人が作ったブランドには興味がわかないだろ?
『買う』という行為には少なからず『憧れ』とブランドに『フィール』できるかが関わってくると思う。
少なくとも私はそうだ。
貴方も自分がかっこいいと思う、着てて恥ずかしくない物を意識せずに選んでいるはずだ。
それは作り手の人柄や、バックボーンが潜在的に影響しているんだ。
こんな中毒性の高いハイリスクなゲームでハスリンし、長年ブランドをキープし続けている先輩、友人達にはリスペクトの念しかない。
人々から憧れ、愛される人が作るクールで魅力的なブランドが増える事を願うばかりだ。
著:ルイテック
#FM局の記憶
あれは97か98年頃だった。
街外れにある大学のキャンパス内に学生達が運営するローカルのFMラジオ局があったんだ。
ラジオ局と言っても有志達が各々の開いた時間に細々と音楽を流す程度で、当時はオンエアされている時間の方が少ない位の本当のローカル放送局だった。
ある秋の日。僕が所属していたクルーの一人がウマい事して、ラジオ番組の枠をもらってきたんだ。
確か木曜の夜9時からの2時間だったと思う。
その日から僕達は曲がりなりにもラジオ番組のホストになったのだ。
キャンパスの外れのホールの裏手にその小さな放送局はあった。
入口には毎週コーヒーの紙カップが簡易灰皿として置かれてたが、これを置いている人に会う事は一度もなかった。
基本無人だ。
重たい絞りハンドル式の防音ドアを開けて入るスタジオはいつもヒンヤリとしていた。
メインの電源をバチンと入れると、僕には分らない色々な『何か』が次々と立ちあがり、機材の覗き窓から見える針達が一瞬振り切れてから正しい数値の場所を指す。
内部の小さなファンが回り始めたり機器が起動していくと、スタジオが独特の通電音に満たされて行く。
同時に僕の中にも何かがハッキリと入り込んできたのを今でも鮮明に覚えている。
その番組は『Underground Hip-Hop Show』と名付けられた。
おかしな話だか当時は今ほど『Underground』と言う言葉がセルアウトしていなかったので高校生だった僕には特別クールに聞こえた。
今このタイトルだとアングラ系Hip-Hopだけを流す番組みたいだが、当時はHip-Hop自体がアングラだったので、Death RowからRawkusまで何でもかけていた。
もちろん全てヴァイナルだ。
スクラッチショウケースやフリースタイル等もあり、なかなか本格的な内容だったと思う。
フリースタイルはちょいちょいチョークするし、笑いが絶えなかった。
いっちょまえにオンエア中にリクエストを受け付けていたが、いわゆる一般の方からのリクエストラインは僕が通っていた間は一度も鳴る事はなかった。
黄色のファーストダウンにウッドランドカモのパンツをはいた僕はソファーに腰掛け、ひたすら頭をふっていた。
先日フト気になり、その放送局を検索してみると立派なウェブサイトがあり、月~日まで番組表もビッチリと埋まり立派なレディオステーションとなっていた。
その頃一緒だったメンバーの一人は今でもラップをしていると聞いた。
DJだったやつはセレクトショップをやっていて夏には3店舗目を出すようだ。
もう20年近く前の話になるがその頃の音楽的基準が今も僕のスタンダードとなっている。
#FM局の記憶
【Satisfaction】
私は現状に満足している。
国際情勢や環境問題等、もちろん問題は山積しているが、無関心とか向上心がないとかではなく、現状を踏まえた上で非常に恵まれた環境だと思う。
素晴らしい友人、諸先輩方が国内外にいて、いつでも歓迎してくれる。
食べる物にも困らず、雨風しのげる家もあり、今のところ健康だし仕事もある。
不平不満ばかりを並べ、自分が置かれている環境を政治や社会に責任転嫁し、ただただミドルフィンガーを立ててるようなヤツはどの時代に生まれていても同じ事をしているだろう。
反骨精神を向上心に変換できる人もいるが、多くはただのヘイトで終わる。
そうなると『理由無き反抗』となりもはやロックスターなんじゃないか?的な様相を呈しちゃう。
それよりも今自分が置かれている環境を把握し、それをいかに楽しく、充実した物にするか、改善する事を考えた方がよっぽど健康的ではなかろうか?
著:ルイテック
国際情勢や環境問題等、もちろん問題は山積しているが、無関心とか向上心がないとかではなく、現状を踏まえた上で非常に恵まれた環境だと思う。
素晴らしい友人、諸先輩方が国内外にいて、いつでも歓迎してくれる。
食べる物にも困らず、雨風しのげる家もあり、今のところ健康だし仕事もある。
不平不満ばかりを並べ、自分が置かれている環境を政治や社会に責任転嫁し、ただただミドルフィンガーを立ててるようなヤツはどの時代に生まれていても同じ事をしているだろう。
反骨精神を向上心に変換できる人もいるが、多くはただのヘイトで終わる。
そうなると『理由無き反抗』となりもはやロックスターなんじゃないか?的な様相を呈しちゃう。
それよりも今自分が置かれている環境を把握し、それをいかに楽しく、充実した物にするか、改善する事を考えた方がよっぽど健康的ではなかろうか?
著:ルイテック
#grandhopeparkの記憶
ライダーやアーティスト、モデル等、人前に立ち、多くの注目を集める人達の中で自分がサポートされているブランドや関わる企業の広告塔である事を意識できている人はどれだけいるだろう?
これは昨年末、某氏とした何気ない立ち話の内容が今のシーンに欠けている事をピタリと言い当てていた事を思い出し、その内容を記す為に筆を取った次第である(筆ではない)。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
ラッキーな事に、狭いカルチャーながらも私達に注目が集まるようになり多くのリスペクトを受けるようになった。
注目される以上、自分達のブランドを含め、サポートをしてくれているブランドの広告塔となり、プロダクトの良さを多くの人々に知ってもらう事を常に頭に置くようにしているよ。
ただ自然なバランスを崩さない程度に留めている、誰だってビジネス、ビジネスしていたら寄りついてこなくなってしまうからね。
何か売りつけられるんじゃないかって思われるようになったら終わりさ、人は離れて行ってしまう。
だから何気ない会話の流れでジャケットを誉められたら「これはMatixのジャケットなんだ、クールだろ?~で買えるから試してみてよ、ちなみにこのデニムもそうなんだ、イカしてるだろ?」とか「クールなソックスだね、それはStanceソックスだろ?僕も持ってるけど調子イイよね」って具合に、近い距離で自分達が本当にイイと思っている物を勧めるようにしてるね。
すぐその場で何かが売れるワケじゃないけど、その人の頭には何かが残るはずだからね。
それが明日なのか、来週なのか来年なのかは分らないけど、実際に手に取ってもらえるチャンスを少しでも増やそうとしてるんだ。
細かいと思うかも知れないけど、最近そういう事をみんなサボり過ぎだと思う。
snsにポストして終わり。 インスタントなプロモーションも重要だけどそれはだれにでもできる事なんだ。
自分達にしかできないアプローチ方法をもっと探すべきだと思うね。
もう誰かが着たり使ったりしてるだけで物が売れる時代じゃない。
ファンは作れない、生まれる物なんだ。
一人のブランドのファン、ロイヤルカスタマーを生み出すって事は実はものすごく大変な事なんだ。
自分達が好きなブランドや物を多くの人々に知ってもらい、納得して使ってもらうのが一番理想的だし、ビジネスとして考えてもより安定する事は分ってるんだけどね。
だってそうだろ?
OLD NAVYならどこのモールでも同じデザイン(彼は「安全なデザイン」と表現していた)のTシャツが$8で買えるんだ。
フードコートに行けば5人は同じTシャツ着たヤツに会えるぞ。
そこを私達のブランドだって事で、ガレージでハンドプリントしたTシャツを$25出して買ってくれるファン達がいる。
ブランドとはそういう物なんだよね、「誰が」「どこに」向けて発信するかで付加価値を見出す事がキーなんだ。
キーが何なのかは発信する側と受けての組み合わせ次第でいくらでもある。
つまらない安全なTシャツを買うヤツが3人いるより、私達の$25のTシャツを買ってくれるファンが1人いる方がブランドにとって重要だと思うよ。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
ある寒い日の午後、ぬるくなった缶コーヒーがことさら苦く感じたのを私は今でも鮮明に覚えている。
著:ルイテック 訳:ルイテック
#grandhopeparkの記憶