昔からよく、
操縦性のヤマハ、エンジンパワーのホンダみたいに言われることが多いのですが、私はこの発言は短絡的でニュアンスもちょっと作為的だと思っています
パワーで言うのなら、昔からパワーを出し易い2サイクルエンジンのバイクを多く作って来たヤマハやスズキ、カワサキにはハイパワーを売りにしたバイクは幾らでもありますし、
操縦性に関しても最近のバイク雑誌で考察している他にも、以前取り上げた阿部ちゃん(選手)のコメントとそれを裏付けするような成績が示すように、決してホンダの操縦性が劣っているとか悪いとは言い切れないと私は思っています
リブログした元記事は250ccのフロント16インチを採用したモデルに限定して書きましたが、オートバイの場合は更にライダーの乗り方やライディングフォームやスタイルが、そのモデルの評価に影響します❗️
いわゆるハングオン(オフ)で走る人、リーンインで走る人、リーンウィズで走る人(私はこのタイプです)、リーンアウトで走る人。
突っ込み重視のライディングスタイルをする人(水谷選手とか)と、立ち上がり重視のタイプ(木下選手とか)では、そもそもバイクのセッティングに求める要件は違って当たり前ですからね
それ等を踏まえた上で特定のオートバイの評価をしないと、的外れなことを言って阿部ちゃんの発言で見たように、苦言を呈することもあるでしょう
そのモデルの作られた年代やタイヤ、サスペンションの違いも加味しなければ適切な評価は出来ないと思います。
以前ご紹介した記事でFZR400に乗っていた子に誘われて、地元では有名な山岳部のスカイラインに走りに行ったことがありますが、髙荷重をかけて走ることを前提として作られた同車も乗り手が適切に扱えなくて、
型遅れで重くてアンダーパワーである筈のCB400Four-1に乗り、リーンウィズで走る私に全く付いて来れませんでした
幾ら優れたハンドリングのマシンでも、見た目だけハングオンしてても、バイクの良さを引き出せないようでは宝の持ち腐れでしかありませんし、
型遅れで重くてリヤサスの動きが硬くストロークが少なくても、パワーが少なくてタイヤが細くても、それに見合った乗り方をすれば充分に走れると言うことですね