昨年の4戦4勝無敗馬ソウルスターリングは50%超える支持率を裏切って桜花賞馬とならなかった。それでも「オークス」の(優)も3連馬券にもは関わる為の3着席に残留したので、桜花賞で加算しなかったオークス馬となった。翌年、昇格する「(G3)チューリップ賞」に「阪神JF」の力関係は、そのままハメ込んだのだが、その(優)を1着枠に持ち込む事無かったのは、その「桜花賞」が「第77回」だからとか「取消」だからという理由づけには納得行かないが、結局、1着枠に持ち込まれたのは「FR」の2、3着の(優)であった。現物の桜花賞馬は「FR」の賞金が積算されていた。
連対構造的には、桜花賞馬レーヌミノルも2着馬リスグラシューもトライアルの賞金を1着加算していない2頭である。馬券を担当した3頭は、「阪神JF」の3頭であり、今年の「チューリップ賞」と同じメンツである。昨年の「桜花賞」と同じ事が起こったG2昇格「チューリップ賞」であった。
同じ4戦4勝馬であるラッキーライラックとソウルスターリングの違いは多く存在するし「夏季デビューの新馬勝歴を持ち、東京→阪神→阪神と言う経路」を持つ素性という意味では同じだが、今年の新種牡馬産駒は、その新馬戦が牝馬限定であったり、総ての戦歴がマイルのみだったり、ソウルスターリングとの相違点は当然存在するのである。前フリなのか否か?それが問題だ。