北の大地では、早々に2歳戦が稼働し、夏季番組稼働へと動き出すと同時に、また多忙に時間費消の時期がやって来るのは自業自得だが、中央競馬では、GWシリーズまでの硲の時期で気が緩みとの戦いとなる。そんな中、土曜重賞の表題戦も出走馬を確定した。
今年、賞金別定規定を変更し、絵に描いた通りの出走構成は、旧規定でも増量にならない戦歴の総てを排除、前年戦*3着同枠馬を含む一部を現級「府中S」に追いやったが、それは多重登録に因るもの。その煽りで、前年2着現物馬リラヴァティも除外となった。
増量馬の存在しない別定戦であっても、格上不在でレベルアップとアナウンスされるのだろうが、それが正当の評価か否かは判らない。寄稿のように「55キロ→54キロで得したやつ 53キロ→54キロで損したやつ(引用)」という判断も、それが「能検戦」なのか「救済戦」なのかで、対極となる。起用性を司る周辺も主催者が同じことを繰り返せない呪縛から離れられないから、番組常駐は出来ない。キーホースは前年登録歴を持つハピネスダンサーとオツウが、連勝好きの競馬ファンはシャルール推しなのだろうか。G1を単勝18番人気で3着に逃げ粘ったミナレット(前5)もいるが...綱を嘉藤に戻した。マイル化した「阪神」が人気馬2頭の逆位で決まった影響とは?