記念だから3歳馬同居枠から1着馬を出したのかなんて事は知らないが2008年の3歳馬エスポワールシチーは、翌年の2月には、G1馬へと昇華した。それまでの同馬は、エリートと言うにはかなり不足した戦歴の持主で、初加算を芝に固執した為に、6戦を要し、それに見切りをつけたのが3歳夏の小倉。そこから今は無き「トパーズS」まで本競走を含み4連勝の快進撃という3歳馬。だが、2008年戦が特別であったかどうかは、各自判断すれば宜しいが、「一過性」でも「単発」でも「記念」でも無い「昇格戦」。昨年の1着馬フィールザスマートは「総武S」でも1着起用されたが先週の「武蔵野S」では8着枠に配置されて如き身分である。キーホースは「銀嶺(ダ14)」でも「秋嶺(ダ16)」でもない「赤富士(ダ21)」のクライスマイル。
