南武特別 ~クラシックディスタンスの条件特別~15頭立 | リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

◆片岡勁太は実在しない「番組表」という虚像を読み解こうとするが我々は「競馬番組」の実体を解き析かす点で全く別物である。日本中央競馬会は、その名の下で施行される競馬番組の中で「何が勝っても構わないレース」の存在を許諾する事は皆無である。

 

「南武」は関西では馴染みが薄いが一応、中山「総武」などと共に「武蔵」系鉄道名となる。そんな事よりも東京芝2400Mで施行される下級条件特別の存在意義とは何なのか?当然、この距離で施行される下級戦は総じて救済戦であるのは当然で、3歳クラシクを弾かれた戦歴や、トライアルで歩いてしまった戦歴が集まる。
 この1000万以下クラスは平場も含み「1回東京」から、この「5回東京」までの各開催に必ず1番組は編成され、現行番組では、この「南武特別」が、そのケツモチを担当している。ダービー当日の「青嵐賞」もその1つである。他には「芦ノ湖」「本栖湖」「箱根」「陣馬」などによって組織。今年の特別登録馬らにも、それら同場同距離戦を勝った馬やら、2着惜敗、惨敗した戦歴が存在する。
 これまで3歳か4歳馬を救済して来た当該戦が昨年5歳馬それもセン馬を1着起用した点に違和感であり、それをどのように今年が受け入れるか?だが、当研は「継承」を想定、フェスティヴイェルの枠と出走するのが前提だが3歳馬レジェントロックが[地]のまま出走なら同枠馬にも注目したい。