国際G3認定「アルテミスS」から見る「第20回秋華賞」 | リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

◆片岡勁太は実在しない「番組表」という虚像を読み解こうとするが我々は「競馬番組」の実体を解き析かす点で全く別物である。日本中央競馬会は、その名の下で施行される競馬番組の中で「何が勝っても構わないレース」の存在を許諾する事は皆無である。

 今週から3場開催となり、施行日に、ゴソゴソとブログ更新は出来ないと思われるので、アレコレと、ルーチン以外で、思い立った事を、気が向いた時には単純に書き留めておく。

 「アルテミスS」が正式に国際G3戦となった現3歳世代にとって最後の馬齢限定牝馬G1競走が施行される。新設重賞、そして重賞であった「アルテミスS」の代表を務めた1着馬コレクターアイテムも、マーブルカテドラルも、その賞金加算のみで出走を果たした過去の「秋華賞」。
 前者は「桜花賞」も「秋華賞」も15着であった(オークス不出走)。 後者は、春クラシックを皆勤して1ケタ着順に何とか粘るが「クイーンS(*3着同枠)」から臨戦の「秋華賞」は16着。しかし、その枠は除外発生戦1着枠であった。
 今年のココロノアイは、「チューリップ賞」でさらに賞金加算と(優)を獲得して、過去の2頭とは一線を画するが「桜花賞」が10着、「オークス」では取消馬同枠配置で7着に終わる。そのココロノアイの「秋華賞」は、最内「1枠01番」ゲートに配置された。アルテミスS1着馬配置枠と接触する枠が連対するという事象を只の偶然に追い落とした同馬の「秋華賞」はどんな発色をするだろうか。