ローテッドと聞いても、大概の競馬ファンの記憶には(P馬で持っている人以外では)残っていないだろう。では、(外)アルビアーノはどうだろう。微妙な空気が流れそうであるw。今年の牝馬クラシックを俯瞰すると、当研の眼に異様に映ったのが、「(祝)フラワーカップ」1着馬が、そこに何ら物申す事無く経過した今年の時間である。その1着馬が(外)アルビアーノで、同馬は、(外)開放以前の日本競馬のクラシック空間のような時間を過ごしている。その時代に活躍した外国産馬に倣って「第20回NHKマイルカップ」を直行で2着している。その後、「関東オークス」を経て、先般の「オータムハンデ」に53.0キロで出走し、単勝1番人気馬に推挙、2着同枠馬として代用枠戦を演出した。
(外)開放以降のクラシックに於いて、初めて1着起用が叶った「フラワーカップ」であるから、当初、我々の周りでの注目を集めたものだが、同馬の牝馬限定戦歴は、それが唯一である。
「NHKマイルカップ」と「秋華賞」が同じ時間軸の置かれていることは衆知であるが、春と秋に分断された、これらの因果関係は、かなり独善的な解釈が必要なようである。
そこで、同馬の代替馬として、牝馬クラシックを走ったのが、ローテッドというコジつけと言われようが、そういう結論である。同馬のディープインパクト産駒のはしくれとして1100万円の収得賞金を加算した。
だが、「第20回秋華賞」には、出走しないから、ここで俄然注目を集めるのがキャットコインという事になるのは、誰の目にも明らかという事ww
別に記事を纏めようと思ったが、今年の「第20回NHKマイルカップ」が「皐月賞」敗退馬の1着起用によってリベンジ戦になった点も「第20回秋華賞」検証に織り込むことが可能である。




