新卒研修No.2~埋められない圧倒的な差 | ヤウのあれこれ

ヤウのあれこれ

偏差値38の元落ちこぼれが色んなことについて書いてみる

どうも皆さん、ヤウです。

 

新卒研修の初日。

 

9:30~20:30という長い拘束時間がそろそろ終わりを迎えようとしていた。これから3か月間、毎日この時間帯はプログラミングをし続けなければならない。

 

疲れ切った私は帰りの準備を始めていた。その時届いた一通メール。500人いる同期の一人が7つの課題のうち、一つに合格したという連絡だった。

 

雷に打たれたような衝撃を受けた。

 

自分は資料に書かれている意味を一日中考えても全く理解できていなかったのに、初日で合格してしまう人がいることに。

 

これだけの差があるのか。。。

 

就活全滅の時と同じように、焦りが生まれてきた。

 

いや、でも大丈夫。なんたって、海外大学院で勉強して成果を出してきたんだから。そう簡単に俺が負けるはずがない。

 

大学院と同じような頑張りをすればチャンスがあるはず。

 

何とか気持ちを立て直して初日は終わった。

 

しかし、一日、二日と時間が経っても資料に書いてあることが理解できるようになることはなかった。書いてある言葉がわからな過ぎて、片っ端から検索してみても、説明に使われている言葉が分からず、再び検索を繰り返す。

 

その作業を延々と繰り返しても、最初に知りたかった言葉の意味が分かることはなく時間だけが過ぎていく。

 

一方、周りは課題をドンドンこなしていく。焦りが生まれないわけがなかった。しかも席順は成績順。常に比べられているようで本当につらかった。

 

壁となっていたのはプログラミング言語が全く分からないということ。Javaなど一度もやったことがないので説明を読んでも何が何だか全く分からなかった。

 

そして会社のPCがインターネットにつながっていなかったことも大きい。ネット検索ができないので進捗が遅くなってしまった。

 

2週間、3週間と経っても全く見当がつかず、途方に暮れてしまっていた。何度、逃げ出そうと思ったかわからない。研修中、大声をあげて叫びたい気持ちに何度もかられた。

 

成績が悪い人は社長からも、「君たちは問題です。できれば早くやめてほしいと思っている」とまで言われ、自尊心は再びボロボロになっていた。

 

この時の心境は筆舌に尽くしがたいものがある。同じような状況にある人と飲み会を開いたとき、こんな発言が飛び出た。

 

「この中にいる人で、通勤時に電車にひかれたほうが楽と一瞬でも思った人いる?」

 

この質問に対して、その場にいた全員が手を挙げた。

 

今思い出しても、この状況は異常だ。新卒入社した人をここまで追いつめて、いったいどんな意味があるんだろう。

 

優しく丁寧に接するだけが良いことだとは思わないが、精神的にここまで追いつめるのは決して正しいことだとは思えない。

 

会社から精神的に追いつめられる状況はさらに続いた。

 

ある日、トコトン成績が悪い人が本社に20人ほど呼び出された。この時、私は悟った。

 

「ああ、せっかく苦労して入社した会社なのに、もう退職届を書かされるのか。俺の人生はこの後どうなるんだろう。。。」

 

20人ほどが入る狭い部屋へと通され、社員が語り始めた。