どうも皆さん、ヤウです。
「先日、社長からも話があったと思いますが、今この部屋にいるあなた達は同期500人の中でも最下位にいる人です。なぜ、ここまで悪くなったのか、自分で原因を考えてみてください。
成績が悪いからと言って今すぐ会社を辞めろ、とは言いません。
ここで一つ質問をします。この中で本当に全力で課題に取り組んでいる人は何人いますか?手を挙げてください。」
私は恐るおそる、手を挙げた。顔は下を向いたまま。あのとき、何人が手を挙げたのかは分からない。
「なるほど。わかりました。」
「全力でやっている人も、そうでない人にも言います。厳しいかもしれませんが、よく聞いてください。」
「あなた達が費やしてきたこの数ヵ月間、この時間は失敗だったと思ってください。」
言葉も出なかった。胸に突き刺さった。
何も考えられなくなった。真っ白になった。
「俺が費やしてきたこの数ヵ月間、毎日毎日、深夜までプログラミングについて調べて、それでもわからなくて。メチャクチャに頑張っても、一歩も進めない。
プログラミングがわからな過ぎて、検索を延々と繰り返す。そんな夜を毎日のように過ごしてきた。
それでも俺は出された課題に対して逃げずに、手を抜かずに全力でやってきた。
そんな時間が失敗だなんて・・・」
今でもこの時のショックは忘れない。というか、一生忘れることはないだろう。
社員に手を挙げろと言われた時、俺は手を挙げた。顔は下を向いていた。その理由は、落ち込んでいたからではない。
怖かったからだ。
自分がこれだけ一生懸命に課題に取り組み、それでもなお結果が出ない。
一方、同期はサボっている人もいれば、頑張っている人もいた。ただ様子を見て、私ほどに一生懸命になってやっている人はいなかった。
あんまり頑張らずに、サボってやっている人の方があの部屋には多かったように思う。
自分の全力=同期のサボった実力
こうなっている事実は、何となくだが前から分かっていた。
顔が下を向いていたのは、この事実を目の当たりにするのが怖かったからだ。
もしあの時、私以外にだれも手を挙げていなかったとしたら、自分の全力と同期のサボった実力が同レベルということになってしまう。
一生懸命やったことが報われなくてもしょうがないときはあると思う。しかし、全力で頑張ったことが周りのサボりと同じ結果しか出せない事実は受け入れることができなかった。