Monthly Artist File-THE VOICE-米津玄師 | 本日の空模様

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おはようございます。

今月、毎週土曜日、全5回にわたり米津玄師さんがラジオのパーソナリティを務められます。


前回、アルバムBOOTLEGをリリースされてから2年9か月後の今年8月、NEWアルバムSTRAY SHEEPが出ますが、その関連もありでしょう。

 

あれからそんなに経ったとは!あの時も、アルバムに対する思いや、曲ができた経緯など事細かに語るラジオ番組があったりして、とても面白かった。

 

というわけで、今回も楽しみに、逃さず全部聴きたいと思います。




いやもうほんと、またもや興味深い内容だし、宇宙初公開の新曲も聴けちゃったし、ほくほくですよ。

 

ゲストにRADWIMPSの野田洋次郎さんがいらして、今回お二人でコラボした曲があるのでそれについてのことだったり、出会ったきっかけとか色々。。

このあとメモ程度に残しておこうと思いますが、タイムフリーでまだあと6日間も聴けるから皆さん聴いた方がいいです。

 

Monthly Artist File -THE VOICE- | TOKYO FM | 2020/08/01/土  17:00-17:55 http://radiko.jp/share/?sid=FMT&t=20200801170022

 

 

この、PLACEBO+野田洋次郎 っていう新曲がもう最高に良い曲なので、アルバムにも収録されているんですけどそれが届く前に何度も聴いちゃいます。↓

 

 

米:今回PLACEBOって曲で洋次郎さんに参加していただいて、ああいう曲ができたわけですけど、確かに知り合って5年くらいたって今になってようやく実現したっていう感じはありつつ、最初にデモを渡したじゃないですか、そんときぶっちゃけどう思いました?

 

野:いや意外だった、ラインでも送ったけど、逆に新鮮だったよね、自分が米津とやるとしたら今だったらこんな感じかなってなんとなくあるじゃない、誘ってもらってるから、そっからまったく違う角度から来たから、すごいびっくりしたけど、でもやってみてすごい合点がいったというか、あぁなるほどって、アルバムが見えていたわけだし米津は。そんなかでのそのPLACEBOっていう曲の見え方があるんだろうなっていうのをやってみて理解した感じ。

 

米:なんかけっこう俺にとってはPLACEBOっていう曲は、あれは洋次郎さんとやるにあたって個人的には違和感ないことだったんですよね

 

野:ていうか半年前くらいに声をかけてくれてたよね、ちょっとやりたいのがあるんですよ、って2~3回飲みに行くたびに言われてて、早く渡せよって、頭んなかにあるんですよって言われて

 

(※写真は後日のZIPより)

 

米:確かに洋次郎さんと俺がふたりで曲を作るってなるとこういう形に落ち着くだろうなっていう客観的な視点でみえる形っていうのは確かにわかるんですよ、二人でやるならこういう形だろうなってみんなが思ってるような形が明確にあると思っていて

 

野:それと俺のイメージしてるのが一緒かわかんないけど

 

米:俺はあんまりそういうところには行きたくなかったっていうのがあって、もう少しこうはたから見て意外な形であった上で、俺にとってはものすごくこう合点がいく形というか

 

野:挑戦的だしね

 

米:プライベートで二人で会うと、一緒にデュエットしたりするじゃないですか、有心論とか。あの高揚感っていうものが俺にとってはものすごく大きなものがあって

 

 

野:今回俺もすごいあった

 

米:俺はアレをやりたかったんですよね、新しい曲で、お互いのなんらかの掛け合いがあって、否が応にも心が躍るようなもので、レコーディングの段階で掛け合いをまた追加したりとかして、俺はあのレコーディングはほんとにすごく楽しかった

 

 

野:楽しかった~俺もなんか何回でも歌いたくなったし

 

米:ほんとに自然な流れでしたね自分にとっては。洋次郎さんとやるっていうんであればこういう形なんじゃないかって、だからそこにあまり迷いも特になくて、考えることもなく手を動かしていたら曲がああいう形になったっていう

 

野:なんか夏だからなのか夏ぽさも感じつつ不思議な高揚感というか、歌詞も含めて、米津節だなっていう、なんか言葉回しも不思議だよね、当然だけど俺だったら絶対浮かばないなっていう

 

米:俺は結構韻を踏むのが好きなんですけど、韻を踏むその気持ちよさとか、譜わりの言葉のリズムの気持ちよさっていうものをたぶん一番明確に教えてもらったのはRADWIMPSであるなっていう感じはしますね

 

野:嬉しい・・確かにあなたの韻の踏み方は面白いな~自分の血液にして、自分で吐き出している感じが

 

米:どういう風に受け止められますかねぇ

 

野:みんなわくわくするよね、これはたぶん。

 

米:想像してたような形ではないだろうなとは思うんですけど、でも好きになってくれるんじゃないかな

 

野:とってもいい裏切りもある、でも素晴らしい曲ですよね

 

米:いや~そういってくれるとほんとありがたいですよね

 

野:じゃぁ、あれやっちゃえば?ラジオDJ風のやつ、ちょっと聞きたいなここいらでそろそろ

 

米:えーじゃあ、宇宙初公開、米津玄師フィーチャリング野田洋次郎PLACEBOぜひ聴いてください


(44分くらいから聴けます↓この辺かな・・)

Monthly Artist File -THE VOICE- | TOKYO FM | 2020/08/01/土  17:00-17:55 http://radiko.jp/share/?sid=FMT&t=20200801174349

 

 

こんな立派なインタビュー記事が、雑誌を買わなくても読めちゃう時代。。いいですね。

 

 

野田さんと米津さん、こうしてかしこまった場、仕事で会うのはライブを一緒にやって以来初めてなのだそうで。

「こっぱずかしいすね」

 

「ラジオとか、だって、喋れるの?」

 

「いままでずっとそういうのから逃げ続けてきたんですけどいよいよもう逃げることはできないだろうっていうことで」

 

 

 

RADWIMPSの蛍が流れたあと。。

 

米:この曲は俺が高校生の時にほんと初めてぐらいにラッドと初めて出会って、この曲を聴いたときの衝撃たるや、ものすごく残ってて、サビで8分の6拍子になったりとかトリッキーなんだけど高校生の時の自分の寂寥感とか寂しさとかとものすごく一致する感じがあって、この人はいったいどういう人なんだろうと興味をいだくに至った一曲かもしれないですね。

 

そんとき高校1,2年生だったと思うんですけど、高校で流行ってて、主に女の子がめちゃくちゃ聴いてて、当時歌詞画っていうのがあって、ミュージシャンの歌詞を待ち受けにするっていうそういう文化があったんですけど、RADWIMPSが覇権を握っている感じがあって、みんななんかRADWIMPSの歌詞を携帯の待ち受けにしてて、そこで興味持ったっていうのが最初の出会いかもしれないですね

 

野:なんかもう自分の高校時代くそだったみたいなさぁ、言うじゃない、どういう・・・?

 

米:だいぶ内向的な人間で、人とあんまり会話をしない、友達も全くできなかったし、いつも一緒にいるのは中学から一緒に上がってきたやつらだけで、あんまなじめなくて、まじめじゃないんだけど不良でもない、空中に浮いたスクールカーストってものの完全に外にいる

 

野:わかる、枠組みそもそもがいやで、だんだん学校に行かなくなったりとか

 

米:洋次郎さんもそんな感じでしたか

 

野:そうだね、高3はもうめっきり行かなくなっちゃって

 

米:出席日数あるじゃないですか、出席日数ギリギリだけいきたかった、だから筆箱の中に正の字書いといて、留年はしたくなかったから

 

野:一応卒業はしたんだ?

 

米:あ、ぜんぜん卒業はして

 

野:俺はまだバンドあったからよかったけどね、音楽も一人だもんね?

米:そうすね、最初のアルバムっていつ出したんですか?

 

野:最初はね、17歳、高2の終わりかな、冬休みに録音して春に出したのかな

 

米;すごい早いっすよね。。

 

野:そうだね、高2の夏にバンド大会に出て、インディーズのレーベルの人に目つけてもらって

 

米:ウチは徳島県出身なんで、バンドの大会とか、そもそもライブハウスもまったくなかったですし

 

野:マジか、てかいつ東京出てきたの米津は

 

米:俺はあの、まず1回18で高校卒業して大阪行って

 

野:えぇぇ~ほらやっぱりなんも知らないわ俺お前のこと、大阪行ったの?

 

米:あんまこういう話しないですもんね、大阪行って、美術系の学校行って

 

野:へぇぇえ!美術系の学校行ってたの?それは絵で?

 

米:絵で、はい、で、それも1年くらいだましだまし通ってたんすけどまぁ辞めて、そん時ボーカロイドやってたんで、だいぶなんとなく知られるようになってきて、東京に仕事が定期的にあったりするから、これはもう行った方が早いなって、トークライブみたいなのもやったりしてたんでそれの打ち合わせとか、やってたんですよね、ロフトプラスワンとかでやってました

 

野:えぇぇぇ!意外と歴史ありだなぁ。

 

米:だから出てきたのが、20歳ぐらいの時ですね。

 

野:いまだに覚えてる、ほんとになんて読むかもわからない、芸名なのかなんなのかわかんない

 

米:それってどのタイミングでした?

 

野:たしかロッキンオンかなんかの雑誌で、写真じゃなくて絵で登場したよね最初、こいつなんだよと思って、自分の絵で登場とか何コイツと思って、あの印象は強いかも。あれが何歳のとき?

 

米:dioramaファーストアルバムの時ですね。あれが21。。

 

野:確かあれくらいの時期に初めて聴いて、ものすごい緻密な、なんていうんだろう、ほんとに友達いなそうだなコイツはっていう、面白いことやってるけど大変そうだなぁっていう

 

米:その根っこにはRADWIMPSというものが明確にあって自分には、それがたぶん2012年だったと思うんですけど、そっからアルバム何枚か出して、2015年にライブに呼んでもらって・・

 

 

野:なんで呼んだんだったかな、俺らも対バンとかまったくしてこなかったから、10年目の節目が初めていろんなアーティストさんとやりたいみたいな感じで

 

米:お互いはじめましてで

 

野:言葉少なだったよねぇ

 

米:そうですね、俺はもう見てたそのままの人だなって感じで

 

野:お互いライブ前だったからめちゃめちゃ緊張してたしね、で先輩と後輩と両方呼びたいなと、先輩はもうミスチルさんとかスピッツさんとか、で米津たちが一番若いぐらいかなぁ、あときのこ帝国とかクリープハイプとか、で、その中でやっぱり、いちばん未知で、ラッド好きとか知らなかったからね俺は、絶対断られるんだろうなとか思っていたんだけど

 

米:俺はほんとすごい嬉しかったですね、RADWIMPSってあんまり周りと絡まないっていうイメージがあったから、大々的に最初に対バンツアーって形でやったところに俺がそこに絡んで行けるようなものになれたんだなぁっていうそういう風に教えてもえる感じがあってすごい嬉しかったですね。

やっぱその時の嬉しさと、恐れ多さというか、そういうものがこう内面に。。

 

野:めちゃめちゃあんとき酔っぱらってライブやってたじゃない

 

米:あれは洋次郎さんが悪いってのもあるんですよ

野:まぁそうだよね、アンコールでね俺が呼び出しちゃったんだよね

 

米:だから最初に聞かれたじゃないですか、アンコールで一緒に歌いたいって、俺は恐れ多くて無理ですみたいな話してたじゃないですか、それで俺の自分の出番終わって、後ろでRADWIMPSの演奏見てたんですけど、合間のMCで「ちょっと米津と一緒に歌いたいんだけどみんな聴きたいよな?」みたいな話し始めて、、

 

野:いやそうじゃなくてもっとフラットに言ったよ「一緒に歌いたいって言ったらダメだって言われた」って言ったのMCで俺は


米:それがすごい悪いっすよね

 

野:後から考えたら悪いんだよ、俺は正直に言っただけなんだけど笑、そしたら引っ込みつかない感じになっちゃったんだよねぇ

 

米:それを真後ろで聞いてて、うわぁぁ、、、って

 

野:あぁ、で、そこからウイスキーをガンガンいったんだ

 

米:それ聞いた瞬間に俺はすぐ楽屋に戻って、ずっと有心論の歌詞を見ながらこうギター弾きながら酒飲みながら・・・

むちゃくちゃ楽しかったですね。

 

野:楽しかったよね、いやぁ初めて見たわあんなロックスターみたいな、こんなアレですよ、ウイスキーのストレートよ、角かなんかの、こういってたもんね

 

米:だからそれはもうRADWIMPSっていう自分にとってはものすごく巨大な存在だったから、それと一緒に歌うっていうのは、覚悟もしてなかったし、もうやりたくないですって話だったのに、急に表舞台にあげられたもんだから、保つのがいっぱいいっぱいだったんですよ

 

野:幸せな時間でしたよ。あのアンコールがなかったらそんなに打ち解けてないんじゃないかなっていうくらい、、

 

 

 

 

 

ではではまたパー