会津の実家ではずっと犬を飼っていました。
生まれたときから、そばには犬がいた、という感じです。
なのに私は、あるときから猫好きになり、
イタリア滞在中に初めて猫を飼いました。
セコンダマーノ、という冊子があり、
里親を探している、という人のところからいただいてきたのが、
アメリカンショートヘア。。。っぽい、雑種(笑)の猫。
名前は「朗」と名付けました。
彼はイタリアンだったせいか、
日本に連れて帰って来ても日本の猫の仲間に入れてもらえず、
しまいには犬と友達になって連れてきたほどです。。。。( ̄□ ̄;)!!
見た目、鼻が長く伸びてしまって下あごの成長がついてこず、
いつもちらっと舌が見えていました。
私は彼と、恋をしていたように思います。
大好きな大好きな猫でした。
でも5歳で他界、
何の縁なのか、今住んでいる近所のお寺さんに納骨しています。
彼が亡くなる1カ月前、
当時住んでいた家のエアコンの室外機の下で、
雨の日に2時間にゃーにゃーとなき続けていた子猫がいました。
生後間もないと思われる、メスの猫。
2時間我慢して、辛抱たまらず見にいって抱いてしまったのが運のつき、
しがみつかれ、飼うことになってしまったのが
「ルコラ」 です。
私が大好きな、通称ロケットという葉のイタリア名をつけました。
彼女とは以後、12年弱を一緒に過ごしました。
3年前、11歳と少し生きてくれて、亡くなりました。
たぶん、乳腺ガンだったと思われます。
病院が大嫌いで、あずけたりするとご飯を食べなくなる、
環境の変化にものすごく弱い猫だったので、
病院にはあまり連れて行きませんでした。
独り身になってからは彼女と二人暮らしで。。。
お風呂に入っても、トイレに入っても、ついてきて、
私の姿が見えないとにゃーにゃーと探すような猫でした。
まだ、彼女のことを思い出すと涙が出てしまいます。
だからずっと思い出さないようにしてきました。
亡くなったときは本当におかしくなりそうで、
(朗くんのときもそうでしたが)
自分でもそれが怖くて、なるべく思わないようにしてきたような気がします。
この2匹、1カ月だけ一緒の時間を過ごしました。
子猫のルコラと5歳の朗くんは、
私をめぐって激しいバトルを繰り広げました(笑)
その2匹を今は並べて写真立てに入れて置いています。
たぶん、私はもう動物を飼うことはないと思います。
自分にそれだけの余裕もないのに飼って、
2匹には迷惑もかけてしまったと思っているし、
失うつらさをこれ以上味わいたくないし。。。。
うん、やっぱり責任持てないからかもしれないです、今はもう。
それにしても、いつもこの写真を見ると
ついつい笑顔になってしまいます。
今でも2匹には、心から感謝してる。
私と一緒に過ごしてくれて、本当にありがとう。
右がイタリア猫、朗くん。
左がルコラ。
携帯の画面に近づいて匂っていた、ルコラ。
朗がお世話になった、仙台坂のお二人、
ご迷惑おかけしましたが、ありがとうございましたo(^▽^)o
会津の家族へ、ルコラのこと、すみませんでした。
ありがとうございました。。。。
私は相変わらず勝手に、
見守ってもらっているのかな、思っています。。。('-'*)