ダイヤモンド・ジュエリーのお手入れ | 心がときめくジュエリー ジュエリーデザイナー 奥野貴子のブログ

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伝説となったキャラクター・ジュエリーからTVショッピングチャンネルで1日で3億円売れたジュエリーやオーダーメードまで、様々なジュエリーのデザインを手がけてきたジュエリーデザイナーのブログです。

年末も押し迫ってきましたね
新年を迎えるにあたりダイヤモンドのリングをピッカピカにしませんか?

以下、以前投稿して評判の良かったお手入れ法の再投稿です。
参考になればうれしいです



ジュエリーデザイナーという職業柄
友人たちからいろんな質問を受けることがあります。



なので今まで聞かれたことから

「これは知っていたら便利
「これを知らないと困るよ~

なんてことを気づいたときに書いていきますね


まずはジュエリー好きな方なら必ず持っている
ダイヤモンドリング
の効果的なお手入れ方法~ヾ(@^▽^@)ノ

これ友人に動画にとってよ(忘れちゃうから)と言われたことあり。
でも動画は面倒なのでこんな感じで。
「友人=あなた」のことよ(笑)
ちゃんと見てくれるかなぁ・・・

ダイヤモンドはあらゆる宝石の中で一番固い宝石です。
(極端な使い方をしなければ)ちょっとやそっとのことでは傷はつきません
でもね、別の性質もあるんです。
それは「親油性」というものです。
親油性とは文字通り油と親しくなっちゃうんです。
表面に油が付着しやすく、
結果その表面についた油に埃やらなんやらが付着して
ダイヤモンドが本来の輝きを失います

でもこれは簡単に解決することができます

そこで
今回はダイヤモンドリングのお手入れ法!
 

1.準備するもの
  キレイにしたいプラチナか金(K24・K18など)のダイヤモンドリング
  使い古しの歯ブラシ(できればブラシ部分があまり固くないもの)
  浅めの白っぽい器(できれば柄のないもの)
  お使いの台所洗剤

 

 





2.歯ブラシに台所洗剤を付けて泡立て優しくブラッシング
 

 

 


用意した器に水を入れ歯ブラシに洗剤を付けて指でコシコシ泡立てます。
 

 


器の上でダイヤモンドの見えているところをブラッシング。
ゴシゴシせずにやさしくね
ブラシが引っかかる感じがしたらその部分は避けてください。
(ダイヤモンドを留めている爪が浮いている可能性あり)
 

 


こんな感じでアワアワになります


3.洗剤を落として乾かします
 



器の中でリングをふりふりしてゆすぎます。
器の水を捨てる前に必ずダイヤモンドが落ちていないか確認
何度か水(ぬるま湯のが落ちやすいかも)を交換しながら
スッキリするまでゆすぎます。
 

 



きれいになったら数枚のティッシュでくるみ、
両手で軽く パンパンパン と挟むようにして水気を落とします。
 

 


細かなダイヤが沢山留まっているようなものは水分が抜けにくいので
遠くからドライヤーを充てるのもOKです。
これは職人さんも使う技です。


4.きれいになりました~




注意点

・ダイヤモンド・ルビー・サファイヤのリングはこの方法でOKです。
・ネックレスやイヤリングなど金具のついているものはやめましょう。
・複雑な装飾があるものは専門家にお任せしましょう。
・このとおりに注意してやればまず失敗はありませんが、万が一ダイヤモンドが外れる可能性も考慮して作業は器の上でやりましょう。
・心配な方はやめましょう。そのうちここまで効果的ではないけど簡単なお手入れ法も書きますね。



これでスッキリきれいなダイヤモンドリングによみがえります
注意点にも書きましたが心配な方はやめましょう。
あくまで自己責任でお願いします

 








 


荷物がとどくといそいそと入ります