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宝石白宝石白宝石白 安野モヨコ


重いーーーー。


ポップでファッショナブルな安野モヨコの世界とは


全く違ってました。



登場人物が全員性格がこわれてる。


類は友を呼ぶの典型的パターンで


マンガにするよりも、小説のほうが


イメージがもっとふくらんでいいかも。



このリアリティのあるテーマには


安野モヨコのタッチではスカスカしてしまう。



ダイエットすればキレイになれると幻想をもつ


女子はすごく多いけど、ここまで一般人が


痩せないといけないって観念を持っているのは


日本人だけなんじゃないかなぁ。


女性誌のダイエット賛美は脅迫に近いと思う。



安野モヨコもよくダイエット失敗だ~とか書いてたけど


痩せなきゃおしゃれじゃないよ、


女としてランクが低いよ、の脅しに屈したくない


でも、美の基準がそうなら痩せなきゃいけないの


葛藤が書かせた作品ではないかと。



あまり好きではないけど、きっと何回か読みかえしちゃうし


お友達ともこの本について話しちゃうような


印象的な1冊でございました。






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宝石白宝石白宝石白 姉小路祐



はははーーーー


推理小説と思って読んでみたら


京都不思議情報本でした!



ストーリーはまことに陳腐です。



テレビ業界についての表現も、ちょこっと聞いた内容を


そのまま反映させてるだけで素人並み。


あちこち有名な神社仏閣でTV取材してるシーンが


山もりですが、そんなん簡単に撮影できるわきゃない。



主人公の女子大生の恋愛事情も非常にチャチ。


阪大生?と思われる理系の男子学生の


からみ方も時代錯誤としかいいようがない。



女子大生と父親との関係も、まあよくもこんなに


ご都合主義にまとめあげたものよ・・・。



殺人事件もあるにはあるけど、人ひとり殺されたって


いうのに、そこにドラマもなにもあったものじゃありません。


いやはや、こんなにヒドイお話は「リアル鬼ごっこ」以来でしょう。



なのですが、京都の謎については初めて知る情報が多く


なかなか興味深かったです。



神宮は天皇を祀っていることや、


大将軍が4箇所あること


知恩院が家康を祀り、千姫のお墓があるなんて


全然知らなかった。



「京都人の京都知らず」の典型ですな。



この本で知った情報をもとにあちこち巡ってみよっかな、と


思ってます。






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宝石白宝石白 梁石日



うーーーーーん。


非常につたない。



マルチ商法にはまっていく貧困層在日さんたち。


新たな活路を見出そうと、もがけばもがくほど


収拾がつかなくなっていく。



マルチ商法のあくどさ、胡散臭さを


同じ表現で延々と追ってるだけで


TVの報道特集とかでよくやってる


覆面取材を活字にしただけなんじゃないの。



「血と骨」の圧倒するような力強さ、ワクワク感


激しい感情や情熱は全く感じられなかった。



「血と骨」シリーズと「闇の子ども達」以外は


梁石日は全滅なんですけどーーーーーーー。



昔のものをほじくりださずに、新作を待つほうが


賢明ってことにそろそろ気づきました。




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ジャングルに沈むボルネオの夕日!


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宝石白宝石白宝石白 横山秀夫



警察モノの短編集でした。


横山秀夫の警察モノは利権やら出世やら


生々しい欲がクッキリでてるんだけど


読後はスッキリ!!するのがいいなぁ。



同級生の旦那さんに事故を担当した


警察官と未亡人との表題作「深追い」が


一番深く、重かった。


ありえそう・・・・。



小学校時代に溺死寸前を助けられ、


救助者が亡くなってしまい


その業をしょって生きている若い警察官の


お話は運命について考えさせられました。



でもでも


そろそろ横山秀夫にはクライマーズハイのような


長編を書いてもらいたい!!!


ちょっと物足りなくなってきたよ。




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今回のお宿、ネクサスリゾートの夜






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宝石白宝石白宝石白 浅田次郎




遅い夏休みでボルネオに行ってきました。


今はマレーシア サバ州 コタキナバル。



リゾート好きのため、いつも旅行に行くときは


ごっそり本を買い込んで飛行機に乗ります。



今回は4泊5日の旅に7冊ほどもって行ったものの


行きの飛行機では読書気分でなく、


あんまりはかどらなかったのが残念。



しばらくボルネオ滞在期間中の書評です。



えーと、この作品は昭和40年代の京都を舞台にされていて


私の住んでいる地域(西陣エリア)が


日本のハリウッドと呼ばれていた時代のおはなし。



映画にもなった「オリオン座からの招待状」は


まさに西陣千本通りの映画館の話で


ここ10年ほど住んでいる私に


ポルノ映画館しかない寂れたこのあたりが


昔はとても活気のある街だったことを教えてくれました。



京都産の映画をとても愛している浅田次郎ならではの


知識が満載、


青春のすっぱさもたっぷり


さらにホラーテイストもプラスされ


深みのある作品でした。



私にとっては


大学時代の男女のあーじゃこーじゃの部分が


くすぐったいような、気恥ずかしさ満載で


青春小説の部類になりました。



少々粗い気がしますが


文章が美しく、丁寧で満足です。




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ボルネオの離島サピ島の桟橋