宝石白宝石白宝石白 横山秀夫


しまったーーー


既読でしたーーーーーー



警察の事務方のおはなし。


一話一話リアルです。


自分も警察官になった気分であります。


民間とは感覚が全然違ってて


勉強になるであります。







ルビィのブログ


宝石白宝石白宝石白 田口ランディ


この夏に初の屋久島旅を計画中です。


イメトレのため、会社の書庫をゴソゴソしてたら


誰かが寄贈したこの本を発見。



世界遺産ブームで屋久島の魅力を伝える


写真集やガイド本は沢山でてるけど


屋久杉見学などトレッキングメインで


ダイビングをしたり、エビや貝を獲って


ベーべキューしたりといった


総合的なアウトドアを楽しめる島としての


楽しみ方を紹介してるものは


あまりないようなので


そういった意味では価値があるかも。



ただねー


田口ランディは軽すぎるんだよ。


自分でも言ってるけど


アウトドアしている自分に酔ってる感アリアリ。



いかにも東京のライターらしく


忙しい毎日と大自然の楽しみ方を知ってる自分の


アピールが強すぎて、客観性にかける。



屋久島を知って欲しいのか


自分を知って欲しいのか


どっちやねーーーーんってなること確実です。



謙虚なオトナ目線にするか


ミーハーに屋久島の魅力を楽しみ尽くすか


ロハス旅スタイルなのか


一冊を通しての自身のポジションを


設定しないまま適当に書き散らしてるから


完成度が低いんでしょう。



ちょっと古いので、もう変わっちゃってるだろうけど


屋久島ガイドとしては結構役立ちそうです。


ルビィのブログ


宝石白宝石白宝石白 東野圭吾



ドラマ「新参者」がオンエア中で


書店に東野圭吾作品が大量に陳列されてますねー。



私の中では当たりハズレが激しい作家さんの


ポジションなんですが


今回はまあまあフツーです。



トリックが面白くて、その解明のために読みました。


わたしの予想はハズレです。ザンネン。



ストーリーはまあ、よくある設定です。


ロボット開発社の経営者、開発者、事務職、ブルーカラーという


立場も仕事も違う人たちが殺人にどっぷり浸かり


殺したり殺されたり。



こんなん起きたら、会社なんて運営できひんやろーー。


同僚や上司がなくなったのに、あっさりした人たちばっかりで


いくら理系の会社でもありえないでしょーー。



私は勧善懲悪主義ではありませんが


苦労と努力を重ねた人たちが


その先に結果殺人を起こしたり


殺されてしまうのは


どうにもやるせない気持ちになります。



ロボットという血の通わないマシーンの開発社を


舞台にして、なんとなくエクスキューズにしてるようですが


登場人物に作家が愛情を持ってないのが


プンプンしてくるんです。



うーーーん。次に期待です。



宝石白宝石白宝石白 浅田次郎



ホラーっぽいのや、不思議話、


人情話なと、バラエティにとんだ作品集です。



「不幸の数と幸福の数はおなじ」という


浅田次郎さんのメッセージが


全ての物語に反映された


とても筋の通った短編集です。



どれも泣かせますな~。


人情と江戸弁はどうしてこんなに合うのかしら。


私は「伝法な語り口は、愛情の裏返しの法則」に


なってしまいました。


間違いなく浅田次郎の影響です。



ゲイバーのマダムのお葬式の話が良かった。


生きる元気がわいてきます。



それにしても、40半ばをやたらと世慣れした


世代と描写されてますが


そう遠くない将来なものの、全く世慣れてこない


自分に若干不安を感じてしまった次第です。


ユニット (文春文庫)/佐々木 譲

宝石白宝石白宝石白宝石白 佐々木譲


何気なく買ったのにすごーーーーーく


よかったです。



佐々木譲の作品ははじめて読んだんだけど


疾走感もあるし


時代への警鐘もあるし


読み応えがあります。



妻子を殺された男性と


警官の夫のDVから逃げた女性、


それぞれの「敵」、


しっかり人物のこころの動きや


変化が描写されてました。



光市母子殺害事件をベースにしたような


男性の苦しみは息苦しくなりました。


少年だった犯人の殺害への動機や


その後のうまくいかない人生への分析が


全て周囲のせいにしてしまうのには


ゾッとさせられます。



こういう自己中心的な人間が考えられない


暴挙を起こしてしまうんだなと、


素直に納得してしまいました。



ミステリー要素もあり、一気読みしてしまえる


一冊です。