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重松清
やばいです。
めちゃめちゃよかったです。
朝通勤で読み始めて、ちょこちょこ仕事をさぼって(笑)
18時には読み終えました。
じっくり読んだつもりなのに。
言葉にするととても陳腐なのですが
リストラされ、家族が崩壊寸前で、実家の父と断絶している
四面楚歌の38歳男性が、ワイン色のオデッセイに乗って
時空を超えて「転機となる瞬間」を訪れる。
単純にやり直すのではなく、それぞれの場面での
父、息子、妻の思いを知り、自分はどうすればいいのか
苦しみ、受け入れ、前進していこうとするストーリーです。
父親の視点が多方面から描かれていて
グッときてしまう場面が山盛りです。
実はいま、父とうまくいってなくて
父も年だし、もうこのまま一生うまくいかないかもなー
それも仕方ないかなーと思ったりしていたのですが、
お父さんの息子に向けた言葉や行動がイチイチ胸にささりました。
どうもウチの両親との関係は冷めてるような気がしてて
ドラマや小説のような両親との心の交流なんてないし、
やさし目の言葉も、本心じゃないような気がしてたのですが
どうやらそういうものではないのかも。かも。
・・・と、いう気がしてくるくらい。
目線を変えてみると、こういうことなのかと
あたたかな気持ちになれました。
本を読むと、素晴らしい出会いと発見があるのだと、
改めて感じさせてくれる素晴らしい一冊でした。




