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城山三郎
久しぶりに、大戦ものです。
神風特攻隊第一号に選ばれたひと、
敗戦を知らされず特攻に向かったひと、
海軍兵学校の同級生だったふたりの
人生が描かれています。
23歳だって。
結婚もして、こどもも生まれていた
青年たちの命はこんなにも軽く扱われていた
事実の重さがどっしりきます。
最初の特攻に散った関行男大尉のお母さんが
戦時中は軍神の母ともてはやされ、
戦後は息をひそめるように晩年をすごされた
エピソードに胸が詰まりました。
ただ、事実関係があっちに飛んだり
こっちに飛んだりしてどうにもややこしい。
家族や兵学校のひとたちやら、史実やら
あれこれ入り混じりすぎて、途中で
わけがわからなくなってきまして、
何回も読み返してやっと読み終えました。
わたしにとっては、わかりやすい構成にしてもらえれば
もっと深く理解できたのにな~・・・です。





