フィレンツェ観光ガイド 加藤まり子 in 東京 -51ページ目

フィレンツェ観光ガイド 加藤まり子 in 東京

フィレンツェ観光ガイドの資格を2016年に取得しました。
現在は都内で美術の鑑賞の仕方を教えています。
詳しくはホームページから。
http://mariko-no-heya.com/


今週で国に帰ってしまう語学学校のお友達
最後に一緒にランチに行こう!と学校の近くのお店に向かいました




古い建物を利用した内装がおしゃれ



カフェ・イタリアーノという名前ですが、いわゆる「カフェ」ではなく「オステリア」と呼ばれる食事をするお店です。



ランチは日替わりのメニューが用意されています

英語のメニューを出してくれました




私がオーダーしたのはこちらのショートパスタ。
ブロッコリとソーセージがたっぷり入っています。

お願いすると上質の粉チーズをたっぷりかけてくれました




お友達がお願いしたのはこちら。
ソーセージとお豆のセット。

こちらもと~っても美味しかったそうです



最近語学学校で、
マリコに聞いたら美味しいモンが食べられるぞ、
と思われているフシがあります
食いしんぼうバンザイです



ここの隣には同じ名前のピッツェリア(ピザ屋さん)があります。


かまどで焼くピザはサイコー



夜のみの営業です。
前を通ったらあまりの人の多さにびっくり。
気になって入ったのがきっかけです。



メニューはいたってシンプル。

ピッツア・アスポルトは持ち帰りらしい。




ベーシックなマルゲリータ。
チーズがこぼれおちるほどトロトロで美味しかった。




このお店にもう一度行きたい!と思ったけど道に迷ったことがありました。
その時に地元の人に聞いたんですが、なぜかこのお店じゃなく、彼のおすすめのお店でご馳走になることになりました。



なんともイタリアらしい思い出です







カフェ・イタリアーノ
Via dell'Isola Delle Stinche 11/13r
ランチ:11:30-15:00
ディナー:19:00-23:00

ランチ
パスタ:6ユーロ
お肉類:8ユーロ
お水:3ユーロ
席料:なし










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ヨーロッパの美術館を回るとたくさんの宗教画を目にします。
というのもルネサンス以前はほとんどの美術は教会のために捧げられてきました。
そして文字の読めない人のために聖書の教えを伝える役割も果たしていたのです


でも正直、日本で生まれ育った多くの私たちにとってはちょっとムズカシイ・・・
何がなんだか・・・
モネとかルノワールとかの方がよっぽどかわかりやすい


ですが、実は描かれているシーンは結構決まっています。
知っていればなんでも面白い


ということで「知っていると面白い!キリスト教美術」を解説します。





美術館でも教会でも必ずといっていいほど目にする絵画、それが

受胎告知

です。


シモーネ・マルティーニの受胎告知(ウフィツィ美術館)




受胎告知とは聖母マリア様が神の子イエス・キリストを身ごもったことを天使が伝えるシーンです。


大天使ガブリエルが伝えに来るのですが、その時マリア様は聖書を読んでいたとされます。
旧約聖書に「見よ、乙女が身ごもって男子を生む」という節があるそうですが、その部分をちょうど読んでいたんですね。



レオナルド・ダヴィンチの受胎告知(ウフィツィ美術館)

マリア様が書見台に置いているのが聖書、そして該当箇所を指差しているとされます。





そんな時に天使が現れたんです。マリア様もちょっとびっくり!


ボッティチェリの受胎告知(ウフィツィ美術館)

マリア様の驚き具合が伝わってきませんか?



驚いたマリア様に大天使ガブリエルはこう告げます。
「恐れることはありません。あなたには神様の恵みがあるのです」



それを聞いたマリア様は
「私は主のはした女です。仰せのままに」
と天使の言葉を受け入れたとされています。



フラ・アンジェリコの受胎告知(サン・マルコ美術館 フィレンツェ)

胸の前で手を合わせて天使の言葉を聞くマリア様。
見ているこちらも清らかな気持ちになります。
(フラ・アンジェリコの他の受胎告知はこちら





受胎告知は大きく分けて3ポーズあるとされます。
1.驚き
2.疑い
3.受け入れ

1はボッティチェリの作品
2はシモーネ・マルティーニの作品
3はフラ・アンジェリコの作品
を見てもらうとわかりやすいと思います。


そして受胎告知には必ずといっていいほど
百合の花
が描かれます。
百合の花は聖母マリアの純潔の証とされています。



ちなみにフィレンツェの紋章も百合




それに起因するのかどうかわかりませんが、昔々のフィレンツェでは
3月25日が年の始まり
とされたそうです。


3月25日とは12月25日の9ヶ月前。
すなわち、マリア様がイエス・キリストを身ごもった日です。





フィレンツェには受胎告知に捧げられた教会があります。

サンティッシマ・アヌンツィアータ教会です。




中には受胎告知のシーンがあります。



ここに描かれたマリア様は微笑していて、本当にかわいらしい。
ドゥオモからも近いので、時間が許せばぜひ見に行ってみてください





今回紹介した作品はこちらの場所で鑑賞できます

ウフィツィ美術館
・シモーネ・マルティーニの受胎告知
・ボッティチェリの受胎告知
・レオナルド・ダヴィンチの受胎告知

サン・マルコ美術館
・フラ・アンジェリコの受胎告知

サンティッシマ・アヌンツィアータ教会
・受胎告知







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旅行に来るとイタリア料理が美味しくて食べ過ぎたー
なんてことになってしまうこともあると思います。

晩ごはんはいろいろ味見してみたいけど、ワインとおつまみくらいにしたいなーなんてとき、アペリティーボに行くのはいかがでしょうか?



モンテプルチャーノ・ワインとおつまみ





先日の記事でも紹介しましたが、アペリティーボとはイタリア独特の夜の早い時間にお酒とおつまみを楽しむシステムです








いろんなお店がありますが、マエストリ・ディ・ファブリッカというお店はフィレンツェで作られたステキな商品をたくさん置いています

こちらはルームフレグランス。






押し花のプレートがかわいい






この椅子も売り物でした。
ちなみにこれに座って食べましたよー







オリーブオイル製品も充実しています。
お土産にも良さそうですね。





乙女心をくすぐられすぎて、本題を忘れてました



アペリティーボ、おつまみだって充実してます
こちらは温かい食べ物。





サラダ類もあります。





かわいい雑貨を見ながら美味しいお酒とおつまみを楽しむのはいかがでしょうか



みんな取り合いだー
ごはんのときは仲良くしましょう



Maestri di Fabricca
Borgo degli Albizzi 68r
昼:12:30 - 14:00ごろ 7ユーロ
夜:木~日のみ 19:00 - 21:00ごろ 8ユーロ
どちらもワイン1杯&ビュッフェスタイル







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お金使わない日ってある? ブログネタ:お金使わない日ってある? 参加中


タダで巡るフィレンツェ観光というタイトルで隠れたフィレンツェの観光地を紹介しています


町全体が世界遺産に登録されているフィレンツェ
美術館や教会に行くことももちろんですが、町を歩くだけで十分歴史に触れることができます。



こちらは町の中心。
左も右も建物が今だに石造りです。




ルネサンス発祥の地として有名なフィレンツェ


ルネサンス絵画の初まりとされるカルミネ礼拝堂の壁画





でもルネサンスより前の中世の建物がたくさん残っているんです。




フィレンツェの象徴でもあるヴェッキオ宮殿の塔はその代表です。



94mのこの塔は1299年着工。
日本でいうと
鎌倉時代
です。



この頃の建物の特徴は
やたらと背が高い
こと。



こちらは典型的な中世の建物。
鎌倉時代の建物なのに高すぎて全体像が撮れない






1200年前後から羊毛業で栄えたフィレンツェ。
上流商人たちは自らの富を顕示するためにこぞって高い塔を建てました。




中世の建物の特徴は、塔のように細長く背が高いことに加え、
窓が小さい
ことです。




第二次世界大戦の戦火を免れた貴重な建築物。



そしてお金持ちであればあるほど、やんごとなき
姫君
奥方
はこの塔にこもりきりでした。
外に出るのは教会のミサに行く時だけ。



ラプンツェルの物語もあながちウソじゃなかったのかもしれないと思ってしまいます。





ほんとにラプンツェルが住んでいそうな塔

こちらは高級ホテルなので、ぜひ泊まってお姫様気分を味わってください




最初来た時は中世とルネサンスの建物の区別なんてつきませんでした
でも少し知って建物を見だすと
街が全然違って見えるんです


こんな風に両側が塗り込められてたりしますが、真ん中だけは中世の建物





この赤枠の部分あたりに分布しています。

(Google mapさんからお借りしました)






500年以上前から変わらないであろうこの風景





ショッピングや美術館に疲れたら、いにしえに思いを馳せてください。







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家では作れないから外食したい料理 ブログネタ:家では作れないから外食したい料理 参加中

日曜日の朝
みなさん、ゆっくりと朝ごはんを召し上がっている頃でしょうか?







さてさて、久しぶりのごはんネタです。
外食したいもの、ずばり私にとっては朝ごはん




モンテプルチャーノの大パノラマを見ながら食べた朝ごはん







「日本食恋しくない?」
日本人からも外国人からも必ず聞かれるひとことです。

私の場合、意外にもそこまで恋しくありませんでした。
最初来た頃は2ヶ月間日本食はおろか中華さえ食べなくても平気


そんな私が3週間で恋しくなってしまったのがこちら
たっぷりのバターを塗ったトーストに、大きなカップでのむブラックコーヒー
私の朝の至福のひとときです。

京都イノダコーヒー本店でのブランチ。




ちなみにイタリア北部の一般的な朝ごはんはこちら
カプチーノに甘~いクロワッサン。


クロワッサンは
・砂糖だけがかかっているプレーン
・ヌテラ(チョコレートソース)入り
・ジャム入り
・クリーム入り
などどれも当分たっぷりの菓子パンです。


バールと呼ばれるカフェで立ったままカプチーノで流し込むのがイタリア流ITALIA


最初は隣のおじさんなんかを真似して、スピーディーに朝ごはんを済ませてましたが、3週間目でついに禁断症状が・・・



ブラックコーヒー飲みたい




芦屋川を眺めながら・・・



イタリアではコーヒーはほぼ全てエスプレッソ。
それではとあるカフェでカフェ・アメリカーノを注文しました。


そしたら、なんと

エスプレッソにお湯が別ででてきた(涙)


ほんまはこんなんが飲みたかってん




なんとイタリア、スターバックスがないんです
スタバといえばイタリアンなコーヒーをアメリカで売り出して成功したのに、本家本元では中身が違う。
面白い現象です。



そんな私もいまではしっかりエスプレッソがないといけない体になってしまいました。
いまではこんな感じでコーヒーを楽しんでいます





ちなみにフィレンツェでも日本や他のヨーロッパで飲むようなコーヒーを出しているカフェもあります。

またそちらはおいおい紹介していきますね。


ではコーヒーを片手に爽やかな日曜の朝をお過ごしください






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