フィレンツェで一番有名なドゥオモの前にある洗礼堂。
洗礼堂の上を鳥が舞っています
その洗礼堂に設置されている天国への門、そして南門について説明してきました。
「天国への門」と呼ばれる東門
そして芸術史上初のコンクールとなった北門
これらはどちらも1400年代、ルネサンスの作品になります。
しかし、南門だけは1336年制作。
ゴシックの作品になります。
って
ゴシックとルネサンスって何が違うねーん
ここでもちょっと触れましたが、ルネサンスというのは一般的に人文主義と言われます。
神、宗教中心だった中世から人間が中心になった時代です。
初期ルネサンス最高傑作「ヴィーナスの誕生」
それに対してゴシックは未だ宗教中心の時代の芸術。
全体的に重みを感じます。
そして、扱うテーマもそれを表すかのようなものが多いです。
この門では、キリスト教の「徳」が表されています。
というところで、次回はめっちゃマニアックな記事
キリスト教の「徳」から見る図像学について語ります。
ほんと、語りになっちゃいそう・・・
興味ある人いるんやろうか・・・心配