2006年11月16日にFIA(Federation Internationale de I'Automobile:国際自動車連盟)からプレスリリースされたFIA会長のMax Mosley氏とBMWのシニアアドバイザーでGPMA会長のProfessor Burkhard Göschel氏のコメントには将来のF1の向かう先が見えているようだ。
FIAとGPMA(Grand Prix Manufacturers Association)は以前から利益配分や興行方法、レギュレーションで対立していたが、自動車業界として共に取り組まなければならない方向性は一致しているようだ。
で、今回、共通認識として掲げられたのが、「the reduction of the output of CO2」、二酸化炭素の産出削減目標だ。 その方法論として、「energy-recovery and re-use from braking」、つまりはブレーキング時におけるエネルギー回収と再利用があげられている。 具体的にどのような装置なのかは触れられていないが、「That will come in 2009. We will come out with a regulation before the end of this year.」、ということで、2009年のレギュレーションに向けて今年中に内容を発表するそうだ。
これらの技術は「一般車」にも応用できることを目指しているようだ。
さらに「recovery and re-use of the excess heat or waste heat from the engines.」ということで、エンジンから排出される膨大な熱エネルギーも回収し再利用したいと考えているようだ。
BMWのシニアアドバイザーでGPMA会長のProfessor Burkhard Göschel氏も、「What we are doing in the car industry, and you can see this at BMW, is that we are shifting over to turbo-charged engines with a high-point of efficiency. In the future we will have down-sized engines with turbo-chargers.」と、言い、自動車業界もターボ付きエンジンに換えようとしており、将来的には小型エンジンにターボを装着することになると述べている。