横浜の香り教室 平安の香りと親しむ平安朝香道 -32ページ目

横浜の香り教室 平安の香りと親しむ平安朝香道

東急電鉄日吉駅3分にある平安の香りを創り楽しむ教室です。平安時代、貴族や「源氏物語」の主人公光源氏がたしなんだ香り創りや楽しみ方をご紹介。(by平安朝香道 朝倉涼香)

イエローハート今月のお稽古の準備に 

   邪魔が入りました 

 

 

 

 

ご訪問ありがとうございます

平安朝香道の朝倉涼香です

 

 

 

 

秋の長雨だったのでしょうか?

ぐずついたお天気も 

嘘のように晴れました。

 

 

 

この一週間は

忙しく過ぎた日々でした

 

 

 

 

 

萩の花も随分と散ってしまいました

 

 

 

 

雨上がりに

藤袴の近くを通ると

匂い立つフジバカマの香りが・・・

 

 

 

 

藤袴は枯れても葉や茎から

朽ちそうな茶色に変化したころの方が

かえって芳香を放っています。

 

 

雨上がりは木々も草花も

様々に香ります。

 

その中でも際立って

藤袴の香りがフワァ~と

漂ってきたのです。

 

雨上がりは

とても気持ちの良いものですねキラキラ

 

 

1日は

雨を心配しながら

みなとみらいまで行って参りました。

 

 

 

 

 

 

いつもより人通りが多くなって

少しずつ活気が戻っているようでした。

 

 

 

この一週間

曇り空や雨模様が多く

十三夜の月は雲の中。

それでも

少し顔を見せてくれました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

薄と秋のお花

お団子をお備えしたのですが

 

 

 

 

 

我が家のニャン子は

先の尖った植物が大好きブルーハーツ

あっと言う間にススキを折り

なんとムシャムシャ

食べてしまったのですえーん

 

猫草と同じ作用があるのかも。

 

 

今月の

お稽古の準備のため

香料を取り出したり

乾燥させたキンモクセイを

保管しようとしていると

 

 

 

 

 

 

また邪魔が

 

 

 

 

遠慮会釈なく

机の上に飛び乗って

 

 

 

 

 

キンモクセイを入れたビンに

スリスリし始めました

 

 

 

 

 

昨年作った

金木犀のルームスプレーにも

 

スリスリ

    スリスリ     

 

 

 

 

 

 

迷惑なのですが笑い泣き

 

 

子供同様

やはり寝かしつけてから

作業をやるべきでした。

 

 

このように

作業に取りかかろうとすると

どこからともなく

やってくるのです。

 

猫も芳香がわかる

そう思わざるを得ません。

 

 

ロシアンブルーの先代ニャン子は

お花の香りと香水の香りが好きでした。

 

ロシアンブルーの今ニャン子は

香料の香りが大好き

特に麝香(人工麝香)や

沈香、薫物にしても同じように

スリスリしてくるのです。

 

匂い付しているとも言われますが

私にはどうしても

スリスリは

 

「大好き ラブラブ大好きラブラブ

 

と言っているようにしか

思えないのです。

 

 

このようなわけで

様子を見て

作業をすることにいたしました。

 

 

後1日は

北鎌倉にも行って参りました。

!?樹上でドライフラワーになった

  金木犀と銀木犀のお花

 

 

 

 

ご訪問ありがとうございます

平安朝香道の朝倉涼香です

 

 

 

今日は雨雨

すっかり涼しくなって

今夜は冷えるかも知れません。

 

 

今朝は

キンモクセイからも

ギンモクセイからも

香りが消えました。

 

 

昨日の夕方

金木犀も銀木犀も

散ってしまったのでは?

そう思い木を見に行きました。

 

 

そろそろ散るころ

だったのかもしれません

 

 

咲こう、咲き続けよう黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花

 

 

そう思う力が無くなってくるころに

強い陽射しに照らされ

すっかり水分を失ったのでしょうか?

 

 

もう咲き続けられませ~んえーん

 

 

枝にしがみつく力と

咲き続ける意欲を

失ったのでしょう。

 

なんとカラカラに乾いて

樹上にて

ドライフラワーに変身していました。

 

 

今日は雨に濡れて

あの輝きと元気を失って・・・

 

 

 

 

去年は3度咲きました

今年はどうなるかしら?

 

 

金木犀は、銀木犀から作られたそうです。

ですからギンモクセイは

丈夫な樹木なのですね。

 

そう言えば

我が家の銀木犀

 

 

 

北側にあるにもかかわらず

毎年静かに花をつけて

淡い香りを放っています。

静かに香る銀木犀

 

 

ギンモクセイよりは

華やかに香る金木犀

 

 

 

 

 

来年も花をつけ

目と鼻を

愉しませてくれることを願います。

 

 

少し採っておきましたので

香料としてそれを

利用することにいたしましょう。

 

 

ぐっと冷え込んで参りました。

冷えるを通り越して、寒くなりそうです。

風邪など召しませんように

暖かくなさってお過ごし下さい。

 

 

ピンクハート銀木犀と金木犀

  どっちが良い香り?

 

 

 

ご訪問ありがとうございます

平安朝香道の朝倉涼香です

 

 

 

 

日中は夏のようです。

昨日は蒸し暑かったですね。

今日も暑かった~晴れ

 

一昨日までは

日が陰るころには

ヒンヤリとした外気に

肌寒ささえ感じたのですが・・・

 

 

リビングや和室にいると

キンモクセイの香りが

とっても良い感じに香っていました。

 

 

 

 

 

 

 

キッチンに立つと

最初は

お隣の夕餉の仕度の匂い?

と思っておりましたが

我が家の銀木犀の香りでした。

 

 

 

 

 

 

 

去年も良く咲きましたが

今年はキッチンにまで良い香りが・・・

量だけでなく

芳香の質が上がったのでしょうか?

 

 

仕事部屋には

ギンモクセイの香りと

キンモクセイの香りが交錯して

芳香が?

方向が?

分からなくなってしまいますラブ

 

雨が降らなければ

まだまだ愉しめそうです。

 

ですが

この所の夏日で

香りも蒸発?

 

帰宅すると

金木犀のあの香りに

 

ウットリラブラブ

 

できないくらいに

香りが飛んでしまったようなのです。

 

 

今年は金木犀で何を作ろうかしら?

考えている間に

お花が散ってしまいそうショボーン

 

 

今までは銀木犀の香りが

その控えめな色に似て

同じように控えめな

消え入りそうな香りで

金木犀より劣っていると

感じていましたが

 

今年のギンモクセイの香りは

キンモクセイに優とも劣らない

芳香を放っていました。

 

 

 

 

 

もっと長く

その香りで周囲を愉しませてくれる

と思っていたのですが

 

明日の金銀木犀の香りは

消えてなくなっているかもしれません。

 

 

ピンクハート和の香り10月のお稽古は

  「源氏合わせ」で「澪標」(みおつくし)です

 

 

 

 

ご訪問ありがとうございます

平安朝香道の朝倉涼香です

 

 

 

 

日中は夏のようですが

日が陰るころには

ヒンヤリとした外気に

肌寒ささえ感じられます。

 

 

 

 

 

 

今月のお稽古は

この1年の集大成

 

「源氏合わせ」を行ないます。

 

それでは「源氏合わせ」って

どのようなことでしょうか?

 

 

平安朝香道では

毎年季節ごとに「源氏合わせ」

と呼ばれる「薫物合わせ」を行っております。

入門から1年以上経つとご参加いただけます。

 

 

「薫物合わせ」とは

 

平安時代に貴族の間で

日常的に行われた遊びです。

 

出席者が予め創作しておいた香を持ち寄って

 

判者(判定者)が

その香の優劣を決めるもの。

 

その「薫物合わせ」になぞらえて

 

「源氏物語」の一帖から五十四帖の帖ごとに

 

各人が創作した香を披露し

お互いに聞き比べる遊びです。

 

 

今月は

第十四帖「澪標」(みおつくし)です

 

皆様どのような薫物を創られるのか

とても愉しみにしております。

 

 

 

お稽古日は
10月22日(土)午後1時30分

10月23日(日)午後1時30分

です。

ご見学の方は土曜日にお越しください。

 

 

お稽古場

東急東横線日吉駅下車徒歩3分

詳しくはお問い合わせ下さい。

 

※こちらからどうぞ。

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お問い合わせ

 

※ご入会希望の場合は下記からどうぞ

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平安朝香道・和の香りマイスター講座に入会する

 

 

 

 

ピンクハート金木犀が咲くと想い出す

  虹の橋のたもとで待っている愛猫へ

 

 

 

 

ご訪問ありがとうございます

平安朝香道の朝倉涼香です

 

 

 

 

とても良いお天気の

秋の日でした

 

 

歩いていると

仄かに甘い香りが・・・

 

どこからかしら?

 

来た道をふり返り

見回すのですが

姿はありません。

 

前方の角を曲がると

1、2軒先のお家の庭に

金木犀が見えました。

 

 

 

 

我が家のキンモクセイ

 

 

 

9月の終わりから10月にかけて

毎年のことなのですが

甘く優しく漂うこの香りに

足を止め

在りかを捜すことになるのです。

 

 

今年も

金木犀の香る季節になりました。

 

 

 

 

 

 

この仄かで

甘く優しい香りは

秋風に乗って

私の胸の奥を吹き抜け

切なく哀しくさせる香りでもあるのです。

 

 

13年前に

虹の橋のたもとに

旅立ってしまった愛猫

哀しみから立ち直ったつもりでも

この季節になると

金木犀の香りが

その時を思い起こさせ

とても切なくなるのです。

 

 

とはいえ

金木犀の

優しく包み込むような香りに

黄金に陽に輝く黄色にも

癒され元気づけられもしたのです。

 

 

 

 

 

 

あれから13回目の開花?

いえいえ

去年はこの時期3回開花したので

16回目の開花です。

 

 

 

元気でいれば

26才と10カ月になっているはず

虹の橋のたもとで逢える日まで

橋を渡らずに待っていてくれるでしょうか?

 

 

足の傷もすっかり治って

虹の橋のたもとに咲く

お花畑の大好きな香りを嗅ぎながら

妹ニャン子を追いかけ

元気に走り廻っていることでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

今年はキンモクセイを使って

薫物を創りましょう。

 

香料の蓋を開けると

どこからともなく飛んできて

スリスリをしていた麝香も

ほんの少し入れましょう。

 

 

 

 

 

 

 

仄かに甘く

優しく香る金木犀の香り

 

手招きしているように

一斉に香りだすキンモクセイ

 

次の角を曲がると

ずっと遠くで

陽に照らされたシルバーグレーの小さな波が

キラキラと光って

飛ぶように走って来ました。

 

 

「やっと逢えたわね」

 

 

毎年

金木犀の季節になると

愛猫に何度も逢えるのです。

 

 

雨にも負けず

風にも負けず

しばらく咲き続けてほしいものです。