横浜の香り教室 平安の香りと親しむ平安朝香道 -29ページ目
横浜みなとみらいの
クリスマスは潮の香り
ご訪問ありがとうございます
平安朝香道の朝倉涼香です
クリスマス・イブを
如何お過ごしでしたか?
聖夜と表現した方が
想像力が増すような
そんな気がいたしますが・・・
一昨日はみなとみらいで
スタッフと来年のお稽古について
打ち合わせをいたしました。

久しぶりに
クリスマスのみなとみらいを
味わって参りました。

日本丸が
海へと噴射する光で
天空へ天空へと
昇天して行くように見えます
(そう見えるのは私だけ?)
が実は
ライトアップされた日本丸の光が
海面に映っているのですよね。

ランドマークを通り越し

ウオーターフロントから汽車道へ

左手にコスモワールド

観光船の発着所へ

桜木町駅からのローブウェーの終点
運河パーク
たった5分ですが楽しそうです。
カップルなら
汽車道を歩く?
ロープウェーに乗る?
ファミリーならどっちかな?
などと考えて見上げておりました。

小さな
観光船の発着所


久しぶりに潮の香りを味わい
華やかに点滅する
様々なイルミネーションを眺めていると
心もウキウキとさせられ
その場を去りがたくなります。

人並みは
赤レンガ倉庫へ向かっていましたが
混雑した赤レンガ倉庫を避け
みなとみらい駅へと戻りました。
本当はここがメインだったようですが・・・
港とは反対側の横浜駅へ向かう歩道には
ライトアップされた樹木

グランモール公園よりずっと先まで

ブルーのイルミネーションが
続いているようでした。

2、3日前よりも寒さも和らぎましたが
それでも風が冷たく
すっかり冷えてしまいました。
クインズスクエアーのクリスマスツリー

みなとみらいのクリスマスは
海の香りと
冷たく張りつめた冬の外気とで
ブルーのイルミネーションが
とてもしっくりとしていました。
今日もみなとみらいは
昨日以上に
混雑しているのではないでしょうか。
海の香りを後に
後ろ髪を引かれる思いで
みなとみらいを後にしました。
今年最後のお稽古が
終了いたしました
ご訪問ありがとうございます
平安朝香道の朝倉涼香です
十二月も後二週間足らず
今年も
コロナの終焉を見ることが
出来ませんでした。
来年は?
この分ではコロナが
変異しながら生き延び
過去のように安心して
生活することは
当分出来そうにありません。
大勢の人々が群れ
隙間無く行き交う
年末、年始
一人一人が
自己防衛するしかないのでしょう。
そのような中
換気に気をつけ
今年最後のお稽古を
いたしました。
沈香の薫き比べと
香袋でした。

我が家の庭で育った
和のハーブたち
主に藤袴ですが
フジバカマの入れ物の
蓋を外すと
お稽古場には芳香が・・・

他には
菊の花や薔薇の花

そして和薄荷

主人公は
もちろんフジバカマ
それに
少しのお好みの花を
従えて
お稽古の方たちの手元で
それぞれの
和のハーモニーを奏でました。
それぞれに
和の香りを袋に詰めて
香袋(こうぶくろ)のできあがり
呼び方は違いますが
香袋はサシェ(sachet)と同じです。
洋風にはサシェ
和風には香袋や匂袋なのです。

一番左の大きさで
作りたかったのですが
生地が足りず小さくなってしまいました。

藤袴をいっぱい詰めた
サシェです。
クローゼットや
お手洗いに置いていただくと
とても良い香りが漂います。
充分芳香を愉しまれた後は
お風呂に入れて入浴剤として
ご使用下さるようにと
申し上げました。

香袋を二つ
お持ち帰り頂きました。
2022年
今年最後のお稽古を
終了いたしました。
弥生時代の香りが漂って・・・
身近にたくさんの遺跡がありました
ご訪問ありがとうございます
平安朝香道の朝倉涼香です
寒さが身に 凍みる今日この頃
昼間はお日様が顔を見せて
暖かな陽射しが降り注いでいます。
先週のこと
一点集中のお買い物を
済ませた後
夕方までには時間があり
お天気がとても良かったので
都筑区にある
横浜市歴史博物館に
立ち寄りました。
博物館は、1995年1月の創設
27年は経っているのです。
近くに何十年も住んでいて
初めて足を踏み入れました。
子育てや仕事に忙しく
「いつか」
が随分と経ってしまったのです。
博物館のエントランスのホールから
2階へ登ると
原始から近現代までの
6つのブースに区切られ
その時代時代の横浜の様子や
使用された生活用品など
が展示してあります。
原始、古代、中世と回りましたが
ジックリ見すぎて
遺跡の門が閉まっては

大変
3階は屋上ですが
そこから陸橋を渡った小高い丘が
弥生時代の遺跡で
「大塚・歳勝土遺跡」
(おおつか・さいかちどいせき)
です。
見逃したブースは次の機会に。
急いで遺跡へと足を運びました。
市域には、旧石器から
各時代の遺跡が
約2500ヶ所在るそうで
見学できる遺跡や史跡は
ここも含め11ヶ所
その一つです
遺跡への入り口


この入口付近の感じ
何年か前の秋に登った
奈良の甘樫の丘に似ています
晩秋の枯葉の香りがして・・・

遺跡の前には
広い緑地と広場があり
たくさんの子供たちが
遊んでいました。

この大塚遺跡は
縄文時代から
継続してあるものではなく
弥生時代中期になって
営まれたムラの跡
とのことで現在は
弥生時代中期の遺跡
として復元されています。
横浜市域から出土した
土器は
神奈川県西部から
静岡県東部にかけての土器と
非常によく似ているそうです。
そのことから
弥生時代中期に
その地域から人々が移り住んだ
と考えられています。
環濠集落(かんごうしゅうらく)への木橋
鶴見川流域には
川筋に沿って台地上に数キロおきに
集落遺跡が在るそうです。
小さな集落も含め
鶴見川流域の遺跡は
弥生時代の集落の
地域的な構成を研究するには
貴重な存在なのだそうです。
環濠(集落の回りを囲む溝)
水を湛えない空の環濠

住居跡も再現

再現された竪穴式住居


高床式倉庫

港北ニュータウン計画のため
1970から20年かけて
268ヶ所の遺跡が調査されました。
発掘が終ると
その上に1mほどの土を被せ
その上に弥生時代中期の
ムラを再現したのだそうです。
その頃だったのか
確かではありませんが
このあたりを車で通ると
濃い緑の小高い丘とススキが見えていた
と記憶しています。
ほとんど何も無かった
その場所に今では
住宅が建ち、マンションが建ち並び
大きなショッピングモールが
いくつも出来て
考えられない変身をとげました。
この大塚遺跡から80m離れた
歳勝土遺跡には
縄文中期の集落
弥生時代後期の集落と墓地
中世の火葬墓が発見されています。
(地下1mには縄文早期から弥生時代
そして中世までの複合遺跡が存在)
目に見えているのは
再現された遺跡です。
方形周溝墓が25基


溝から出土した土器が
大塚遺跡の土器と同時期でしたので
大塚遺跡に住んでいた人々の
墓地とされています。
大塚・歳勝土遺跡は
弥生時代中期の
環濠集落と方形周溝墓が
一体となって発見され
関東地方での集落の全体像が
明らかにされたことで
学術的価値の高いものとして
1986年国史跡に指定されたのです。
このような価値の高い
遺跡だったのです
もう一つ
弥生時代当時、この辺りにあった
樹木が植えられていました。
クヌギ・コナラ・カシ・ケヤキ
です。
夏にはきっと
カブトムシやクワガタが
樹液を求めて
たくさん集まるのではないでしょうか。
時折、風に乗って舞落ちる
木の葉を見ながら
改めて遠い遠い過去の
祖先の営みに思いを馳せました。
知らないとは
罪ではありませんが
おもしろい事も見逃してしまう
残念なことなのですね~
半日足らずのことでしたが
1冊の本を読むよりも
楽しめたかもしれません。
歴史博物館の読み物が
とても役に立ちました。
知らなければ残念なことが
まだまだたくさんありましたが
また次の機会に訪れた時に
いたしましょう。
和の香り
今月のお稽古は香袋です
ご訪問ありがとうございます
平安朝香道の朝倉涼香です
師走の気忙しさと共に
日ごとに、寒さも増しています。
コートやマフラーが必需品
となりました。

再来週はクリスマス
時は足早に過ぎてゆきます。

すっかり
ご無沙汰してしまいましたが
今月のお稽古は
香袋です。
現在の匂い袋です。
身近な香材を使って
作る予定でおります。
今月は
皆様クリスマスや忘年会と
お忙しい季節となります。
四週目、五週目を避けて
今月は
17日または18 日がお稽古日となります。
愉しく賑やかにおしゃべりしながら
今年最後のお稽古をいたしましょう。
お稽古日
12月17日(土)午後1時30分
12月18日(土)午後1時30分
となります。
お稽古場
東急東横線日吉駅下車徒歩3分
詳しくはお問い合わせ下さい。
※こちらからどうぞ。

お問い合わせ
※ご入会希望の場合は下記からどうぞ

平安朝香道・和の香りマイスター講座に入会する
晩秋の菊は
美しく衣替え
ご訪問ありがとうございます
平安朝香道の朝倉涼香です
寒くなりましたね
外の景色は
すっかり晩秋から初冬へ

桜の葉もすっかり散って

我が家の菊の花は

お花の先端が
紅く染まって
黄色い衣装から
衣替えの途中です。
これはポットマムと呼ばれる
西洋菊です。

この1・2週間で
霜が降りるかもしれません。
霜枯れの美しい菊が
見られるようになるのでは?
歩いていると衣替え途中の
菊のお花に出会いました。
思わず
パチリ

白から赤紫へ
変身途中でした
紫に変身するには
まだ先のことでしょう。
霜が降りると
紫の衣をまとって
平安人が愛した
霜枯れの菊や移ろい菊と呼ばれた
美しい菊になるのだと
確信できました。
我が家の菊に比べると
とても立派
我が家も菊のお手入れを
しっかりしなくては
と思うのでした。
菊の花の香りも
葉の香りも
それぞれ違って
おもしろいものです。
もう今年も
師走になったのですね~

