横浜の香り教室 平安の香りと親しむ平安朝香道 -29ページ目

横浜の香り教室 平安の香りと親しむ平安朝香道

東急電鉄日吉駅3分にある平安の香りを創り楽しむ教室です。平安時代、貴族や「源氏物語」の主人公光源氏がたしなんだ香り創りや楽しみ方をご紹介。(by平安朝香道 朝倉涼香)

蓮の花の咲く季節となりました

和の香り今月のお稽古は「荷葉」です

 

 

 

ご訪問ありがとうございます

平安朝香道の朝倉涼香です

 

 

 

中国地方、近畿地方、東海地方では

梅雨明けしたとみられるそうです。

 

 

 

鎌倉 源平池

 

 

関東も

このまま真夏になりそう晴れ

 

関東の梅雨明けは

私の記憶では

学校が夏休み入りするころ。

 

子供たちの時代も

7月20日前後だった

と記憶しています。

 

真っ青な夏空が頭上に開け

 

今日から夏休み~~

 

と両手を広げ

空に叫びたくなる

同時に今まで気付かなかった

蝉の鳴き声があちらこちらでして

夏休みになる嬉しさが

一気に押し寄せる日でした。

 

今ふり返ると

4人の子供たちの世話は

尋常では無かったはずです

 

そのことも

今では人ごとのように思えます。

 

この十数年で

草花を愛でる時間も出来ました。

 

 

 

 

季節ごとの薫物も

愉しめるようになりました。

 

それでも心に余裕が持てないことも・・・

 

6月7月と

今までにはあり得ない

様々なことが押し寄せました。

 

このような時には

自室に閉じ籠もり

一心に香作りをいたします。

 

この季節は

他の香りを押し退けて

 

  蓮の香り

 

これ以外に

どのような香りがあるでしょうか?

 

「荷葉」とは

蓮の葉のことですが

女性なら

いいえ、感性の似通った方なら

風に揺れる大きな葉と

夏空目指して

真っ直ぐに伸び、花開く

わずか4日ほどの命の

蓮の花を思うでしょう。

 

その花から漂う香りが

「荷葉」の香り

 

 

 

 

その薫香作りに

専念いたしました。

 

 

今月のお稽古は

「荷葉」となります

 

皆様と蓮の香りを

愉しみたいと思っております。

 

6月のお稽古を

一週先に延ばして頂きましたので

今月は2度お稽古がございました。

(7月1日が1回目)

 

 

今月のお稽古

7月22日(土)午後1時30分

振り替え

7月23日(日)午後1時30分

 

 

お稽古場

東急東横線日吉駅下車徒歩3分

詳しくはお問い合わせ下さい。

 

※こちらからどうぞ。

ダウン

お問い合わせ

 

 

 

今年は雨の紫陽花ではなく

紫陽花の涙

 

 

 

ご訪問ありがとうございます

平安朝香道の朝倉涼香です

 

 

 

 

線状降水帯が南から北へと

各地にかなりの被害を与えています。

被害に遭われた地域の皆様に

お見舞い申し上げます。

 

 

遅い情報となりましたが

札幌では7月5日(平年より11日早い)

紫陽花が開花したそうです。

 

北海道には梅雨がない

 

と言われていますが

梅雨に相応しいアジサイも咲きました。

 

関東では紫陽花の見頃は

過ぎていることと思います。

 

 

アジサイは毎日お水が不可欠

空梅雨ですと枯れる心配をしなければ・・・

この酷暑に水やりも億劫になります。

 

梅雨はどこへ行ってしまったのでしょう?

 

雨が降ると

紫陽花の花は生き生きとして

太陽の光がなくとも

そぼ降る雨の中で輝いて見えます。

 

特に青色の紫陽花は

雨に打たれ、静かに咲く佇まいは

梅雨の蒸し暑さを吹き飛ばし

ざわつく心をも

鎮めてくれる気がします。

 

 

今年は雨にぬれた紫陽花の画像が見つかりません

 

 

 

 

過去の画像となりました

 

 

 

 

お花のように思える萼が

裏を見せるようになると

アジサイの季節も終わりに近づきます。

 

 

 

 

 

やがて

シックに色づいて

 

 

 

 

 

同じ紫陽花とは思えませんね

 

6月もさほど雨が降らず

7月の酷暑続きで

紫陽花がとてもかわいそうな状況です。

 

連日の熱射でシックな色も

茶色く変化して。

 

大好きな雨に

数回しか逢えず・・・

 

 

このまま梅雨明け?

 

各地の紫陽花は今年は

どうなっているのでしょう?

 

 

もう一度雨に煙る

青い紫陽花をみたいものです。

 

ピンクハート「源氏合わせ」の香を

  小風呂敷に移してみました

 

 

 

梅雨とは名ばかり

 

さほど雨は降りませんが

蒸し暑い日が多いこと

 

 

6月は「源氏合わせ」でしたが

当方の都合で一週間延ばして頂き

7月になってしまいました。

 

ザァーッと

通り雨のような雨が降った

先週の土曜日

「源氏合わせ」

第十五帖「蓬生」(よもぎう)

を行ないました。

 

少し湿気を帯びた梅雨の季節

香を薫くのに

とても良い条件です。

 

 

源氏が須磨、明石に逃れ住んで

2年余り

やっと都へ戻るのですが

長い間音信が途絶えていた

末摘花(すえつむはな)の邸へ

偶然にも足を踏み入れることとなりました。

 

その邸の庭は蓬に覆われ

見る影もなく荒廃していたのです。

 

その帖が「蓬生」です。

 

それぞれ創作された薫物を

薫いて頂きました。

 

それぞれの想いが

薫物に散りばめられ

改めて個性を感じさせられました。

 

 

帰宅して

自身の薫物の香りを

小風呂敷に移してみました。

 

 

 

 

 

 

電子香炉を使ってみましが

とても上手く移すことが出来ました。

 

皆様もご自分で香りを移すことが出来ます

香道では薫染めると申します。

 

 

末摘花は

容姿には恵まれぬ女君でしたが

常陸宮家に代々伝わる

唐渡り(からわたり)の衣香(えこう)は

源氏の君を捉えることができました。

 

2年の間に少し成長した末摘花

再び再会した折には

成長と共に可愛らしさが・・・

 

 

そのような想いで

香を合わせてみましたラブラブ

 

 

母の白粉の香りにも似て

とても懐かしい香り

ウットリする香り

になったでしょうか?

 

 

 

 

 

 

様々な薫物を聞くだけでなく

自分で香を合わせ

薫物を作ることも

とても愉しいものです音符

 

 

作り手は限られていても

古の女子は

薫物に触れ合え

とても充実した日々

だったのではないでしょうか。

 

 

傘紫陽花も最終章を迎えています

 

 

 

ご訪問ありがとうございます

平安朝香道の朝倉涼香です

 

 

沖縄は梅雨明けしたそうです

横浜はほとんど曇り空ばかり

雨は降っても梅雨っぽくありません

 

雨を待っているうちに

我が家の紫陽花は

最終章を迎えています。

 

 

5月半ばに

少しずつクリーム色に色づいて

 

 

 

 

 

次第に白へと変化

 

 

 

 

 

梅雨入りには

青色が差し始め

 

 

 

 

青い紫陽花へ

 

 

 

 

今では緑を帯びて

同じ紫陽花とは思えません

 

 

目を離している間に

変身したアジサイになってしまいました

 

 

 

 

 

紫陽花の七変化ですね~キラキラ

 

これは紫陽花の花びらの

老化で起こるのだそうです。

 

水分が足りていないのかも知れません。

 

 

紫陽花には雨が似合う雨

 

雨はあと何度降るのでしょうか?

紫陽花は最終章を迎えているのですが・・・

 

 

 

ピンクハートあ~~なんてステキな香り~

  後をつけたくなる香りラブラブ

 

 

 

ご訪問ありがとうございます

平安朝香道の朝倉涼香です

 

 

 

前回は、衣に香りを移す香(衣香)

のお話しをいたしました。

その続きのお話しです。

 

 

 

 

 

衣香(えこう・いこう)の中でも

薫衣香(くのえこう)より素晴らしい

とされるのが百歩香(ひゃくぶこう)です。

 

 

 

「源氏物語」には

生まれつき芳香を持った

貴公子が登場いたします。

 

源氏の息子薫です。

実は源氏の正妻女三の宮と柏木との不義の子

薫は

生まれつき芳香を発していた

と言われます。

 

薫の母である女三の宮は

朱雀院の皇女です。

最高の位の方が父なのですから

薫物も日常から慣れ親しんで

最高の香りが

常に身近にあったのですから・・・

 

 

衣を保存するのに使われた

裛衣香(ゆうえこう・えびこう)

特に唐渡りの物は

相当な身分の方だけが

手にすることが出来るのです。

 

 

 

 

 

 

受け継がれた

母君の愛用の香が

薫に伝えられ

薫衣香(くのえこう)や

百歩香(ひゃくぶこう)は

薫きしめる香として

 

また

口臭を消したり

決まった期間服用すると

身体から芳香がするようになる

と言われる躰身香(たいしんこう)

 

現代でもサプリとして

飲んで香るローズの香りとか

グレープフルーツの香りとか

皆様ご存じのことと思います。

 

人間の考えることは

遠き昔も今も

変わらなそうです。

 

 

 

 

 

躰身香も当然のことながら

最高の薫物を受け継いだ薫

母君のお腹にいた時より

全てが香りに満ちていた。

 

そう思えるのです

 

乳母がいたとはいえ

誕生後も母君の胸に抱かれては

肌から香る香りの息づかいを感じ

移り香を子守歌ならぬ

眠りの妙薬として感じていたのでは?

 

いつもいつも

どんな時にも

ごく身近に芳香があった

と推測できるのです

 

成長してもなお

躰身香としての薫衣香を

常に使用していれば

自然に芳香が体臭として

身体から発せられても

不思議ではありません。

 

成長すれば

代々受け継いだレシピに

薫自身のアレンジを加えたり

 

周囲に羨ましがられるほど

得も言われぬ香りで

百歩のずっと先まで香って来る

と表現されるほどになったのです。

 

薫は、貴種を受け継ぐ身分

そうでなければ

この世のものとも思えぬ香りを

纏っているとは考えられないのです。

 

又とない香りを

常に纏うようになりました。

 

門外不出の秘密の香り

 

えも言われぬ香り

と周囲が感じたのも

当然なことなのです。

 

「源氏物語」に登場する

薫の香は「薫集類抄」(くんしゅうるいしょう)

に記載された

承和百歩香(じょうわのひゃくぶこう)

若しくはそれ以上の芳香へと

進化した香と思われるのです。

 

現代でも

すれ違った瞬間

  ファ~~

と香りを感じられた経験を

お持ちではないでしょうか?

 

その香りがとっても素敵な香り

だったとしたら

 

どのような方?

 

ふり返るのではないでしょうか?

最近は少なくなってしまいましたが・・・

 

私は何度かございます。

 

後をつけたくなる香り

 

「源氏物語」の中で

薫が行動すれば

どなたもそのような反応を見せたのです。

 

時代時代で

香りの好みも変化しております。

平安時代の貴公子の香り

現代でもふり返らせることができるでしょうか?

 

この薫物も皆様と創ってみましょうキラキラ

 

少々上級者の薫物ですが

皆様が創作されるのを

愉しみにしております。