横浜の香り教室 平安の香りと親しむ平安朝香道 -12ページ目

横浜の香り教室 平安の香りと親しむ平安朝香道

東急電鉄日吉駅3分にある平安の香りを創り楽しむ教室です。平安時代、貴族や「源氏物語」の主人公光源氏がたしなんだ香り創りや楽しみ方をご紹介。(by平安朝香道 朝倉涼香)

イエローハート菊の開花はまだですが、

  菊の香りを堪能いたしました

 

 

 

 

ご訪問ありがとうございます

平安朝香道の朝倉涼香です

 

 

 

 

昨日まで日中は半袖で過ごせましたが

朝晩は冷えるようになりました。

 

そう

秋なのですものね

 

三分咲きですがわが家でも

秋明菊が咲いてまいりました。

 

 

 

 

 

 

その他の菊はまだのようです。

 

今年ノコンギクが咲くことはございません。

 

 

 

 

 

過去に

「雑草を採るから」

の夫の申し出に

喜んで任せました。

 

ところが

雑草とノコンギクの区別がつかず

殆ど刈ってしまったのです。

それから

少し残っていた株から

やっと増えたばかりでした。

 

 

今回は大丈夫

夫の言葉を信じてお任せしました。

 

 

ところが、ところが

雑草を枯らす薬剤を撒いたのでした。

 

余りに雑草が繁っておりましたので

撒いてしまったようです。

 

次第にノコンギクが枯れ草に変化するのを見て

仰天いたしました。

 

折角の申し出でしたから

無下に怒るわけにもいかず

 

数年前と同じに

「ア~アッ、やっちゃったのね」

でした。

 

雑草取りは大変なこと

と思ってのことですから

それ以上はなにも申せませんでした。

 

本当は怒り心頭でした。

もう2度と生えてこないのですから・・・

 

長々と余談を申しました。

 

 

 

 

 

 

今月のお稽古には

お花屋さんで菊を求め

お稽古で皆様に

その花の香りと、葉の香りを

確認して頂きました。

 

 

課題は

「菊花」の薫物でした。

 

平安時代には、菊の花の香りを

何とか再現しようと必死に考え

香を合わせたに違いありません。

 

 

華やかさに欠ける薫物ですが

薫くと秋の情景が目に見えて

お教室中が秋の様子で

満たされておりました。

 

なるほどなるほど

と思う薫物でした。

 

 

残念ながら

「源氏物語」には

「菊花」の薫物は

登場いたしません。

 

 

地味な薫物とも言える

「菊花」や「落葉」は

紫式部も登場を控えさせたようです。

 

 

今回の「菊花」は

とても落ち着き

心休まる香りだったのでは?

 

歩いていても

どこからか仄かに香っておりました。

 

衣類や持ち物に香りが移った

「移り香」を改めて確認し

とても愉しい気分で帰宅いたしました。

 

 

イエローハーツなんと今年は

  銀木犀が2度咲き

 

 

 

 

ご訪問ありがとうございます

平安朝香道の朝倉涼香です

 

 

 

日曜日は真夏

今日は冬?

 

 

例年はひそかに咲いて

散っていく銀木犀

 

今年は違っていました。

 

 

最初に気付いたのは

金木犀が今年は咲かないかも

と心配していた10月10日ごろ

 

銀木犀は?

と見に行ったところ

既に咲いていました。

ほんの少し咲いていると思い

写真は撮りませんでした。

 

 

これは2度目下差し

 

 

 

 

忘れているころ

玄関先を通ると

微かに甘い香りが・・・

 

見上げると

白く輝やくギンモクセイが再び

ひそやかに花開いていました。

 

ギンモクセイの香りに気付いたのが

10月16日

 

毎年はっきりと気付く香り

ではないので

散りそうになってやっと

 

咲いてたのね

 

と気付くのです。

 

今年は、2度目にはっきりと

銀木犀の香りを感じました。

 

 

ところが

よ~く観察すると

 

 

 

 

 

木のあちらこちらに

咲いて茶色く変色した

銀もくせいの花がらがたくさん

しっかりと枝に残っているのでした。

(紅丸の中や木の奥に見えます)

 

 

2度咲いたのでした。

 

 

銀モクセイも2度咲くのですね~

 

今年金モクセイは

2度咲くでしょうか?

 

わが家の金木犀

そろそろ散り始めています。

イエローハート今年も

  懐かしい香りがしてきました

 

 

 

 

ご訪問ありがとうございます

平安朝香道の朝倉涼香です

 

 

 

暦の上では秋なのに

10月に入っても

夏のような暑い日があります。

 

それでも夕方から夜には

秋を感じる冷気が流れて

ホッと一息つく時間が持てます。

 

 

月を眺めていると

ファ~~ と

とても麗しい芳香が漂いました。

 

この香りはイエローハーツイエローハーツ

 

とても懐かしい

金木犀の香り

 

 

 

 

朝の金木犀

2、3分咲きです。

満開にはもう少しです。

 

 

1年に1度出逢える

胸に迫る香り

 

 

この香りは

15年前に逝ってしまった

ニャン子を思い出すから

胸に迫る香りであり

再び出逢える香り

なのです。

 

その頃咲いていたキンモクセイ

その香りが漂うと

哀しみと供に

私を慰めてくれたその香りは

懐かしさと愛おしさで

胸いっぱいとなるのです。

 

 

やっと咲いてくれました

 

 

 

 

今年はお月さまと金木犀の香りが

ベストマッチでしたよ。

 

姿は暗闇で見えなかったのですが

秋の夜にしばらく佇んでしまいました。

 

秋ですね~

 

少し足りないのは

秋の冷気

もっと肌で感じたいところです。

 

2度咲きはないと思いますが・・・

 

皆様の周りでも

金木犀の香りが

漂っていることと思います。

 

金木犀の香りがすると

何を思い出されますか?

 

 

ピンクハート和の香り平安朝香道

  十月のお稽古

 

 

 

ご訪問ありがとうございます

平安朝香道の朝倉涼香です

 

 

 

日中はまだ半袖で大丈夫

でも朝晩は

やはり秋を感じるようになりました。

 

 

今夜は十三夜

夜空を見上げると

月がとても綺麗に輝いております

久しぶりに心洗われる思い。

 

十五夜の満月ではありませんが

まん丸からは少し欠けた

とても美しい月です。

 

欠けた月を愛でるのは

日本人特有の感覚なのだとか。

 

 

夏の異常な暑さで

庭の草木はすっかり

元気を無くしております。

 

夜空を見ていると

今月の終わりには

荒れた庭にも

菊の花が咲き始めるのでは

と思われますが・・・

 

どうでしょう?

 

菊の花開く頃に

今月は

「菊花」のお稽古となります。

 

 

 

 

 

 

「重陽の節句(ちょうようのせっく)」は

先月の九月九日でした。

 

旧暦では令和六年の

先週の十月十一日

十月も半ばごろでしたが

まだ菊の花は咲いておりません。

 

 

重陽の節句は

中国から伝わった

五節句の一つです。

 

菊には邪気を払う霊力があり

菊の花を愛で

菊の花を浸したお酒を飲むと

邪気を払い、長寿になる

とされてきました。

 

 

 

 

日本では、五節句のうち

最も忘れられたお節句です。

 

その菊の香りを写した薫物

それが

「菊花」なのです。

 

菊の花の香りに似せて

薫物を作ったわけですが

香りを似せて作るのは

とても難しいことです。

 

健康や長寿を願って

心を込めて創作されたに

違いありません。

 

 

平安の貴族が作った菊の香り

どのような香りなのか

お稽古で聞いてみましょう。

 

 

十月のお稽古は

 

10月26日(土)午後1時30分

10月27日(日)午後1時30分振り替

となります。

 

 

お稽古場(教室)は

慶応大学日吉校がある東急線日吉駅から

徒歩約3分のところにあり

お申し込みの際は場所をご案内します。

その他ご質問などもこちらよりどうぞ。

 

 

※こちらからどうぞ

ダウン

お問い合わせ

 

 

 

イエローハート見つけました!

  金木犀の蕾

 

 

 

ご訪問ありがとうございます

平安朝香道の朝倉涼香です

 

 

 

ここ数日

冷たい雨が身に沁みます

一昨日は

寒がりなわが家のニャン子のため

今年初めてストーブをスイッチ オン

 

スイッチ オンで早速

ニャン子は目を輝かせ

ストーブの前に陣取りました。

 

 

寒い雨の中

昨日は金木犀に近づき

目を凝らして

枝の一本一本を観察

 

 

 

 

 

一昨日は発見できなかった

小さな緑の突起を発見キラキラ

 

 

 

 

 

金木犀の花の蕾イエローハーツ

に違いありません。

 

 

 

 

 

間違いありません

金木犀の花の蕾黄色い花

 

明後日、明々後日

花開くのではないでしょうか

 

 

雨が上がり

    少し待てば

あの懐かしい香りに逢える

 

心配しましたが

暑い暑い夏を超えて

今年も逢えそうです。

 

 

金木犀便りを

ちらほら耳にしますので

わが家も便りを出したいと

首を長~くして待っています。

 

今年も咲いてくれそう

ホッと胸をなでおろしています。