和の香り平安朝香道
一月のお稽古
ご訪問ありがとうございます
平安朝香道の朝倉涼香です
お正月気分も抜けて
寒さが増して参りました
寒さにも負けず
いつの間にか水仙が花開いて
寒々とした景色に
春の兆しを運んでくれています。
次は沈丁花が咲きそうです。
ぐずくずしていると
梅の花も
ほころび始めるのではないでしょうか
今月のお稽古日には
どこかで梅便りが聞かれそう
今月のお稽古は
「梅花(ばいか)」となります。
1月2月には
どうしても「梅花」を聞きたくなります
ところで
「梅花」とは?
平安時代には、数種類の香料を使って
練り合わせ丸薬のように丸めた物を
薫物と呼び
ルームフレグランスと同じような目的で
薫物を薫き
パフュームやトワレのように
衣装や紙、扇などに香りを移しておりました。
薫物は
現在の「練香」と同じです。
代表的な薫物(たきもの)の一つが
「梅花」です。
「薫物」には
「六種の薫物」(むくさのたきもの)
と呼ばれる
季節になぞらえた
六つの薫物がございます。
「六種の薫物」(むくさのたきもの)
とは
「梅花」(ばいか)は春
「荷葉」(かよう)は夏
「菊花」(きっか)は秋
「落葉」(らくよう)は晩秋または冬
「侍従」(じじゅう)は儀式や行事または秋
「黒方」(くろぼう)は儀式や行事または冬
平安朝香道では六種の薫物を
上記のように分けております。
今月は春の薫物となる
「梅花」を聞くお稽古です。
前もって薫物をお作り頂き
お稽古の日にご持参頂いて
皆様で薫いて頂きます。
今回の「梅花」は
白梅?
それとも
紅梅?
さてどちらでしょうか?
「梅花」を薫いて
皆様と味わう時間を
とても愉しみにしております。
興味のある方は
下記よりどうぞ
お稽古場(教室)は
慶応大学日吉校がある東急線日吉駅から
徒歩約3分のところにあり
お申し込みの際は場所をご案内します。
その他ご質問などもこちらよりどうぞ。
※こちらからどうぞ