「亀戸天神」で「梅見」
梅の香りに癒されて
ご訪問ありがとうございます
平安朝香道の朝倉涼香です
今日は休日でお天気も
良好でしたから
梅見に出かけられた方も
いらっしゃるのではないでしょうか
昨日
平安朝香道の友人と
梅見に行ってまいりました。
今回は
熱海や小田原ではなく
都内での梅見です。
昨日は今日同様
とても冷たい風が吹いておりましたが
陽射しを強く感じました。
鳥居横の紅梅は
まだ蕾
アッ
鳥居のずっと向こうに
スカイツリーが・・・
もう一本の白梅は
七、八分咲き
鳥居の入り口に立つと
ほんのりとした梅の花の香りが・・・
太鼓橋を登ると
スカイツリーと藤棚が見えます。
初夏には紫色に埋めつくされた
素晴らしい景観が望めることでしょう。
満開の梅の木もあれば
八部咲き、五分咲き、三分咲き
蕾だけの木もあると思えば
散ってしまった木も・・・
ここ亀戸天神社は
学問の神様として知られる
菅原道真公を祀っています
受験生にとっては頼みの神様ですものね~。
絵馬が幾重にも
ビッシリと掛けられておりました。
受験シーズンの
ピークは過ぎましたが。
亀戸天神は
九州の太宰府天満宮にならって
1662年造られました。
四代将軍徳川家綱の時代です。
東の宰府として「東宰府天満宮」
あるいは「亀戸宰府天満宮」と称されておりましたが
明治6年に東京府社となってより亀戸神社と号し
昭和11年に現在の亀戸天神社と正称いたしました。
(「亀戸天神社」ホームページより)
境内には道真公を慕って飛んできたと言われる
「飛梅」の実生を祀った「紅梅殿」
道真公が5歳で詠んだと言われる
紅梅の和歌を刻んだ「五歳菅公像」
がありました。
梅の木は約300本あるそうです
これが満開になったなら
それこそ宴を開きたくなることでしょう。
梅の香りよりも
はっきりとした香りが
風に乗って漂って来ました。
蝋梅です
鮮やかな黄色と
目の覚めるような香りを放って
手招きしているようです。
近くに寄りたくなるロウバイの花
まだ咲いていたのですね
穴の中に梅の花が・・・
塀の穴が
梅の花のかたちに抜かれて
大きくなった椿が穴から顔を出して
池の中の鳥たち、疲れてお昼寝のようです
ムムッ
ひょっとして人面魚
あれだけ騒がれた人面魚
今はどこでどうしているのでしょう?
白加賀が満開だからなのでしょうか
この梅の花はとても良い香りがします。
どの梅の花も
香りの特徴は似ておりますが
清々しく涼しい香りと
私には懐かしいおソースの香り
がいたしました。
300本梅の木が植えられているとのこと
同じ梅の木が何本もあるとは思いますが
この香りを嗅ぎ分けるのは至難の業
白梅と紅梅
微かに香りの違いはあっても
元になる香りの特徴は
同じように感じました。
最後に
「おもいのまま」と命名された
梅の花です
話題の梅の花は
まだ
2分咲きほどでした
梅の香りを堪能した一日でした。