星に願いを | 横浜の香り教室 平安の香りと親しむ平安朝香道

横浜の香り教室 平安の香りと親しむ平安朝香道

東急電鉄日吉駅3分にある平安の香りを創り楽しむ教室です。平安時代、貴族や「源氏物語」の主人公光源氏がたしなんだ香り創りや楽しみ方をご紹介。(by平安朝香道 朝倉涼香)

星星に願いをキラキラ

 

 

 

ご訪問ありがとうございます

平安朝香道の朝倉涼香です

 

 

 

今日は七夕

 

 

7月7日はなぜか

雨の日が多いような気がします

 

今日はとても良いお天気

ここからお星さまは見えませんが

お月さまが雲に見え隠れして

とても明るい夜です。お月様

織り姫と彦星

今年は逢えましたね。

ハート

良かった。

 

 

 

 

 

 

 

今の七夕の行事は

中国から伝わった

乞巧奠(きこうでん・きっこうでん)

に由来します。

 

牽牛(けんぎゅう)・織女(しょくじょ)の二星が

天の川を渡って1年1度の逢瀬(おうせ)を楽しむ

 

という伝説が中国から伝わり

 

わが国の棚機(たなばた)姫の信仰と結合して

女子が機織やお裁縫などの

手芸が上達することを願う行事となりました。

 

 

中国の乞巧奠(きこうでん・きっこうでん)は

旧暦の7月7日に

庭に設えた祭壇に針などの道具を供え

織物や裁縫の上達を願って

星に祈ります。

 

 

奈良時代に日本に伝わり

平安時代には、宮中をはじめ

貴族の家でも行われました。

 

宮中では清涼殿の庭に机を置き

灯明を立てて供物を供え

終夜香を焚き、二星が逢えることを

祈ったと言います。

 

貴族の邸(やしき)では

二星が逢えるようにとの願いと

裁縫や詩歌、染織など

技芸が巧みになるようにとの願いを

梶(かじ)の葉に書きとどめました。

 

現在の七夕のように

短冊に願い事を書いて

笹の葉に吊すようになったのは

江戸時代からだそうです。

 

今年の願い事は

 

 

コロナの終息

戦争の終決

 

 

なのではないでしょうか?

私も今日は香を薫いて

 

 

コロナの終と

戦争の終決

 

私事は

薫物の上達を祈ってみました。

 

 

改めて夜空を眺め

静かな天空に

お休みなさい星空